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読んだ漫画単行本をひたすら記録。読んだ端から。
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自由業。07/03/23以前のものはストックからのもの。
全記録にするためのフォーマット作成を思案中。
カテゴリを作者名にしてみたらなんだか冗長なことに。

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知ってるそれはきみの肌「大金星」(黒田硫黄)
2008/09/29 [Mon]15:08
短編集。「ユリイカ」の黒田硫黄特集号掲載作品まで載ってる。

「居酒屋武装条例」のエアギター&アカペラの。
「ぶどうの丘」の、大コマ使ってる割には枯れてる風景。
「ミシ」のゴミすて。

「アンヘル」のボトル受け取りなんかはすげーかっこいーんだけど、いかにも漫画ですよーという気なしにひょんと出されるシーンが良いな。
「唄を忘れたらおわりだ」とか、人物たちはみな粋だけど、女性は童顔でだらしなかったりする。
こだわりと立ち位置がある、ちがうな、自分を大きく見せようとしたり(ギャグではありうるが)、他者を否定したり、そういう空気がない。優しくて個性的な世界。
ただ「自分のルールがない奴は何やっても駄目なんだ」けど。

自己完結しがちな性分の人(俺だ俺)には、憧れの異世界だ。
自分は平凡でも、ふいに周囲で面白いことが起きて、参加できる。
何かが起きてほしいと願っているものよね、平凡な人間だから。かわいくてだらしなくて奔放な女子に翻弄されたいよね。

そこを狙って描いてるのか、本人の「こうなれば面白かろう」そのままなのか、そこはわからないしわかってもしょうがないんだけど、作者と読者の夢想に回路が通じてるのは間違いないぜ。
女性が読んだら、男ってかわいいと思える漫画かもしれない。


復刊も含めて月刊ペースで単行本が出るそうな。「天狗党」も「茄子」も持ってるから、09年3月の「あたらしい朝」2巻までは、手が出ないと思う。
去年だったか音としか、「天狗党」は古書店を巡って集めたのだよな。入手しにくくなりがちだけど、復刊も結局、品薄から重版されずに放置されたりして。

大金星 (アフタヌーンKC)大金星 (アフタヌーンKC)
(2008/09/22)
黒田 硫黄

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フルーツ缶をやる「あたらしい朝」(黒田硫黄)1
2008/08/28 [Thu]19:38
待望の新作、第一巻。寡作なうえに体調が悪いそうな。

ドイツの若者がブラブラしてて、大金と戦争を前にウロウロする漫画。
主人公は賢しくて小器用っぽいエリックと、純粋なゆえにバカなミッケル。んで女の子。
ミッケルが軸なので、漫画全体があっかるいのだ。絵は相変わらず黒いが、明るいんだよ。
まったくバカ万歳だ。エリックか女の子が主役だったらさ、普通の冒険漫画になってたぜ、きっと。

ミッケルは大金を手にしてもなにをするでもない。野望がない。
家を買おうとか、女の子と幸せになろうとか、そのくらい。
苦しいことがあると「俺実は金持ちなんだ」という、自分の努力でもないことを自慢したりして、なんとも小さな男。そこがいい。自然で面白い。漫画的ではないというか。
エリックと再会しても「すげえ分捕ったぜ」だもの。金持ちなんだから兵役での活躍は気にしてないはずなのに、そこで戦果アピール。どっちやねん。

大金と小さな個人のギャップが丁寧にねっとり出ている。じわじわ来るのよね、こういうの。

しかし、船の爆発に巻き込まれてフルーツ缶でねぎらわれてはかなわんなー。
一缶食っていいってのは、ごちそうだろうけども。こういうところにも、勝ちまくってる戦争(大局)の勢いと、現場(個人)のみみっちさが出てて、面白いなぁ。

さて、金を失ったかもしれないし、船も燃えてしまったミッケルはどうなるのか。
なんもないまま日本に着いてしまって、自分探しの始まり始まり。

船や制服、当時の世相なんかは資料に基づいたリアル描写だろうけど、なんだか今どきの若者らしい。

あたらしい朝 1 (1) (アフタヌーンKC)あたらしい朝 1 (1) (アフタヌーンKC)
(2008/08/22)
黒田 硫黄

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もたれあってイチャイチャ「茄子」1~3
2007/07/10 [Tue]11:07
「大日本天狗党~」を読んで、ふいに押し入れから引っ張り出す。そうだそうだ。映画化された際に買ったんだっけか。それがもう4年前だとは。

田舎で茄子栽培する元教授の“おっさん”をメインに、生活苦を料理と愛嬌で乗り切る女子高生とか、悩めるサイクルレーサー(っていうの?)とか、若隠居を目指すぼんやり青年とか。

最初のイチャイチャカップルの少年に投げる
「たかがメンドクサイにえらそうにゴタク並べんな」
ってーのがスカーンと抜けるヒットで、この当たりですでに試合が決まりましたねーという解説が聞こえてくる。
(なんで野球?)
でも1巻でみると、最後のキャッチボールエピソードは働かない20歳男女をさわやかにフォロー。
なんだろ、この温度差。
描き方が…か? 年齢か。20歳前後のフラフラと13歳のゴタクじゃなぁ。人生で考えるのは理屈じゃないものな。かっこわるくても良い場合と良くない場合。
そこの感覚を共有しましょう、と訴えてくる。密かに読者を選んでる?


