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読んだ漫画単行本をひたすら記録。読んだ端から。
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縮まらないからといって「3月のライオン」(羽海野チカ)4
2010/04/19 [Mon]09:00
少女漫画の仮面をかぶった熱血バトル漫画。すっごく面白くてかっこいい。

4巻の主役は島田さん。正直、主人公を導く脇役かと思っててすいません。テラさん的な。
トップ棋士の生き様を見せてもらった。(って、「まだ終わってない」よね!)

勝負の世界で、勝敗と順位とタイトルがある世界で、
勝敗と強弱の意味が掘り下げられる。
強いってのは宗谷のような問答無用の強さであり、桐山のような若き才能であるばかりか、
努力して進む二階堂、己の力を誇示してなお奮起する藤本など、
それぞれの「強さ」の示し方が違う。
結果としてランクやタイトル、勝敗はあるんだけど、それぞれが「強い」という方向を抱えている。

島田さんが語る「進まない理由にならん」もそこだ。
思いに泣ける。
普通の勝負漫画なら、あれで結果は変わる。そこも残酷だけど、島田さんの思いの意味は変わらない。

冷静に考えて自分より強くて前にいる人がいて、勝敗の世界には最強とそれ以下しかないともいえるのだけど、
そこで自分の中の「強い」方向性を大事にできることが、勝負師の志であり、生き様であり、
……勝負の世界でこれを言うとオシマイなのだけど、勝敗よりも大事なことかもしれない。

自分の中にある自分、昨日の自分に勝つ。
だよね。横を見てもしょうがねーや。


と、ついシリアスに考えてしまう展開を、研究会での変態的な口撃や、
堂々としすぎている藤本のキャラにうっとりして薄めてくれるバランスの良さよ。

橋の下で蔭になってるからだけどスクリーントーンを全身にまとってたのに、
部屋で「あーおちついたー」と伸びをする香子のツンデレぶりも見所なんだけど、
すっかり島田さんに持っていかれてしまった。
桐山の心は今「勝負」なんだな。

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(2010/04/09)
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じゃあ続けようか「3月のライオン」(羽海野チカ)3
2009/08/15 [Sat]09:19
相変わらず賑やかな誌面だ。モノローグが目に飛び込んで来る。

本気で将棋と向き合おうとした桐山くん、試練の巻。
そうだよなぁ。あのまま天才ぶりを発揮してしまったら、成長譚にならない。
「目覚めろ、俺の棋力!」で済んだら物語は要りませんよ。

帯にも「充実の第3巻」とあるが、まさに充実。
逆にいうと、桐山君の孤独や生き甲斐、お義父さん、実家などのテーマは一向に進まない。

そうだよなぁ。将棋に前からぶつかったらなんでも解決してしまったら、ドラマにならない。
「将棋があるから僕は僕なんだ!」で済んだら伏線は要りませんよ。

焦った末に迷走し、「本当に将棋でいいのか?」と迷うのは男の子だからかな。
無自覚に、無邪気に「将棋で生きる!」と割り切れたらどんなに楽だろう。


で、ここからようやく、本道のようだ。
恋愛と将棋の両方で、軽く自分を凌駕する大人の男が目標となっている。
本当に目標はソコでいいのか?
とりあえず、居所を見つける、確保するところから。
じっくりしてるなぁ。やはり充実の3巻だ。


ところで、テンペストは「嵐」の意味なんだけど、封印の静穏さとはまた違うような。
T田氏、嵐をもって暴走を鎮めるって意味、か?

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逃げなかったって記憶が「三月のライオン」(羽海野チカ)2
2008/12/05 [Fri]09:23
少年が秘めたる鬼に、戦いに目覚めた第2巻。自らの能力に気づき、恐れるってアクションバトルマンガの主人公だ。
男だぜ! ヤングアニマルだぜ(香子の雰囲気もYA的)! 勝負の世界に将棋も野球も関係ない! ビバ真剣勝負!

相変わらずふわふわの袋文字が躍る賑やかな紙面だ。
セリフと思考とモノローグが重なって、シリアスなシーンでも思いがあふれてくる。思いがあふれるって汎用的だけど、読めばまさに。


先輩棋士の綻びがまた、面白い。将棋で生活しようってナラズ者がまともな人だらけってことはないよなと勝手な脳内イメージと一致。テレビに出てる人は一部だろ。それも仕事中のまじめな面を見せてるわけだし。

生活描写では「学校での友達はいたほうがいいけどあせらなくてもOK」の提示があり、優しい。こうでなくちゃというプレッシャーは厄介なんだよな。レイ君がんばれ。味方は美女軍団と先生だ。あ、二階堂もいるぞ。
クリスマスが交友関係の通知表だなんて、ああ、この季節に出すコミックスとしては残酷ですなぁ。かわいい顔して、えぐるよねぇ。


あ、二階堂の作ったイラスト将棋ガイドは、洋風と和風の2パターンで売ったらいい。てか、付録小冊子とかで実現したりして。
やろうと思うと作者の時間をどう確保するか、だね。

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将棋 好きか?「三月のライオン」(羽海野チカ)1
2008/02/27 [Wed]09:50
「ハチクロ」のウミノ先生がバイオレンス(ベルセルク)とエロ(ふたりエッチ)とギャグ(DMC)のヤングアニマルへ! という話題から始まった新作。
特技以外になにもない(といわれる)天才児の物語だから、主人公はタケモトじゃなくてはぐちゃんか、と読んでしまうんだけど、せっかっく振り幅の大きい変化(雑誌も舞台も)があるんだから気にしないどこう。(といいつつ気にしている)

