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読んだ漫画単行本をひたすら記録。読んだ端から。
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なんという快挙であろうか「筒井漫画涜本ふたたび」
2010/04/16 [Fri]09:16
前の涜本も読んで面白かったので、即決で購入。

参加作家と原作は以下。掲載順。

いがらしみきお「北極王」、大地丙太郎「発明後のパターン」、折原みと「サチコちゃん」、
高橋葉介「ラッパを吹く弟」、菊池直恵「熊の木本線」、竹本健治「スペードの女王」、
明智抄「幸福ですか?」、Moo. 念平「うちゅうを どんどん どこまでも」、田亀源五郎「恋とは何でしょう」(『男たちのかいた絵』より)
伊藤伸平「五郎八航空」、鈴木みそ「あるいは酒でいっぱいの海」、とり・みき「わが良き狼」、
雷門獅篭「落語・伝票あらそい」、萩原玲二「弁天さま」、畑中純「遠い座敷」、
みずしな孝之「フェミニズム殺人事件のようなもの」

小説のコミカライズどころではなく、漫画家が原作を愛し敬し、かつ自分の作品として着地させようとしてるから、筒井ファンも各作者のファンも読んでみれば原作に手が行く。
って、原作とどこまで忠実かアレンジかは、覚えてないけど、言葉や頓狂な状態、自分がメチャクチャらともかく周囲とのズレを認識した瞬間の空恐ろしさ。
そこはもう。

もちろん絵が付くことで見え方が変わるのもあるわけで、「北極王」「ラッパを吹く弟」なんかはまさに、漫画ならでは。
絵と画風で際立つのが「わが良き狼」。

むしろしっくりしすぎている漫画なのが「五郎八航空」、「発明後のパターン」。

「熊の木本線」はいちおう鉄道が絡んでくるからか、菊池直恵だ。
でもこの人の書く普通の人は実に普通でいい。頓狂な状況に置かれるべき普通さ。

あと、「弁天さま」のようにそのまんまのもあり、なにがなにやら、とにかく外れなしの面白さなのであった。
漫画家が、本気なんだよな。

前のも読み返そう。

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やはり忍である「Gの影忍」(こやま基夫)
2009/08/17 [Mon]09:59
昔は「おざなりダンジョン」を読んだなーと思いつつ、古書店でサルベージ。
ガンダム関連の本だかで、存在は知っていて、いつか読もうと思ってたんだった。

買ったのは90年のピュアサイバーコミックス版。発行はバンダイ。
SDガンダムが人気で、武者だのナイトだのが出て来てたころ?
最近は2005年にメディアワークスから復刊してたのか。


ガンダムで忍者漫画をやるという、外伝にしてもぶっ飛びすぎてる話。
確か、講談社の公式百科でも「漫画は省く」とされていたと思うが、この作品とか、「Vガンダム外伝」とかはさすがに含められないってことだよな。

で、内容はというと、面白いんだけどガンダムを知ってないとまったく面白くないだろうってこと。
正史で語られない(まさに外伝)忍の者の末路など、盛りつけも忍者漫画。
ツボを押さえてるから、懐かしい漫画として読める。

ミノフスキー隠れの術、隔壁がえし、大気圏突入のイズナ落としの大技から変装など、古典的な忍者漫画の忍術をモビルスーツが駆使する。
ビームサーベルを生身の人間が白刃取りなんてのはGガンダムを先取りしてるよな。
そもそもGガンダムでも太陽表面を水蜘蛛でスイスイ歩み、太陽の中に潜る水遁ならぬ太陽遁の術まではやってなかった。

この振り幅は、20年前のおおらかさゆえか……てなことはなくて、現在もガンダムエースでは「犬ガンダム」「ぶよガンダム」「妹ガンダム」だのやってる/やってたわけで、変わらない。
連邦愚連隊とかだって、パロディだよなぁ実質。

