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読んだ漫画単行本をひたすら記録。読んだ端から。
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病気だってことだろ!?「ヒメアノ~ル」(古谷実)2
2009/02/12 [Thu]10:20
シガテラ、わにとかげぎす、に続いて順調にルナティック。
衝動があるんだからしょうがないなんて身も蓋もない病人も含めて、みんな生きている。

わかりやすく安藤さんと森田が対照になっていて、どっちも性的な欲求を含めた衝動に基づいて行動し、狂気をはらむんだけど、安藤さんは泣いたり怒ったり仕事したり出かけたりして見事に発散してしまう。
チェーンソーとか言ってた人とは思えない誠実さをすぐに見せて、逆に怖いぞ。ははは。

刺青マッチョに襲いかかれないくらいだから、チェーンソーのくだりも口だけ番長なんだろうけどさ。
結果論だけども、社会に接してると個人の狂気は浄化されていくのかも。なんつーか海に毒薬を溶かすような。消えてはないけど無効にはなる。


森田の暴走は期待以上でも以下でもなく、パターンでいくと警察による解決はない。シガテラ以降では古谷世界の夜は欲望だけがルールだしな。

ともかく、森田の衝動や背景についても割合、わかりやすく語られている。
これまでの「人間だれしも暗部を抱えてるよね」という、空恐ろしいくくりにはなってない。
明確に「病気」と言って、カネのために殺人を企てる「人間のクズ」や、ましてや「さびしい人」とも区別した。
これはまた、逆から見ると救いがない。
病気だからしょうがない。ええと、じゃあ、読んでる方で共感しちゃったら?
森田の屈折は恐れられ、排除されるだけでOKだったら、それは刑法を読んでるだけでしょ。

この区別がな、これまでと違うのではないかな。


ヤンマガ読者層の入れ替わりはわからないけど、仮に久しぶりに読んだ人がいたら「お、シガテラってこんなんなってんだ」「オギボーどこいったの?」とか思ったりしてね。

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人生を全否定されてるんだ!!?「ヒメアノ~ル」(古谷実)1
2008/11/10 [Mon]12:00
「わにとかげぎす」の警備員が清掃員に。うーん、それだけか。
本当にそれだけか。
会話のトーンがオタク的な自己言及の照れ混じりで、変わってないのは作風なのかもしれないが、デジャヴすぎる。
和草くんに連絡を取ってみたら、という爆弾がどうはじけるか。だな、なんだかだ人生の覗き見の面白さがあって、読んじゃう。

トミーよりは社会性があるけど、美女にほれられるとかさ、知人の知人が危ないやつで火の粉が降りかかるとかさ。
細かい表情やしぐさで笑うところとか。

岡田くんの心理もわかる。さびしいときはしっくり来ない相手でも声掛けてもらっただけでうれしいし、関われたら優しくしてしまう。その自然なウカツさはトミーが最初に世間を拒絶してたところと違って、スタート地点がちょっと(ほんの少し)前進してるはいるな。
なにより若い。なにか漫画的に冒険や成長をするんだろうか。

軸の、日常に潜む罠と平凡な幸福の対決というのは変わらないんだよなー。これから変わるのか。

というわけで、あれだな、実話系の「こんなことがあった」的な雑誌の味。
だから変わらなくていいのかもしれないし、その味を求める気持ちこそ変わらないもやもね。

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夢とかあんの?「わにとかげぎす」4
2007/07/07 [Sat]13:30
日当たりの悪い主人公が続く最新作の完結巻。オビには「こんにちは、しあわせ…。」

うーん、またヤクザが出てきたか。暴力でショックを与える展開はさすがに食傷する。どんだけクライムシティですか。

「日常の罠VSささやかな幸せ」で、罠側が仕組みとして弱かった。そりゃ、幸せ側が圧勝するよなぁ。セコンドには才気あふれる巨乳美女がついている。責任界の二大巨頭もすぐに姿を隠す。

トミーーは本当に善で、人付き合いを避けてきたからこそ疑いも嫌悪も憎悪も、人間に抱かない。簡単にいうとバカ正直。
浮浪社も犯罪者も変態もウェルカムだ。孤独よりはいい。宗教やマルチ商法や会員制サロン商法にひっかかりそう。

そんなトミーーのささやかな願いを叶えてあげた、優しさの物語だった。救われ続ける。
いたずらに暴力暴行、死や別れや涙に暮れる展開もマンガっぽすぎるわけだが、ちょっとナチュラルすぎたかもなぁ。
でもマンガ的なのはヤンマガのほかのページに載ってそうだしな。