美術の世界は自分との闘いだけど、将棋は相手ありき。ナマキズは絶えなさそうだ。「好きか?」と問われて、あの「はい」は、ねぇ。どっちも茨の道ですか。

冒頭のさびしくそっけないシーンから、騒々しい女の園をはさんで、巻末では冒頭につながる事情をずっしり置いてくる。なんといい一巻。うますぎる。
主人公もライバルも、三姉妹も、誰もが喪失感を抱えていて、明るさと悲しみを交互に打ちこんでくるから揺さぶられてしまうよ。

ギャグパートではキャラの設定や性格描写、状況説明がこれでもかとコマを埋め尽くす。動物がしゃべるのはもちろんだ。
絵で描いてあるのに「←寝ぐせ」とか「←結局あがりこんでる」「←よその子たち」。あげくに「←夢中」のわきに「もくもく」と書いてあったりして、もうクドいわ! 絵でわかるよ!
一巻だからでもないんだろうけど、今回用意したのはこんな人たちです、こんな場所です、こんなんなんってまーすと、作者が全力で語りかけてくる。愛情いっぱいで読んでるとホッコリする。

でも、過剰な説明はギャグ、余裕のあるところでしか使いませんよという確信的な作りだ。
将棋のお父さんの、専門家にある独特の「自分の賢さ、鋭さ、厳しさが基準になってて結果、空気が読めない」感じは、ウミノ式に過剰に説明すればギャグにもできる、のではないか。
例えば「私がそう呼べっていったんだよ」のシーンに、「←ただの本音」「←空気が読めてない」とかつけたらホラ、愛すべき将棋バカに見えるじゃないか。
将棋会館に集う面々は奇人だらけだしな。お父さんはそっち側なんだ。この辺は紙一重だと思う。

というわけで、勝負の世界の業をしょわされた人身御供、香子がギャグにならないといいなぁ、と思いながら楽しく読んでいるのであります。でもでも、最後は幸せにしてあげてよね、とも。

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事故は……「ハチクロ」9巻に困惑
2006/07/17 [Mon]02:17
えーと、これはどうしよう。4~5等身でオロオロしちゃうぞ。登場人物のように。

いろいろ人間関係の整理や青春的心情の落ち着きなどがあるなか、ただでは終わらすまいと、突然の事故。もう山田の話はエンディングだし、竹本はサブキャラとして描写をまっとうしてしまった。森田家の話で盛り上がったけど、全部ぶっとぶな。あの事故は。
重たいのを持ってきた。こういうのがあるから油断できない。やられた。

ただ仕掛けとしては唐突で無理があるかなという気もする。ハンディを与えてはぐみのエピソードを紡ぐのはわかるけど、事故ってのはどうも、腑に落ちない。だいたい事故によって運命が変わってソレを克服するのはリカさんで使ってるから、衝撃が弱いというか「またか」感もある。事故が便利すぎる。シナリオのために必要だからとケガしたみたいな、気になった。読み終わってしばらくしたら、だけど。読んでる最中はもう、どうしようどうしようでハラハラしちゃってたから。

だからもっと違う事故というかハンディでもよかったのではないか。スランプで腕が動かなくなるとか、かなりキツイけど自傷しちゃうとか。長くなるけどはぐを超えるような天才が出てきて心がブレるとか(これはないな。はぐは好きで描いてるんだもの)

掲載誌が休刊したこともあって、ダークな気分がシナリオにも影響して……と読むのは無意味か。経緯はどうあれ唯一無二だから作品なんだし。それを受け止めるのに楽屋情報は(基本的に)不要だと思っていたい。(情報として無価値ではないけど)

この重さがどうなるか。うあああん。

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オレは君が好きだよ……って!「ハチミツとクローバー」7巻!
2005/03/26 [Sat]01:03
誰に気持ち悪がられようとも「ハチクロ」が好きだ。6~7巻で大好きになった。

少女漫画の世界で、恋愛はすべての問題、関係のヒエラルヒーでトップに立つ最優先事項。「ハチクロ」もご多分に漏れずで、最初はそこが気に入らなかった。でも読んでた。

登場人物たちは、恋愛以外にほぼ隙なし。美術の才能があり、好きなことを学業でも仕事でも実現しながら、恋だけに悩んでいる。甘~い。
たいていの人の人生には恋愛以外の悩みがいっぱいある。才能にあふれる人たちは人生とか就職とかお金とかに悩まなくていいんだな、と思って、ひがんでいた。それでも面白くて止められなかった。
なんでしょうねこの矛盾は。

一応、貧乏で食うに困ってる風な描写はあるんだけどね。迫真の描写ではない。例えば画材(美術系の学校が舞台)の代わりにパンを買ってしまうようなことはない。「男子寮なんだからお腹すかせちゃったりするんだよ、きっと☆」くらいだ。あくまでも女子が夢見るイメージで、ぬるま湯だ。

それが、6巻でちょっと雰囲気が変わった。それまでの流れをごった煮にしてきて、予想もつかなくなるような悩みがはぐと竹本にぶつかってきた。長期戦の構えだと思うし、これで一気に先とまとまりに期待がムクムク。

絵と言葉の運びも、キレが良くなって、7巻を読み終えたら「少女漫画だなぁ★」という感覚から一歩踏み込んだ、キャラへの入れ込みでハマっている自分に気がついた。自分の中の童貞が号泣する。沈黙の童貞に引っ張られて読んでいたのだと思い当たったりして。

ちょっと小ギャグが増えすぎて、漫画としてはノイズが多くなってる気がするが、キャラが立ってくるとしょうがないことかと思う。読者も無意識に期待してるから、減らしていくと物足りなくなるんだろう。

ハチミツとクローバー (6) ハチミツとクローバー (6)
羽海野 チカ (2004/05/19)
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