「Gの影忍」に比べると、まだかわいいのかも。

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まんが家になる本「キャプテンJr.」1-3
2009/01/29 [Thu]12:00
今はなき徳間書店の漫画誌、少年キャプテンの特別編集コミック。
あんま見かけない本だと思うのだが、3巻バラで各105円だったぞ。いいのかブックオフ。持ってくトコロを変えればセドリができるのではないか。
値段のシールが無残に貼りついているし、そんなことはしないが。

キャプテンは読んでなかったけど、永野のりこ、唐沢なをき、星里もちる、田島昭宇らの“フレッシュよみきり”や、あさりよしとおに取材した「カールビンソンのメイキング」など、表紙記載の情報だけで3巻までまとめ買いしていい。
漫画を描くテクニックがアイデア、画法の両面で紹介され、アシスタントの生活や新人漫画家のコメントなどなど、当時新人作家の作品を懐かしさ&希少性補正で楽しむほかにも面白い企画が盛り込まれている。
新書サイズだけど、雑誌のように細かい企画だらけで、編集する方は大変かる楽しかっただろうな。

唐沢なをきの“フレッシュよみきり”はアホグロギャグ、永野のりこの“フレッシュよみきり”はメガネのマッド少年がアレコレという、あんたら最初からコレだったんかいとホッコリする。
もちろん2人とも最近はさらにクセと個性を増して食い応えありまくりなのだけど、このときの作風でしばらく、やってたはずだ。書棚の作品集からして。
唐沢なをきの作品は、南里金春のころとはまた違うんだろうか。「金春」も読み返してみるかな。


しかし、88年に4巻が出ていて、Amazonの情報では2000年に5巻も出ているのだな。どういう間の空き方だろう。
探そうにも4-5巻は難しいな~。Amazonでプレミア価格なのね。

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わが血潮でえがいたはじめての「ジャンプレジェンド」1-2
2008/12/17 [Wed]09:18
ジャンプ創世記の作品の第一話を収録したチラ見せ作品集。コンビニで購入。セブンーイレブンでしか見なかったけど、流通が限られてるのかしら。

サンデー&マガジンは50周年で、ジャンプは40周年。サンマガはキャラクターを使った企画が多かったけど、ジャンプはどうなるのかしら。漫画好きとしてはこういう、ストレートに漫画を使った企画の方がうれしい。
もちろん40年前はおろか30年前の作品は知ってる年齢じゃない。確かな記憶でもっとも古いのはキン肉マンかな。
でも「伝説の」漫画をチラ読みできるのは楽しい。「星矢」世代だから「スケ番あらし」の「ドオオォォォォム!」の擬音も笑えてしまう。このころから使ってたのか。ザシャァッがあればなおよかった。

で、疾風編の白眉はやはり「男の条件」だ。漫画家漫画はこのころからあった。「まんが道」だけじゃないんだと。
梶原一騎&川崎のぼるが漫画家漫画を作ると、旋盤工が血で機械をデッサンすると。背景の旋盤加工機のことで巨匠に会いにきてしまう。熱い。「吼えペン」とは異なるというか、「吼えペン」の熱血ギャグの源流にある面白さ。
美形のエリートライバルもいて、熱い第一話。アンケートハガキを送って復刊を願うしかない。
ちばてつやの「モサ」も続きが読みたくなるなぁ。
小室孝太郎の「ワースト」は、絵も作風も石森章太郎かと思ったけど別人で、アシスタントでもなかった。手塚系だそうで、石森もそりゃ手塚の係累だからな。なるほど。

怒濤編では「東大一直線」「ブルーシティー」もいいが、「ホールインワン」「テニスボーイ」にスポーツ漫画のセオリーが見て取れる。ここから「キャプテン翼」までちょっと距離があるな。間になにかエポックがあるんだろうか。

と、どれも本当に熱く感動している訳ではなくて、おおこんなに熱かったのかーと資料的な気分で楽しんでいるのが30歳前後の限界だな。
今の子供たちが「キンケシ、ビックリマンってすごかったらしいよ」と知ってるような。そういう楽しみ方。

