03« 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30.»05
読んだ漫画単行本をひたすら記録。読んだ端から。
ブログ内検索

プロフィール

mangalog

Author:mangalog
自由業。07/03/23以前のものはストックからのもの。
全記録にするためのフォーマット作成を思案中。
カテゴリを作者名にしてみたらなんだか冗長なことに。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

スポンサーサイト
--/--/-- [--]--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告  |  TB:--  |  CM:-- | 編集
神さんと一緒に踊って「ヤマタイカ」(星野之宣)5
2009/02/24 [Tue]09:34
怒濤の最終巻。
広目天も三種の神器も、卑弥呼、ヤマタイカ、縄文の祭りを止められない。
富士山も東京も大変なことになって、やるだけやって、やりきった。

広目天も手を尽くすが、相手が大元のアマテラスでは太刀打ちできない。もともと、日の民族が追いやった民族を神として崇めて鎮めたわけだからな。
実は一万年と二千年前から(古いうえに違う・笑)許してないってんじゃ、あきらめて受け入れるしかない。そりゃ戦艦大和も自衛隊を撃つよ。
最後の広目天の顔は、実にいい表情だ。仏の手のひらの孫悟空のような心境だったのではないか。

90年にこんなにも閉塞感に対抗する話があったんだな。まだバブル気分だったろうに、その意味ではマツリの真っ最中でもあったわけだが、破壊の方に向かう気分を描いたところは面白い。

そういえば、キクチの鉄さんがいまひとつ具体的な動きをしなかったが、キクチヒコって史料ではどういう位置づけなんだろう。


クライマックスの大戦闘の中、オモイクロガネはお堀の内側に落下する。ヤマタイカの群衆もお堀を囲んでいるように見える。
こっそり、刺激的な描写や表現が入ってるよな。

面白かった。次の歴史(関連)漫画は何を読もうかな。
「火の鳥」を読み返したいし、「天上の虹」で記紀が書かれる時代も、今のテンションで読みたい。

ヤマタイカ (第5巻) (潮ビジュアル文庫)ヤマタイカ (第5巻) (潮ビジュアル文庫)
(1997/07)
星野 之宣

商品詳細を見る

スポンサーサイト

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

恐ろしいがゾクゾクする「ヤマタイカ」(星野之宣)4
2009/02/23 [Mon]09:22
続けて4巻。

広目天の動きが優秀すぎる。熱田神宮で風のように草薙の剣を奪い、さっそうと富士山を駆け上って噴火を阻止。
四人分のパワーを得て、ライバルとしてふさわしい強大さになったが、神子との直接対決やバトルはまだしてないのよな。

オモイカネとオモイクロガネのぶつかり合いは、ここまで読んできたから迫力を感じるものの、よく考えたらでっかい鐘が体当たりしているという間抜けな絵。
とり・みきが描きそうなシュールさだ。

こりゃ、遮光器土偶も動き出すかな。日の民族の側は、持ち出すとしたら次はなんだ。仏像なら鎌倉にも東京にもあるが、いっそ法隆寺でも動かしたらどうか。
もしくは近代の安定社会の象徴として国会議事堂とか、都庁(連載時は新都庁じゃないか?)とか。


いやしかし、全国で火山が噴火してヤマトが戦争をおっぱじめて、もうどうでもいいから世の中ひっくり返ってしまえという思いがマツリを呼ぶとしたら、2009年ってか21世紀に入ってからの世も祭りを待っているのかもな。
適切なシャーマンや依代がなくて、ちんけな宗教や小さな爆発で過ごしているからだな。だれか、為政者側が匠に遮光器土偶を破壊してしまったに違いない。

マツリといえば、60年周期に当たらないところで学生運動があったのではないか。
あれはどうなんだ。内戦になりかけてたともいえるような。
ま、あれもシャーマンや依代がうさんくさかったのかもなー。


スケールがどんどん大きくなるところで、5巻へ。
あの、歴史がどうとかおいといて、漫画としてすげぇ面白い。ついそのことを書いてなかったが、面白い。

ヤマタイカ (第4巻) (潮ビジュアル文庫)ヤマタイカ (第4巻) (潮ビジュアル文庫)
(1997/07)
星野 之宣

商品詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

戦争かマツリか!「ヤマタイカ」(星野之宣)3
2009/02/21 [Sat]09:13
というわけで順調に3巻。仏教のご本尊からオモイカネを取り戻して、邪馬台国と卑弥呼が復活。

いやまさか大仏が動き出すとはな。あっけなく退場もするところは巨神兵のようだ。

歴史のひも解きとして、約60年ごとの踊狂ブームが出てくるが、これ、どっかでも聞いたことあるな。ヤマタイカが元ネタなのか、参考文献があるのか。
なにしろ二次大戦がマツリの変形だとして、その60年後、80年代の踊狂っていったらジュリアナか、という笑い話だな。広くバブル景気だったのか、それとも。

で、日本人のコンプレックスを刺激するかのように戦艦大和まで出てくる。
そしてまんまと、みんな踊り出す。プータロー的な鉄さん率いる集団が乗り、普通の日本人もつい、と。
超能力とか出てきてるから理屈もなにもないんだが、日本人にとって実に「わかる」展開。
そりゃ大和とニュージャージーが戦ってたら、正体不明でも大和を応援する。そういうもんだ。読んでいて、作中のシャーマニズムを体感する瞬間だ。

でも、神子がわかりやすいカリスマになるのかと思いきや、それほど表には出ない。一億人にも膨れ上がった火の民族を統率するのは、生身ひとつでは難しいと神子自身が知っている。
火の民族のイコンは大和だし伝播するのはテレビ。
屈託なくテレビの報道は正しく広くあまねくという扱いになっているところは、80年代らしいのかもしれない。