大量の火薬に水をたっぷりかけて、抑えに抑えた展開なのに、何度も読んでしまうのはなんでかって、セリフがものすごく自然だから。語り口に特徴がある人のぐだぐだトークを居酒屋で「あー」「うえー」とかいいながら聞いてるような心地よさもあって、頭では物足りないのに体はなじむ。

これはこれで貴重な、自然体の幸福と善を擁護する、優しいお話なんだな。

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カモメカモメカチンカチ~~ン「わにとかげぎす」3
2007/05/10 [Thu]10:54
社会性がなくてモテないおっさんの話が、ヤクザに殺人事件がからんで波乱含みに!
……と思ったらさっくり転職してモテはじめる。切り替え早いな。「シガテラ」では過去がしつこく追いかけてこない人生(嫌なことも良いことも)だったけど、今回もサクッと第2章入りの模様。

テンション高めのファミレス的、居酒屋的、深夜の電話的な会話が増えて、ぐらぐらと煮詰めている。簡単に書くとじっくりと人物を描写しているところ。
新女性のわけわからなさっぷりが、見たことあるような「いるいる」感。モテて困るんです話を助けようとしたらキレられて「どーしてこんなこと!」という。サイトウ君も不器用だが、ワカイさんの奇妙っぷりは漫画的なキレのようでいて、実在するよな。うむ。でも意外とモメにモメてワカイ・サイトウのカップルが成立し、終始モメながらリトルワールドの主役を続けるとかな。あるある……?

ウツウツとしちゃいそうなのだが、今回は羽田さんがバカなので笑いを用意している。天然でズレてる富岡は語りをしなくちゃいかんし、「オレは今…ものすごくヤバイ事をした!」的な失敗は笑ってはいけない気にさせる。
そこで、バカで思いこみが激しい羽田さんが道化へ。裸で走る人じゃなかった気がする。隠されてたが異常なテンションバカだったという変化も可愛いなぁ。

で、謎の人物とやな予感で引っ張るのは前職でも使ってるけど、大丈夫か。


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青春はドキドキだが一瞬だ「シガテラ」完結
2005/08/15 [Mon]01:36
オビに「物語は終結する」とあるが、実際には終わらない。終わらないことで物語ですらなかったことが知らされている。これは青春がどんなものであれ「昔、こんな経験をしてね~」というオッサンの過去トークに(いずれは)なるだけのものだということだろう。

残ったのは年齢にともなう自分の変化だけで、実は世に知らしめて面白がってもらうようなモンじゃありませんでした、とでも言いたげな“盛り上げ”との決別。人生の“盛り上がり”はそれほど続かないことが真実だ、ということっすか。

学生時代にこんなことしてた、っていう話題も20代後半になるとしなくなってくる。卒業後に経験したことの方が相対的に大きくなるし。
人生はそんなことの積み重ねかも。漫画になるような劇的な体験ってなかなかできないし、したとしても後々に残したり語ったりするものは極小だ、か。
面白かった。でも、気分的には18禁。少年たちに人生のネタバレをしてはいけない。


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布石が気になる「シガテラ」3巻
2004/09/07 [Tue]23:50
真っ暗系リリカル作品の3巻はターニングポイントらしい。
(そうじゃなかったら忘れようね、自分)

「ヒミズ」の例からして、長くても5~6巻で終わりそうだし、これまでの蓄積がある程度ぶちまけられた内容だから、今後はあと始末とメッセージの純化、それにちょっとしたアクセントが加わってまとまるのではないか。
アクセントとはいっても、主人公が大きく成長することはない。人生に対しての無力感は大きなテーマだと思うし。
ただでさえ面白いけど、この辺の予想を裏切ってくれたらもっとうれしいな。


布石として気になるのは、「あいつ」の生死と、ラブホでの「カメラとかあるのかな?」という台詞。アキちゃんとの行為が2人の口以外から漏れる可能性を匂わせてるのでは、と思った。ネットで映像を流すとか見るとかは、「あいつ」が作中にいることで「あってもおかしくないこと」として作品世界が作られている。
アキちゃんとの千葉行で、そこだけウソをついているってのも、読者の目を眩ますテクじゃないか。ある程度は告白したので「わかってもらえてよかった」という状態だが、最悪の一点について隠し通さねばならないのだから。そこは南雲さんとの関係を描く中で処理するのかな。


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