Vol.1が疾風編、Vol.2が怒濤編。気分としては怒濤編ですでにテンションダウンしているような。
これで完結かもしれないけど、このまま続けていって80年代に入ったら歓喜。

でもそのころはコアミックス組の作品がないとおかしい時代だよね。今後、40周年を語る際にそこが抜けてしまったら惜しいというか不自然になるが、どうなるのか。

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いいカエルになれるんだ「ビーム短編傑作選 奥村編集長セレクション マンゴー編」
2008/12/16 [Tue]09:01
ビーム短編集、マンゴーの方を読む。

いちぢく編と比べて、やや読みやすくてほのぼのした作品があるような。そういう分け方の編集なんだろうな。

「ちゃらっぽこ幽霊」「ブルーベリージャム」「虫の味がする」「カエル」
この4編が印象的で、共通項は女性が特殊というか孤独なんだな。孤独を嘆いてばかりでもないから、強くて生命力のある女性が出てくるというか。

男性読者の方が多いだろうから、読めばサブカル系女子の生態がわかったような気になるかも。
フリルを巡る「ピコレースはしごレース綿レース」なんて、乙男なら「わかる!」感覚なのか。

そういう覗き見的な、俺だけはわかってあげるからね的な、満足感があるのよね。

女性読者はどう読むんだろう。そこが気になる。

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パンツまでぬいでいた「ビーム短編傑作選 奥村編集長セレクション いちぢく編」
2008/12/10 [Wed]11:54
新規開拓スペシャルとして購入。マンゴー編も買っている。
ビームは以前にふらっと買ったら当たりだった経験が多いような印象(ボヤケている)。
編集長セレクションって、編集者が選ぶのは普通のこと。編集者が顔出し、キャラ立ちしているのもアスキーやエンターブレインの文化なのね。


この短編集、ぶっとんでる作品ばっかりで、少量でも劇薬くさい。

福耳ノアル「蟲酸」なんて、もうこのページ数でギリ。駆け抜けてそのまま帰ってこなくてOK。しつこくされたらちょっと困る。いいかげんなようでいてきりっとした狂気を安全圏からわらかしてくれるんだからもう最高だ。

鮪オーケストラ「類まれなるリンダ」も駆け抜けていくギャグ。おいてかれてるくらいでちょうどいいし、この手の味が「続きは来年の2巻で!」ってわけにもいかない。

あと、仲能健児「赤色エレジー」、泉晴紀「夢の行方」のドリフト感も好きだな。ズレズレ、ブレブレの違和感をきっちり楽しめるのは短編。やっぱりいいぞ短編集!

なるほどこういう作品はアンソロジーで出会うべきだよな。しかもホラーギャグとかのカテゴリの短編集だったら自分は買ってない。ビームだから読めたわけだ。

しかし。
コレ読んでじゃあ他のも読もう、となるかといえば、実は微妙なのだ。大量摂取したらヤバそうな気がする。もちろん少量で刺激がなくては埋もれちゃうんだけどさ。
きっと今後の漫画読みでなにげなく手に取り、あーあの短編の人かと思いだすに違いない。

それぞれの味が混ざってしまうので、一気読みはお勧めできない。一日一作のペースを守りましょう。
用法用量を守って、っていかにもクスリですな。
マンゴー編はどうなんだろ。

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無知に対する勝利を!「ユーロマンガ」vol.1
2008/11/21 [Fri]10:14
ずっと前に買ってあった、ヨーロッパ漫画の定期刊行物。講談社モーニングの「MANDALA」は日本の作家も交えてたけど、これは純ヨーロッパ。バンド・デシネのみ。

ただ掲載するだけじゃなくて「バンド・デシネとは?」の説明も入っている。
この導入がないと受け入れにくいが、概要を知るよりも作品を数、読んだほうがいいんだよなとも。
でもバンド・デシネの「大判でフルカラー」の体裁自体が単価を上げて、数を読みにくい要因にもなってるんだよな。難しい。