ヤマタイカ (第3巻) (潮ビジュアル文庫)ヤマタイカ (第3巻) (潮ビジュアル文庫)
(1997/06)
星野 之宣

商品詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

これは真実なんだ「ヤマタイカ」(星野之宣)2
2009/02/20 [Fri]09:34
続けて2巻を。劇的な導入だった1巻に比べるとパワーダウンのようでいて、超能力バトルに火山噴火の大変動が相次いでアクションの面では勢いが増す。
これが長編のいいところというか、連載でやってくなら、ってことだったのか。

仏教側の超能力集団はどこからやってきたのか。琉球の神女たちも、現れるときはさっと登場して、伝奇アクション漫画だからってアクションをもうちょっと戦術的に見せてくれとか、そこは贅沢な要求だが。

なんというか、移動(時間経過や焦り)や遭遇(まさかこんなところに!的な)、ぶつかり合い(肉体的なアクション)、駆け引き(人質や情報をカタに取ったり)って要素が少なめで、ただぶつかりあうのよね。
キーアイテムがオモイカネだけだからな。それだけ重要なアイテムなんだが、人物をもっt使っても良いのでは。

謎解きの部分では卑弥呼、アマテラス、イザナギの関連や、オモイカネの行方について、ドキドキの仮説(漫画だから扱いは真実)が示されて、続く。
アタライ先生の「火の民族仮説」まで完成したとか言い出して、おいおいまだ2巻だよと思った。

うーむ、これはすぐに3巻を読まねば。まとめてログするかな。

ヤマタイカ (第2巻) (潮ビジュアル文庫)ヤマタイカ (第2巻) (潮ビジュアル文庫)
(1997/06)
星野 之宣

商品詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

オレたちの望んでいた火山だ!「ヤマタイカ」(星野之宣)1
2009/02/19 [Thu]09:51
ようやく買えた「ヤマタイカ」。文庫版で1、5巻を買い、間をAmazonで。
大判の方がいいかと思いつつ、すでに入手していた「ヤマトの火」が文庫だったから、揃いとしては文庫でよかった。

しかし、巻末の解説にネタバレが書いてあって、確かに3回目の単行本だけど、そりゃないよ。気をつけねば。


序盤は「ヤマトの火」と同じ導入だが、地理の比較やライバルとなる四天王、客観視する役の弟などじっくり描くための仕掛けがある。
火の民族と日の民族、沖縄と本土、古代と現代など、対比参照しながら読むからドラマティックだ。

「劇画古事記」を読んでいるから、オモイカネが天の岩戸で出てきた知識の神様ってことは知ってるぜ、とニヤニヤしつつ読む。
卑弥呼がイザナギとして琉球に伝わったくだりにワクワクするも、でも火が生まれてから鉱山や粘度や穀物の神が生まれたのに、そこを流刑にしちゃって日の民族はよかったのか?
その流刑先が黄泉の国ってことか。世界最初の死がイザナギのものだから、日の民族は「神を殺した」ってことね。
その後にイザナミも退場して、アマテラスやスサノオという人間につながる神様に主役が交代するのだから、神を殺したついでに神の時代を過去にしたってことだな。

そうすると「ヤマタイカ」のイメージともちゃんと重なる。


ライバルの日の民族は仏教の四天王で、八百万の自然神をバックにしたシャーマニズムに対して、理性的な人物による教え、諭しの仏教が反対側。
古代の政権としては仏教を取り入れて節制や上下関係も仕込んでいったんだろうな。

仏教が侵略組織ってのは「火の鳥」でもそうだ。「ヤマタイカ」を読み終わったら、「火の鳥」も読み返そう。
とりあえず、次に2巻を。

ヤマタイカ (第1巻) (潮ビジュアル文庫)ヤマタイカ (第1巻) (潮ビジュアル文庫)
(1997/06)
星野 之宣

商品詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

日本神話の中に「ヤマトの火」(星野之宣)
2009/01/28 [Wed]09:06
「宗像教授」シリーズや「ヤマタイカ」を読んでみようか、と思ったところで、手始めにこれと思ってたら、なんとも未完っぽい感じで困った。

習作だけど、「ヤマタイカ」既読者が関連で読みたくなるプロローグ的な作品だ。表紙にも書いてあるからな。焦って一冊読みをしようとして失敗。

火の民族と火炎土器、環太平洋の火山列島、ニライカナイ、銅鐸などのキーワードが符合していく展開はワクワクするのだが、途中からどうにも進まなくなる。
これは資料がどうってんじゃなくて、どこでなにを起こさせるべきか、そこに主人公たち観察・探求者をどう絡めるかで筆が迷ったのではないか。(上から目線ですいません)

キーワードの符号だけを「~~と思われる」って書き残すだけなら、ストーリー漫画でなくていいなら、さくっと仮説を提示できるはず。でもそれだと古代史妄想本になっちゃうから、漫画エンターテインメントにしなくちゃ面白くない。
(読者の方も納得したくて読んでるんだし)
なにしろアマミキヨと主人公のまともな対峙がなかったじゃないか。

しかし、この密度を活かした「ヤマタイカ」への期待は否応無しに高まっている。読むぜー。


ヤマトの火 (MF文庫)ヤマトの火 (MF文庫)
(2005/02)
星野 之宣

商品詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック


ComicDash

コミックダッシュ! dukimochi の所有コミック

週刊マンガ日本史

週刊マンガ日本史

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリー

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。