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信じる力みたいなもの「CUE」(村上かつら)3
2007/12/17 [Mon]12:55
なぜか2巻、1巻の順で読んでしまった、演劇漫画の3巻目を古書店から発掘。変な巡り合わせの作品になった。

演劇を小劇場で続けるにはただでさえ経済的な困難がつきまとうのに、作中の人物はクリエイターとしての器用さに欠けたり、生活にすら困窮する有様だったりして、どうにもハンデがでかすぎる。とはいえ仕送りで悠々ととか、理解ある金持ちが現れて「君たちには才能がある!」ってんでもシラケそうだが。

結局、少年の演劇的な行為が集められた観客に伝わったかどうかは不明。あなたを彼らは見ていたはずだ、という「信じる力」が最後にも出てくる。信じ合うというか、信じ合っていると信じる力というか。
この妄信的なまでの共有感覚は非常に小劇場的だなと思う。最後に集まった観客は小劇場へのアンテナ(微笑)が高い、もしくは高いと自負している人たちなので、意味がわからないならそれはそれで、「奇妙な体験をした」という満足を得られたと思う。それで十分。

しかし、伊藤可奈の演劇力はある程度あると示されてはいたものの、了三の脚本は実際のトコロどうだったのよとか、竹田の潜在的な演劇力はどんなもんだったかとか、わからないまま、あえて言えばハッタリのまま終わってしまった。残念。

1回くらい、まともな公演を打たせてあげたらよかったのにな。コウ、了三、伊藤、竹田、団団座スタッフ、シアター夢。ぜんぶが揃ったところで、どんなものが作れたのか。そこを伏せたままにしているのはちょっとずるい。結果を出さずにみんな才気あふれてそうに見えるものなぁ…。

題材がややこしかったのかもしれない。演劇(を本気で)やるだけで大変なんだから、外的な要因が盛りだくさんだとねぇ。

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演じるは信じる「CUE」1
2007/08/16 [Thu]11:24
2巻を先に読んでしまった演劇漫画。幸運にも古書店で1巻を発見。3巻とも会えるだろ、そのうち。

ハンドボール、進学、結婚、役者、引きこもりからの脱却など、欠落した面々が集まってしまう演劇界隈。2巻で堰を切る感情の波が仕込まれてたんだなぁ。

演劇やりたくてしょうがない人よりも、演劇なんて恥ずかしい、できないと思ってる竹田のほうが“CUE”を入れる才能があるという残酷さ。半井もチャラさに罪はないのに犠牲になる感じか……。ま、演劇やってる人たちの気分や行動なんて真顔でアテにしちゃいけませんな。

運動部出身だからボールに対する感覚が優れていて、ソコからCUEに目覚めるわけだが、なるほど演技は体でするものだ。運動部の経験が生きないわけがない。
良い役者って細かい演技とか感情の高め方じゃなくて、最終的には身体をコントロールできるかどうかにかかっている。背の高さ、声の豊かさ、自分の感覚をも騙す身体能力。2巻ではあいまいだった「演劇漫画としての本格さ」があって、自分のミスに反省。

やっぱり作者、小劇場経験者なのでは。それか、関係者が身近にいるとか。

さて、3巻は見つかるかな。

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舞台上より劇的な「CUE」2
2007/08/09 [Thu]09:53
古書店で100円だったのを発掘。帯には「本格演劇漫画の幕開け(ダ・ヴィンチより)」とある。演劇だけに幕開けとはベタだなー。
とか思いつつ、恥ずかしながら10年前に小劇場をかじってた人間として楽しんでみようと思った次第。

新進気鋭俳優と演劇世界に目覚めつつある中学生をガタついた両輪とし、三角関係とかスランプとかの凸凹道を走る。

正直なところ絵がこなれているとは思えず、舞台で後方から照明を当てられている女優がくっきり見える(影になって逆に真っ黒になるから、浮き上がらせるなら照明は逆だ)とか、妙に気になる。
人物たちが重いドラマをしょっていて、俳優はスランプ、ヒロインは出戻り、少年はケガ、少女は借金家庭などなどてんこ盛り。一人語りも多めで、いきなりナニを言い出すのかと思うことも。
題材が演劇、小劇場だけに、漫画全体もそういう構成・雰囲気でいくのかな、と思った。2~3個の場面と視界を並行させて情報量・語り多めの小劇場ってあるしなとか。

うーんこれは凝りすぎかも。2巻はどうするかなと、読み終えて気づいたのだが、コレ、2巻じゃないか。1巻だと思って読んでた。どうりで人物の情報が少なくてドラマ的な背景が始まっちゃってるし、岩本向のスゴさも語られてないはずだ。

いや、これは失礼なことを。しかし、面出しで棚に置かれてて、帯で表紙の「2」は隠れてて「幕開け」って書いてあるんだぜ。間違えても無理はない……自分がわるうございました。


でも(まだ言うか)、そのおかげで2巻からの唐突に動き出し済みの世界を「小劇場のスピード感」として読めたのは貴重だったかも。構成として巧みじゃない(わざと考えさせる)ところが演劇っぽい!とか。逆に1巻を読むべきではないような気がしてきたが、それは無礼の上塗りだな。さっさと探せ。


ともあれ。
仕込みのドタバタとか、暗幕をくぐった際の「もわっ」とか、「携帯電話はお切りください」を進行担当が出てきて言ってるとか、観客を巻き込む仕掛けとか、冒頭に映像を使うとか。
100人規模の劇場で、ゴールデンウィークに7日間11~12回公演ってのも、そこそこの劇団っぽくてリアル。完売してるってのはたいしたものなんだけど、食えてないっぽいところも。

細部の小劇場的描写は知ってる人にしか描けないもので、こだわりに拍手。雰囲気を思い出した。

ああ、なんでしょうね、この勘違いが呼んだ奇妙な読後感は。

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