「天空のビバンドム」の悪夢的な映像がいいなーと思ったが、これが漫画かというと違うもので、もちろん日本の漫画とは別系統で育まれてきたものだ。

とは知ってても同じ目線で読もうとしてしまう。
コマをまたいだ「展開」っぽい演出はなくて(掲載作品では、か?)、一枚絵の連続で綴られる絵物語だよな、どうしてもそう読める。
もう慣習の問題。オペラの楽しみ方を知らないで劇場に来ちゃったような。雰囲気に合わせて感じるものはあるけど、ああきっと100%は受け取ってないな、と思いながら読む。

だってそもそも横書きで左から右に読んでいく。これはすぐに慣れそうで、何度めくっても目線に違和感があった。(もう歳か?)
左利きになった気分ってこんな感じじゃないかと。

考えてみると、日本の漫画のような縦書きできる本では、随所に横書きを入れてもいい。コマ内の書き文字とか、説明のキャプションとか、モノローグとか。
縦の流れと横の流れが混在できて、誌面構成に変化が出るのではないか。雑誌でも縦書きの方がレイアウトに幅が出せる。
ところが横書きの言語は縦書きができない(寝かせたまま立てて書けばいいんだけど、それは違う)。
ここで紙面構成の文法が「縦と横」「左右」どころじゃない違いになってる気がする。

絵がキレイ、キャラがかわいい、物語が小気味いい。日本の漫画に似てるところもある。
でも面白さの理解は遠いよなー。

くどいけど、慣れの問題。数を読まないとだめだろうな。

ユーロマンガ 1ユーロマンガ 1
(2008/09/05)
ニコラ・ド・クレシーカネパ、バルブッチ、その他

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地球のほんの一瞬を「コミック星新一―ショートショート招待席」
2008/11/06 [Thu]09:07
原作を読んで育った大人向けと思われるコミック版を読む。

冒頭の鬼頭莫宏の「空への門」からして、作風と内容がベストマッチだ。乾いた感じ、強さともろさと幼さと。
原作のイメージを抽出して漫画にしたことで、漫画読んだだけではようわからんことになってるお話もあるのだが、そこは既読者も多いだろうし、まんま描いてもしょうがないし。

相変わらず「午後の恐竜」の牧歌的なところから一気に落下する展開はすごいな。読んで毎回へーとか言っちゃう。
だいたいの星新一作品でも多かったと記憶しているが、まーなんと人類の愚かで、人生の絶望的なことよ。
SFの「仕組みが絶対」「世界の決まりが一番」は人間の隙をつくために練りだされるものだけど、それにしても大人目線で冷静に描かれる、読む星新一視点は残酷だ。


で、中には「イキガミ」の件で再クローズアップされた「生活維持省」も収録されている。タイミングよい刊行だが、まさか合わせた・・・・なんてことはないか。
読んでみればやはり両者はお話としては違う。使ってる仕掛けが近いだけだ。これで類似や盗作だとすると、恋愛漫画やスポーツ漫画なんかのお約束の仕掛けが使えなくなる。あーでも、キーになってる仕掛けだから問題なのか?
ま、そこはいいや。漫画だけに読み比べになって、いいかもな。

コミック星新一―ショートショート招待席 (秋田文庫 58-1)コミック星新一―ショートショート招待席 (秋田文庫 58-1)
(2008/10/10)
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物語の生まれるところ「MANDALA」Vol.2
2008/05/29 [Thu]15:20
モーニング特別編集、25周年記念増刊号。買ったのは3月だっけか。
Vol.1は07年3月発売で、買ってから続きものだとは意識してなかった。
年刊一回ってことですか。「スサ」「悪魔騎士」はじめ“連載”があるのに年一回って、すごい媒体だな。
「悪魔騎士」がなんだかだ読みやすいと思ってしまうのは、慣らされているのか新しい表現に置いてかれぎみなのか。