登場人物のほとんどが品がある。だから、読んでいて気持ちいい。いたずらに熱かったり浮き沈みしたりせんでも、生活描写とモノローグで十分に人間を感じられるのだな。
だからチケットの高い舞台を見に行ったような(数回しかないけど)満足感がある。役者も台本もいいなぁ、あのシーンがあのセリフが、あそこの装置や小道具もさ~……と語り合いながら駅まで歩きたくなる感じ。


あと、女子キャラ。賢くて行動力のある女子、女性は作者の理想だろな。色気があるよな、黒田世界の女性は。
こういう女子と話したい、関わりたいと思わせるあたり、文系男子向けの漫画ですわね。はははは。
でもひょっとして女子からは反発をくらうのかしら、こういう天然で男に混じれる賢げな女子たちって。

茄子 (1) 茄子 (1)
黒田 硫黄 (2001/07)
講談社
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三界に家なく自在に飛行するもの「大日本天狗党絵詞」
2007/07/03 [Tue]18:13
古書店を巡り巡って、ようやく揃った天狗党全4巻。1,2巻をまとめて見つけて、4巻を確保して、3巻を見つけるまで一月空いた。おかげでどんな話だったか忘れかけていた。(自分のせい)

よくある「自分探し」「自由と国家」なんてのが軸かと思いきや、その両方についての欲望がからんだり、ひょっこり社会性が顔を出したり。新しい自由を標榜してヒトの上に立ちたい矛盾がなぁ。大がかりで奇妙な事件なんだけど、どこかコントのような、ほんわかした世界。世の中に訴えたい、世界をどうかしたいなんてのは結構かわいい欲望で、自己の利益や他社への憎しみが前面に出てない(破壊の行き過ぎでヒヤッとするけども)から、どことなく安心感を持つんだろうか。

野望じゃなくて欲望なんだよねぇ。
そのスケールの小ささ、テロはすれども政治結社として訴える、手法の丁寧さ。ジェントルだよな天狗は。
破壊しまくっておいて未来があるし、作者がジェントルなんだろう。きっと。


いろいろ、分析とか批評がされてそーなので、ちょっと調べてみよう。


そうだ。都庁は壊したくなるデザインだよな。うむ。庁舎を抜け出すようにZ氏が立ち上がるシーンは震える。一瞬だけ、特撮映画でも見たいなとかふいに。

大日本天狗党絵詞(エコトバ) 3 (3) 大日本天狗党絵詞(エコトバ) 3 (3)
黒田 硫黄 (1997/04)
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この娘ノリノリである「セクシーボイスアンドロボ」1-2
2007/05/14 [Mon]18:00
ドラマを見て記憶が刺激されたので、本棚から引っ張り出して再読。2巻で「To be continued」だけど続きは出てないよな。中断してるのか。
読み返してみるとドラマはうまいことエピソードを使ってるなと思った。漫画そのまんまでもなく、変えすぎでもない。

漫画は退屈少女が特技を活かしてスパイ仕事に熱中。ドラマは退屈と特技は同じだが、面倒な事態は基本的にいやがる少女。真逆だけど、ドラマで普通っぽい子が主演だったらいきなり冒険志望は厳しいか。
ドラマではセクシーボイスというコードネームがいまいち浮かんできてない。これはニコがスパイ業に興味(「宇宙で私だけ!?」の快感)をもった際に、退屈少女の変身として出てくるんだろーかなと。

漫画を読み返してて、2巻の青空美容室話で、外のシーンから「なんか食べに」「つきあってるの?仕切るから」会話からいつの間にかスパゲティをすすっていた。お。これはあれか、会話しながら歩いていて背景だけがぐるぐるっと動いて次のシーンに移るという、映像みたいな省略か。さすが一橋大の映研出身(じゃなかったっけ)。なんて。気づいてないけどそうやって読み手をさりげなく誘導してる箇所はもっとあるんだろうな。

とにかく繊細だよな線がごついのに。迫力がとか動きがとかじゃなくて、細かいとこまで手を伸ばしてる感。コマの端まで作者の意思で塗ってあるぜこれはと。
とりあえず読み返してまた面白かったので、もう何年かしたら続きなり読み返しなりで楽しめそうだ。名作かくあるべし。


しかし絵がごっついのに細かいので、コミックスサイズでも窮屈に読める。作者、雑誌サイズかちょっと大きい気分で描いてるんじゃないか。これ、文庫になっても読めないよきっと。


そうだそうだ。ドラマのニコは足太めで丸顔の凡な感じがおじさんにはたまらんね。かわいいねームフー。汚れなく優しいしな心根が。

セクシーボイスアンドロボ1 セクシーボイスアンドロボ1
黒田 硫黄 (2001/11/30)
小学館
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