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私はロボットですよ「鉄腕アトム」(手塚治虫)13
2009/07/07 [Tue]09:18
「PLUTO」(浦沢直樹カテゴリの読みログ)を完結まで読み終えたきっかけで、原作の方を読み返した。
講談社の手塚治虫全集だと、13巻がまるっと「地上最大のロボットの巻」だ。

アブーラとゴジ、ロボットの関係。
ロボット同士が戦う虚しさ。それを仕掛ける人間の愚かさ。
人工知能の不完全さと、その成長(可能性)。
細かいところだと負けたロボットの顔にバッテンとか、ラストのアトムの佇まいとか。

比べるのもなんだけど、この辺りは、きっちり「PLUTO」に継承されている。
ロボットバトルの面白さは、原作でもなかなか。浦沢版の空中戦は現代の漫画としては迫力不足を否めなかった。
(正体不明のモノと戦う、パニックもの、モンスターもののテイストだったからね、前半は)

アトムやウランの優しい心に触れて、プルートゥが人間性を獲得し、ボラーの暴走を食い止める。
命令されたことしかできない不器用なプルートゥの成長が幹にある。
アトムはよき主人公として話に加わってるだけで、主人公はプルートゥだ。

原作アトムでは理性的なロボット(悲しみを知る人工知能)は、暴走する人間よりも正しい、という風合い。
手塚作品(だけでもないけど)によくある、欠けた者からの視点で批評するってやつだ。

でも、「PLUTO」では、そんないい子ちゃんにロボットをしておかなかったんだな。
人間らしさを追求するには憎しみも暴走も知らなくてはいけない。
なにしろ、暴力装置としてはロボットの方が危険なんだから、なおさらに。

というところまで掘り下げているから、21世紀版にふさわしいリメイクだったんじゃないだろうか。

と、どっちの作品の読みログだかわかんなくなったところでチョン。

あ、原作の方だと、一巻の中に個性的なロボットが出てきては戦う展開が面白い。
人間の顔をしちゃってた「PLUTO」よりも華があるよな。
なんでだかおっさんだらけなんだよな、「PLUTO」は。

鉄腕アトム (13) (手塚治虫漫画全集 (233))鉄腕アトム (13) (手塚治虫漫画全集 (233))
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僕につきあって死んでもらう「MW(ムウ)」(手塚治虫)3
2009/04/29 [Wed]09:54
想像以上に壮大なことになった。

錠前破りの達人を脱獄させ、駐留軍に侵入し、MWを奪取し、ハイジャックまでして、MWの量産と人類絶滅を夢想する。
どう考えても量産から人類絶滅までは飛躍がすぎるのだが、ここまで読んじゃうと受け入れちゃうのな。
現代ならロケット発射場でも占拠して上空で爆発させるぞとか。
MWを使うことにこだわらなきゃいけないんだけど、ギミックとしては核を使った「太陽を盗んだ男」。
「太陽」の方は、悪の矮小さと正義の強さでバランスが取れていたけど、「MW」は悪の完成度が高すぎる。
って「太陽」は79年なのか・・・「MW」が先だったのね。

その悪に対して、正義がまったく追いつけてない。格が違う。

賀来の「ここで結城を止めなければ」って、何度目だ。
ヘタレにもほどがあり、かつ、男色や共犯の後ろめたさからの保身も伺えてじれったい。
人間らしくてよろしい、と思っていたが、保身のまま中途半端で、ケジメをつけていないようにも取れる。キャラとしてかわいそうかな。それは澄子さんの当て馬っぷりもなんだけど。
細かいところ、生かしきってない、からめてないってのが作者の後悔なのかもしれない。全部まとまってても小さく読めちゃうけどさ。


そして、結末としては正義も悪も事件の真相も、時代にのまれた部分がありながらくすぶり続ける。
って、結城にはタイムリミットがあるんじゃなかったか。ニヤリっても、意味ないような・・・。

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なにが善でなにが悪なのか「MW(ムウ)」(手塚治虫)2
2009/04/28 [Tue]09:33
結城自身のタイミリミットが克明になって、狂気のご破算主義へ突っ走る。

ストーリー展開は強力な毒ガス兵器のMWが日本に隠されていたことが事件として新聞、国会に及ぶものの、なんとなく「どうにもならない」感じが漂っている。
下から騒いで政治や社会が変わるわけないんだよな。78年にしてそんなだったのかとも読める。
読んでいて、あー、別の事件が起きたら新聞の紙面やニュースの枠は置き換わっていくんだろうな、と。

