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死に体の素材が自らの手の中で「ヒストリエ」(岩明均)6
2010/06/06 [Sun]09:35
アレクサンドロスの少年期がメイン。
カリスマ性があり、剛胆で、運命的なものにも導かれる。まさに王。

一方でエウメネスは、知恵を生かして馬術や玩具、兵器開発の現場で活躍していきそう。
安定している。

面白い。面白いのだが、この漫画というかこの巻の面白さは説明しにくい。
盛り上がりといえばパルパトロスのところだ。
そこは確かにドラマチックだが、「静かな演劇」のようでもある。

うまいことやってるエウメネスに感情移入できるのは、技術の面白さや価値に基づいた文明寄りの視点なんだけど、
それを超越した「素材としての凄み」がアレクサンドロスにはある。
このペアは確かに面白くなりそうだ。
だけど、この巻だけ読んでみると緩急もなにもないのであった。
連載が安定しているからか……。余裕がある。
きっと、あとで通しで読んだら気にならないんだろう。


どうせ静かに進むんなら、とウンチク漫画にならないところも憎い(笑)。
将棋の起源は、もっと読みたいんだけど、そういう漫画じゃないよってことで。


ヒストリエ(6) (アフタヌーンKC)ヒストリエ(6) (アフタヌーンKC)
(2010/05/21)
岩明 均

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たくさんの書物があれば「ヒストリエ」(岩明均)5
2009/02/25 [Wed]09:33
新刊も読んでますよ、といってもコレも歴史漫画。
表紙も中身も主役はフィリッポス王だ。

カルディアで思いを吹っ切り、運命の男、アレクサンドロスと出会う。ええと、オビには「その生涯を変える男との邂逅!!」とあって、そりゃアレクサンドロスのはずなんだが、最後の最後でちょっと顔合わせするだけ。
彼はオッドアイだし、アレクサンドロスのはずだ。
でも奇妙なのは母であるはずのオリュンピアスをおばさん呼ばわりしている風なんだよな。このときに顔を出さずに「ヘビ」だけ示しておいて、最後にチョイと。なんて上品な演出なんだ。平田オリザか。

この漫画、推理小説のように視点やカメラを使って謎をはさんでくるんだよなー。
冷めているってのは前にも思ったけど、作者がカメラマンとして静かに演出している。

この冷めた感じは、全体の人物像にもあるんだよな。キャラを問わず、ひどい状況でも凄惨な光景でも、「あーあー」ってな驚きを見せつつも受け入れる。


紀元前から派閥とかあって、ヤレヤレな感じもしつつ、ええと、この分でいくと東征はまだまだ先だ。
安彦良和の「アレクサンドロス」漫画でも読んで、関連知識を得ておくか。(まだ宿題漫画が増えるなぁ)

ヒストリエ vol.5 (5) (アフタヌーンKC)ヒストリエ vol.5 (5) (アフタヌーンKC)
(2009/02/23)
岩明 均

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初陣を経て初巻につながる「ヒストリエ」4
2007/07/26 [Thu]10:39
太もものまぶしい表紙。ポニーテール。コレ見て「一巻に出てきた女性だ!」と思い出せる人は良い読者。自分は、えーと、新キャラだと思ってしまいました。だって一巻が出たの03年だよー。

あまりに久しぶりなので1巻から読み返してみる。挫折の要因となったスキタイ人の血を逆転させて成長し、故郷に戻る。序章としてエウメネスって何者ですかパートがまとまった、ところか。第二の故郷になりかかってた村を追われる際、村人を守るようにスキタイ流を披露。自己犠牲で村人を守るんだけど、半分は本音っぽいな。回りがバカに見えてしょうがないってのは。カッコいい。
濃厚なドラマ、半生記なのにコミックス4巻で収まっているのが、読んでいて不思議。10巻くらいの物語のようだ。
4巻まで読んで一巻をまた読むと記憶がまたバシッとつながる。気持ちいい。

エウメネスのすごさは、スキタイうんぬんじゃなくて普通に頭が良いし、本も読んでて洞察力が優れているんだろう。と、思いたい。
でもギリシア人のコテコテ軍人、平和ボケした村人とか、結構、民族や生活習慣でキャラが形成されてるっぽい世界ではある。世界はいまほど均質ではありませんでしたよねそりゃ。

ヒストリエ vol.4 (4) (アフタヌーンKC)ヒストリエ vol.4 (4) (アフタヌーンKC)
(2007/07/23)
岩明 均

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くっきりした人格の「ヒストリエ」時代
2004/10/29 [Fri]00:30
アフタヌーンで立ち読みしたりしなかったりの「ヒストリエ」を、1・2巻まとめて購入。

帯に「デビュー前から暖めていた」とあるが、確かに、売れる前の作家が「これを描きたい」と言っても企画が通らないかもしれない。アフタヌーンでも。それとも、描ききるだけの自信や資料がそろった、ということだったりするのかな。

「寄生獣」、「七夕の国」、短編を(全部かどうか自信がないけど)読んでいるけど、共通するのは白けたような、削ぎ落とされたような人間描写だ。その場の目的が明々白々の。
それは古代ギリシャでも同じで、スキタイ民族についての説明や、奴隷制度に対する考え方といった作品特有の描写はもちろん、主人公からその家族、友人、通りすがり、重要っぽい脇役まで、ありありと「こいつはこんなことを考えてる人です」「この人は今、こんな感情に支配されています」という、漫画的な強調は控えめ。ポーカーフェイスの末に感情を爆発させる演出も見られるが、キャラのベースラインが非常に地味に設定されているのは作風なんだろうか。

憤る兵士にエウメネスが話しかけて笑い話で和ませるというシーンがあるが、ここではカメラは止まったままスタスタと歩いていって、談笑し、戻ってきて説明という遠回しな段取り演出になっている。キャラの性格を出そう出そうという演出でなく、静かに見せて「やるなぁ」と思わせるのは、シーンとして白けているけど心に残る。ヘタに笑いを取るよりも「取った」結果だけ見せて、それが自然にはまるムードが漂ってる。
このムードができてる時点で作者の手の中。史実や資料なんかよりもこの作風に転がされる。

絵だけで見ても理科のスケッチのようで、線はビッチリ描くけど影や効果線は多用しない。描いてある物、人、事実で伝えようとする。行間が多いとでもいえばいいんだろうか。

で、こういう空隙感のあるシーン作りって、非日常を生っぽく描くのに適している。演出を落としていくことでリアリティは増し、絵の情報は迫真になる。簡単にいうと「作者、演出してるなー」という気がしなくなる。

というわけで先が読みたいのはやまやまだが、これ、終わるの?

ヒストリエ 1 (1) ヒストリエ 1 (1)
岩明 均 (2004/10/22)
講談社
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