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ちと狂っておるんかいのう?「犬泥棒の夜」(菅野修)
2010/06/03 [Thu]09:03
古書店で、懲りずに発掘してしまった菅野修短編集。

ガロ掲載作品を中心に、「未発表」も含んでいる。
ガロにも載せてないって、どんだけ習作なのやら。といっても、読んでいて掲載/未発表の差はあまり感じないのだけど。


読んでいくと「夏の雲」がまだ作為を感じるほどに、衝動というかアイデア段階というか、素の作者が出ているのかな、と思う。読みやすい部分もある。
それは意図的な描写の混線、狂気演出、長編らしい展開が施されていないからではないか。
(創作時期の違いもあるわね)
表題作は、短編での「仕上げ」を感じるんだが、ほかのはことごとく「伝えっぱなし」だ。
短編だからって、思うままにぶつけたってのは必ずしもいえないのだけど。

「愛の慾」の、フラッシュバックのように暗い一枚絵が続く構成なんて、妙な吸引力があるんだよなぁ。
コレは計算とは思いたくない。
生の内蔵。

まぁ、ガロ好きな方なら。アックスでなくて、ガロ、なのかな、この感じは。

って、Amazonに入ってないのだな。
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夏の雲夏の雲
(2010/02)
菅野 修

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死んだんですよーーッ「筋子」(菅野修)
2010/02/10 [Wed]09:59
ちょっと前に読んでいて、衝撃的だった作品を改めて。
あらためて感想を残そうとして、こと細かくは無理だ。

子どもを亡くした夫婦が交互に回想や妄想を織りなすという、大筋は読める。
母方の系図の呪いやら、父の側のカネについての屈折が子どもの死に重なり、少なくとも絵や言葉で描写されている世界はズレて狂っていく。

なぜ死んだのか、なぜ殺したのか。思えばミステリーでもドラマでもないんだから、死そのものを扱う際に原因はあいまいでもいい。なんらかで死んだ。そこに母が関わっていた。
その死を取り返そうとする無茶と傲慢が人間の業で、命を巡る呪いは系図をさかのぼって明らかになる。

ってことだという気はするんだが、かすかにたどっていたイメージもクライマックスになるとさらにあいまいになる。
だいたい電車が死後の世界への入り口なのに、駅につげ義春をさくっと居させてしまうのは不謹慎なわけで、おそらく単純に「死」すらも生命や人生の消滅や終わりじゃないんだろうな。

失われたものや命はそのまま帰ってこない。執着してしまう人の業。

これ描いてる人が平日はサラリーマンだなんて、どんなバランスだよ。

怖い。

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何かを待ち続けていたの心だった「夏の雲」(菅野修)
2009/08/23 [Sun]09:40
借りて読む。
奥付によれば480部限定。4800部じゃなくて480部だ。500部刷って20部は自分用、なんだろうか。
とにかくすごい小部数だが、バーコードが付いていてAmazonにも並んでいる。

なんの予備知識もなしに読んでみたので、表紙からしてヘタウマ鬼才を予想はしてたものの、そんな枠組みが通用しなかった。

短編集で、冒頭の数編こそトンデモない絵柄でマッタリした逸脱と妄想が絵柄れている。
場面展開もあるし、フリとオチってほどでもないけど、出かけてたどりつくとか、区切りがあってわかりやすい。

ところが「キスの味」になると、妻(?)の死体からカツラ(アデランズ)を作って女装し、被レイプ願望に耽るという語りに翻弄されるのみ。
このように後半はモノローグの作品が多く、詩的で幻想的で、良くも悪くもついていけない。
前半のヘタウマギャグみたいなのも、後半の詩的モノローグも、確信を持って描いてるのだな。振り返れば。
ヘタウマとかナンセンスとかシュールというのは普通があるからのモノサシで、作者と作品を取り出せば関係ない。作品だから当然、なんらかの確信を込めて生み出されている。

・・・・ん、だよな。と、とにかく圧倒されてしまった。なにこの説得力。居直り強盗に説教された気分。
面白いとか、買い集めちゃうとか、生きざまに憧れるとかじゃないけどさ。


表題作の「夏の雲」は、天然ヘタウマの作品としても面白く(だって勝手NPOですよ)、暑気にアテられた妄想の味つけもあり、かつ、展開があって、爽快な作品。

もっとも読みやすい。
きっと、脳内の編集者がうまいこと仕事したんだな。

忘れられない作品にはなった。

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