そんな世を変えるならば、物理的な殺傷力を持っていないと主張できないってのはモロにテロリズムで、それも種類が毒ガスで、目的が思想というよりは「おしまいにな~れ~」ってなご破算思想。
それってどこぞやの真理教ですか。

そんな純粋な結城に対して、ブレまくる賀来神父の人間らしいこと。
世界から結城を退場させれば皮一枚の正義は守られるんだけど、それならわざわざフィクションで悪を描く理由はないわけだ。
結城の悪を処理すればいいってものではない。そういう提言だろう。


いやしかし、伴を責める拷問は「アドルフに告ぐ」でさらに戦慄したことを思い出すんだけど、
(描かれたのは「アドルフ」の方が後だ)
拷問って自白させるために加えて、全部自白したかを確認するためでもあるから、白状したって終わらないだな。おっそろしい。

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道ならぬ関係「MW(ムウ)」(手塚治虫)1
2009/04/27 [Mon]10:08
実写映画になるというので引っ張り出して再読。
ここんとこ再読ばっかりだな。ちょっと前の新刊、新規開拓のマイブームはなんだったんだ。

持ってるのはかつて古書店で手に入れた78年のビッグコミックス。
前書きには
「従来のような手塚カラーを打ち破り、あっけにとられるピカレスクロマンを書いてみたいと思って」
「ありとあらゆる社会悪」「とりわけ政治悪を最高の悪徳として」
しかし「すべて描きたりないまま完結させてしまった」
とある。

78年の世相ってもうヒッピーでもなかったろうけど、政治は今も昔もヤレヤレの思いだったんじゃないか。ロッキードの後だし。
そのまま説教臭い漫画にするんじゃなくて、悪を主人公としてメッセージを透かしてる作品だ。


一巻の段階では、結城の危険を顧みないピカレスクぶりが最高にカッコいい。
華麗すぎる悪ではなく、純粋な復讐心だと思っていると無駄なリスクや回りくどい手法に狂った美学があって、そこがまず「わからないから恐ろしい」。
手が込みすぎているんだよな。

その狂った美学に押されて、女装の見事さも納得してしまうのだった。いやあれ、漫画だろ。普通に考えたら。親も見分けられない女装なんて。でも、結城の異常性、MWの狂乱にふれてしまうと、もうなんでもアリだ。
でも、MWにふれた過去については、もうちょっと引っ張ってくれてもよかったような。
過去の描写を知ると、納得でき過ぎてしまう部分もある。


しかし、賀来(ガライ)神父はゴルゴ13のような顔をして、誘惑に弱すぎる。
人間らしく悩んで苦しむから弱いんだよな。

実写映画で、玉木宏はバイセクシャルを演じるんだろうか。
怪しい要素がないと、ただの粗暴なテロリストになりかねない。そこは残してほしいなー。

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私は天の神の子「火の鳥 太陽編」下
2009/04/14 [Tue]09:45
壬申の乱と、未来社会の宗教戦争を同じ視座で描いてある。
大海人がだんだん神がかっていく過程が地味に描かれていて、そうか、出陣の際の黒雲は日本書紀に書かれていたのかと。

しかしなぁ。あんなに強かった仏教勢力が、神がかった大海人の前では活躍できない。
産土の精霊も退場済みで、壬申の乱が始まってしまえばもう、物語は天皇のものだ。

犬上たちが未来で結ばれるロマンスというより、違い世界を同じ視点でドラマにできてしまうということ自体が、相変わらずな人間の描写になっている。

仏教を押し付けるのも、太陽を崇めるのも、自分が神となるのも、同じくアホらしいこと。
火の鳥なんて、もう完全にみてるだけ。どうしょうもないからほっとこ、ってな感じだ。

そういえば犬上は、火の鳥に接しても変わらなかった。珍しいパターンじゃないか。
宗教のむなしさを知っても、未来を垣間見ても、近江権力と戦うことは変わらない。
人間になってしまったからな。火の鳥にすれば狗族も人間も一緒なんだろうけど。

主人公だから態のいいロマンスを与えられてるけど「相変わらず人間」ってことには変わりないのだな。
という、さらに上からたしなめる要素も含んでいる。


生きるのに宗教的なものは必要だ。それが権力と結びついて、他者の生き方に干渉するようになってはよろしくない。
手近なところに神様を見出すからさ。火の鳥のようにほっといてくれ。それでいいのかも。