判もでかいし、紙も厚くて重いから、物理的にも気分的にも雑誌のようにさらっと読めるもんじゃない。
セリフを追って絵は挿絵的に眺める読み方ができる作品はゼロ。てか、全世界向けということなのか、セリフは少なめで絵で語る作品がメインだ。

内容としては日本だけじゃなくて海外の作家も参加したフルカラーのアンソロジー。
「BLAME!」はアフタヌーンで読んでたけど、発色でここまで迫力が変わるかと。

自分は漫画はページになって完成だと思うので生原稿のありがたみってのは(希少性は別にして)感じない。
MANDALAを読むと作者が絵に込める意図ってのは、媒体の性質(紙や大きさや重さ)次第で、受け手の手元で変わってるのかもなと思った。
受け手はしょせん、読んでるだけ。こういう色や絵を出したいのに場所がない、と思ってる送り手がいるかもってのは考えないものなー。
やはり出版社、編集者の企画力、プロデュースって大きな仕事だよな。

で、おそらく作家に自由に描いてもらったであろう、絵と発想の勢いに任せた(実験的っていうとカッコいいのか)作品が多い。
でもなんだか暗い話が多いのよ。個人作業になるから、どうしても内面に向き合って深まっていくのかな。
自由に、キレイに、アーティスティックに、と意識すると、重たくなるのか。
フルカラーでスカーンとした笑いや気持ちいい風景ももっと見たかった。

「TRIBAL GEAR」がちょっと気になるものの(絵でも、世界でも)、
でもコレをとことん追いかけよう!というテンションが維持できるかな。Vol.1掲載分については覚えてなかったし。
年一回だし、テンションなんて高めずに待ってれば、いや、待ってる意識すら必要ないのか。

MANDALA Vol.2 (2008) (2) (講談社MOOK)MANDALA Vol.2 (2008) (2) (講談社MOOK)
(2008/03)
不明

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ところで大仏さんて浮くのかなあ!?「日本ふるさと沈没」
2008/05/02 [Fri]09:17
古書店で発掘。なんで新刊で買ってなかったんだろう。表紙が鶴田謙二ってのはずるいな。
なんで筒井康隆と富野監督がいるんだろう。

日本の各地方が沈没したら、というパロディ漫画のアンソロジー。
地方ネタ(飯とか名産品や文化)を持ってきて沈没にからめるのかなーという予想はあったので、そこからハズしてきた作品がやっぱり鮮烈。
ぶっとび具合ではいきおい余って沈みすぎたトニーたけざき作品がいちばんか。もっとも沈めたモン勝ち。
真逆は対馬の残留から沈没を描いた幸田朋弘か。沈めないで描く。

表紙にもなってる鶴田謙二は一応東海地方担当、王道の伊豆方面なんだけど、そこはそのまんまではないか。美人操縦士の腋毛がボッサボサとか、風呂入ると手入れするとか、そこの描写がよい。生活感や疲労感があり、沈むあきらめ感もあり、日本沈没らしさも任されており・・・。

これ、描く際はどうしたってほかの作家が気になると思うんだ。特にギャグの人は。
そこで得意の動物を持ってくる唐沢なをき、パロディの情報ミックス、イメージ混線はとり・みきの「いつもの」。
みんな「自分の漫画を描くだけです」ってな感じだ。
おいしいアンソロジー。作家の基本立ち位置がわかるというとおおげさだけど。



そうだ。遠藤浩輝の作品は、短編集にロングバージョンが載ってたはずだ。ここに原点があったのか。

日本ふるさと沈没―ORIGINAL COMIC ANTHOLOGY (ANIMAGE COMICS SPECIAL)日本ふるさと沈没―ORIGINAL COMIC ANTHOLOGY (ANIMAGE COMICS SPECIAL)
(2006/06/30)
鶴田 謙二 他

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