火の鳥 11 太陽編 下 (11) (朝日ソノラマコミックス)火の鳥 11 太陽編 下 (11) (朝日ソノラマコミックス)
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外つ国の神々が渡ってきたのだ「火の鳥 太陽編」(手塚治虫)上
2009/04/13 [Mon]09:48
「天上の虹」と同じ時代なので、関連で再読。
壬申の乱へ向かう時代は、仏教が入ってきたころ。

産土(うぶすな)の神々は邪鬼として四天王にふんづけられ、追われてイテキの扱いになる。
「天上の虹」ではもうちょっと神々も大事にされてたと思うが、政治的な道具として使いやすいのがストイックで階層的な仏教だというのはわかる。
のちに天武天皇側は産土の神々も含めて日本の始祖が自分たちであり、そのうえで仏教を認める形式にしているのだから、この時点で産土の精霊側は「ただの山の生き物」。

争う必要がない武器がなく、平和的であるというのは、自然の恵みがあればこそ。
その恵みが争いの対象となりはじめる時代なのよな。

大海人が中大兄の足元に槍を突き立てて反意を示すシーンは、「天上の虹」でもあった(あっちは剣だったが)。
また、中大兄が大海人を呼んで後継者に指名、謀反ひっかけの罠だと知ってるから大海人は仏教に帰依して逃亡、大友は自分の身辺を固めるように仏像に祈祷して「俺が後継者」アピール。

この辺が同じ描写ということは、どこかに史料があるのだろうな。
さすが壬申の乱。


で、「火の鳥」としては未来社会での光教団と、それに従属しない人たちの争いが交錯していく物語。
人が人を支配するのには、正統性(血統や選挙)か暴力か、カリスマが必要なんだけど、それをまるっと持って来れるのが宗教と信者の軍勢なんだね。
もともと人は平等であるが、神への距離で階層がある。ルールを作った側が支配者になるのは当然よな。
やれやれ。

火の鳥 10 太陽編 上 (10) (朝日ソノラマコミックス)火の鳥 10 太陽編 上 (10) (朝日ソノラマコミックス)
(2003/08/01)
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征服者ニニギのことを「火の鳥 黎明編」(手塚治虫)
2009/03/19 [Thu]12:04
古代史漫画として「火の鳥」を読み返す。

ヒミコの弟がスサノオで、高天原族のニニギ(神武天皇)に征服されてしまう。ヤマタイ国が畿内だとして、東征が後半のストーリーベース。
人物の名前や立ち位置、ヒナクの「1000人の子どもを産むわ」あたりの意気込みはそのまんまイザナミだったりして、古事記にならう部分も多い。

「火の鳥」はわりとしゃべらず、人間たちにあまりかかわらない。最後にちょっと語りかけるが、基本的には見てもいない。

しかしなんとまぁ、ニニギの憎らしいこと。
しかしヒミコ、ヤマタイ国にしてもクマソを滅ぼした側であり、戦争、征服、支配、反逆のエンドレスな愚かしさがそのままのテーマ。
それでも、猿田彦やヒナクの子供たちが次世代(「ヤマト編」)へ受け継がれていく。
因縁を溜めに溜めた展開のはずなのに、その思いは果たされない。残酷な物語だが、個々人のうっぷんを晴らし、短い人の一生で「よかったね」とする漫画ではないのよな。

征服者のニニギにしても、ちょい先「ヤマト編」の子孫はダメな大王だし、「太陽編」では仏教勢力に攻め込まれる側。
てか、その時点では地元の精霊がヤマトの代表で、人間は退場している。

手塚って、じゃなくて「火の鳥」って、人間を信用しないというか、通常だともちろん人間に立ち位置、視点が含まれてしまう人間の創作行為から、必死に人間性を疑問視しようともがいている。
その自己言及も人間なんだけどな。


火の鳥 1 黎明編 (1) (朝日ソノラマコミックス)火の鳥 1 黎明編 (1) (朝日ソノラマコミックス)
(2003/04/01)
手塚 治虫

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ぼくは生きてるぞ「芸術新潮」手塚治虫特集号
2008/11/12 [Wed]22:29
本屋で「芸術新潮」を発見。手塚治虫特集だったので購入。
普段は読まないというか、知ってたかというと知らなかった雑誌で、出先でふらっと立ち寄った書店の雑誌コーナーでばったり。
こういうのがあるから本や雑誌は全部Amazonで、というわけにもいかないよな。

さておき、内容は充実の100ページ超にわたり、人生編、表現編の分けて手塚情報が満載。
作品年表はないが、本人についての年表もついているし、これはお買い得だ。
アニメ制作についてはまったく読んだことなかったから、特に面白かった。

これまで文献で散見してきた手塚トリビアを詳しく、一次情報としてまとめて読めるのがうれしい。考察も推測もなにもなく、森晴路さん(手塚プロダクション資料室長)が優しく丁寧に、淡々と応えている。
それでいくと、文献を読み込んだマニアには物足りないのやもしれない。

あ、ポイントとしては田中圭一による下ネタなしの手塚テクニック解説が興味深い。水島新司漫画の顔はベースが劇画で目だけ手塚だったのか!と。常識なの?

あと、雑誌が美術系だから当然なのかもしれないが、写真がキレイ。ウンチク本だと参考程度に小さく載ってる小物や図版がキレイにどかーんと載っている。原画なんて感動的だもの。原画を載せる意味のある美しさ。

綴じ込みのキャラクター100選では、見覚えのあるものが2/3くらい。名前を言い当てられるのが半分かな。うーん、まだ勉強が足りない。
特集を通じて、「ペーターキュルテンの記憶」が読みたくなった。
手塚本人が投影されているという「ルートヴィヒ・B」も。でもこれ、未完なのか。身もだえること前提で読むかな~。


芸術新潮 2008年 11月号 [雑誌]芸術新潮 2008年 11月号 [雑誌]
(2008/10/25)
不明

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南米の勝ち組「グリンゴ」1~3
2007/06/21 [Thu]14:01
表紙の人の顔が友達に似てるなと思って購入。ソーゴーショーシャのモーレツサラリーマンが南米で大冒険。

会社、仕事、円と無関係な土地で、日本人は小さな黄色人種でしかない。と書いちゃえばフーンなことなんだけど、主人公のヒモトヒトシ視点で眺める南米のつかめなさに絶望が伝染する。20年前の南米ってこんなか。今はどうなんだ。

都市からスラムでレアメタル貿易。ゲリラと逃げて秘境でエイズ特効薬発見。どちらも(後者は早々に)頓挫して、ヒィコラ逃げるしかない、生き延びるしかない悲惨さ。
ヒモトは体力もあるモーレツ団塊男だからいいけど、普通は死ぬ。典型的なサラリーマン、という姿のヒーローなんだな。強くて仕事ができるお父さんのスペックをぐぐっと拡張したような。
お父さん、熱血はハナにつくけど頑張ってるから認めるよ尊敬するよ俺、的な。

で、“(戦争)勝ち組”の日本人村にたどり着いて、じっくり用意してきた日本人論を膨らます土台に向け、ここから!……というところで絶筆。ああそうか、89年。
エエエエエエエエエエ!と100回は言いつのりたくなるが、どうしようもないわな。
いやでも「火の鳥」の“描かれていない大地編がある”未完と、「グリンゴ」のお話しの伏線だけ見せて“次回に続くけどそれがない”未完では、宙ぶらりん感が違うってば。

というわけで田中圭一の「グリンゴ2002」を探しているのだが、掲載誌のトラウママガジン、見つからないかぁ。
まんだらけでもさまようか…。

いや、それで代用できるものでもないんだけど…。
構想ノートとか残ってないのかな…。

グリンゴ (3) グリンゴ (3)
手塚 治虫 (1993/06)
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「アラバスター」の苦しさ
2007/01/30 [Tue]03:05
古書店で「アラバスター」(手塚治虫)を購入。DSの「ブラック・ジャック」で重要キャラだったから、気になって読んでみた。

救いがない。美醜についての思考を全否定。頭から否定。
美醜から逃れるんだったら全部を見にくくするんじゃなく、等しく美醜のない(全員がホネとか)にすればいいんだろうけど、理屈じゃないから美を攻撃して殺す殺す。のっけからヤケなんだよな。激しすぎる。

もっと踏み込めば美とはなんだ!とか、目に見えなければこんな仕掛けが!とか、ひねった展開にもできそうだったが、勢いで始まって終わったようだ。
カバー周りの作者コメントも苦々しく、消化不良だった模様。

しかし透明人間の美女はエロい。しかし「見えない」「描けない」「誌面に載らない」のではどうしようもなかろうに。

ホネ馬が疾走するシーンはカッコよかった。人間側にロックだけじゃなく対抗手段があり、全面戦争みたいな展開になったらホラーアクションで……と考えるのもなんだかねぇ。

アラバスター (1) アラバスター (1)
手塚 治虫 (1995/09)
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