09« 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31.»11
読んだ漫画単行本をひたすら記録。読んだ端から。
ブログ内検索

プロフィール

mangalog

Author:mangalog
自由業。07/03/23以前のものはストックからのもの。
全記録にするためのフォーマット作成を思案中。
カテゴリを作者名にしてみたらなんだか冗長なことに。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

スポンサーサイト
--/--/-- [--]--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告  |  TB:--  |  CM:-- | 編集
あいまいな態度はとらない「ロボ道楽の逆襲」(とり・みき)
2008/12/15 [Mon]12:56
漫画誌以外に掲載された作品も多い短編集で、しかも表題作がセルフリミックス。
単価は高いんだけど、ネタの密度が非常に高くて、作者の濃いファンでも新鮮にお得に感じる内容じゃないかな。
なにしろ表題作の展開はすげぇ。なにこのドライブぶり。
これを読んでて途中で止められる人はいない。いてもロクデナシだ。
もう細かいところがどうだったの、言ってられない構成とテンポと絵の面白さ。映画でもゲームでもケータイでも再現できまいて。素晴らしい漫画。

ギャグとしては半ブロックずれたままボケ倒していく、いつもの面白さ。
で、「ジャンダーレス漫画」や「万延元年のラグビー」なんかのパロディでは漫画教養の深さをフル活用している。
思えば漫画家へのインタビュー集も書いてたんだよな。SFマニアの映画ファンの漫画好きが、たまたま漫画を描いているんじゃないか。

マニアにもお得感が高いと思ったが、とり・みきを読んでみよう、TVブロスしか知らなかったけど作品集を買ってみよーって人にぴったりのボリューム。
作家生活●周年とか、そういう節目だったっけと思うほどの充実作品集だ。


今は公式サイトやブログで「ここでちょっと書いたよー」なんて情報は手に入りやすいけど、ちょっと前までは「こんな雑誌に描いてたのか!」なんて見逃しは多かった。とり・みきに限らず。
その時代の小作品が含まれてて、かつセルフリミックスで鮮度を上げる。
先日の「冷食捜査官」に続けて出す戦略的なところも含めて、狙いがくっきりしてるところも好きだな。

ロボ道楽の逆襲 (CUE COMICS) (CUE COMICS)ロボ道楽の逆襲 (CUE COMICS) (CUE COMICS)
(2008/11/29)
とり・ みき

商品詳細を見る

スポンサーサイト

テーマ:今日読んだマンガは? - ジャンル:アニメ・コミック

ご一緒にポテトはいかがですか?「冷食捜査官」(とり・みき)1
2008/12/01 [Mon]21:17
91年からいろんなところで掲載していたシリーズで、最近モーニングで連載し始めたと思われるシリーズ。基本的な絵が変わらないように思うが、ペンも画風も変わってないとしたらすごい。
でも冷静に考えるとどこかでデジタル化されてるはずだ。
で、転々としてちゃんと1巻、つまり続きが描かれているわけだ。

冷凍食品が規制されている状況は滑稽。でもそれは天然の食品が禁制だから。なぜかって食品の汚染が進んで合成食しか認められなくなったから。というわけで、現代の毒入り食品ブームとぴったり合った作品。モーニングの目の付けどころがいい。

なにしろ人を殺そうとかカネを奪おうってんじゃなくて好きなものを食おうなんて、ほっとけばいいじゃないのと思うが、現在の嫌煙ブームを思えば取り締まりもありえる。大麻や覚醒剤に近い扱いだ。
「生物の死骸を食うこと」がおぞましい行為とされている。それは裏を返すと生命を「いただきます」する思考が省略、忘却されているわけで、そんな社会では結果的にどんよりしてしまうのかもな。
(近未来ダークSFっぽくしているのはルール設定でズレていく世界観の作品でおなじみだけど)

「~~を見たような顔をして」の後にホントに~~みたいな姿で出てくるとか、擬音のすり替えとか、ハードボイルドな土台を使っていつものギャグも冴える。

細かいネタの引用元なんかも、気づけば面白い、という作り。男の子向けの漫画だ。

冷食捜査官 1 (1) (モーニングKC)冷食捜査官 1 (1) (モーニングKC)
(2008/11/21)
とり・みき

商品詳細を見る

テーマ:今日読んだマンガは? - ジャンル:アニメ・コミック

屈折させなきゃ恥ずかしくて「愛のさかあがり」(とり・みき)天/地/無用の巻
2008/02/02 [Sat]23:12
古書店で角川書店のB5判、87年発行のものがまとめて売っていた。なんと500円。以前に文庫で読んだことがあるんだけど、記念に買ってしまった。95年に筑摩で文庫になってるのはAmazonで確認できたけど、その後はどうなったのか。埋もれたか。

作者が語り手として主人公、進行役を務め、基本的に実話で構成されるエッセイ漫画の元祖。
キレイなオチのある実話、体験談、聞いた話(都市伝説)ってのは、今の「あるある話」「すべらない話」でも有効なことが示されてる、上質な笑いの作法だよな。
各話に注が付いていて、連載当時と単行本時でもちょっと事情が違ったり裏話があったり。となると文庫版も読みたくなるのだが手元にないのが残念だ。文庫版が手元にあったら買ってない可能性が高いけど。

街角でオジギビトやレプリカント(マネキンや警官の人形)について思いを馳せ、知人や読者から痛い話、金縛りにあった話を収集する。取材、狩猟する漫画だ。
時代や社会がざくっと切り取られたニュアンスは、作者が得意とする「実写からの模写」「実写のワンシーンのような」ひとコマ表現とよく合う。連載当時(85年~)のサブカル標本(偏ってるか)ではないか。

ネタ元となる編集者、知人にも奇人が多い。
最終話近辺では武田徹まで出てくる。当時は月刊NAVIで警官人形の研究をしてたとかで、オジギビト研究と交差したと。
ああ、雑誌が情報量至上主義になってないころの、文化というか世の中の「面白」を引き受けていた時代っぽいよなぁ。いいなぁ。

そして知人として登場するのは米田裕、河森正治、出渕裕、横山宏とか。
ジャンル分けして生きてるわけではないだろうけど、ここを踏まえると後年に「パトレイバー」劇場版「WⅩⅢ」でとり・みきが脚本を書くのもわかるというか。根っこがそっちだったかと。(当時は「TVブロスでシュール9コマ描いてる人がなんで?」だったという反応もあったはず)


エッセイ漫画はいまやよくある一ジャンルだけど、「愛のさかあがり」はテーマの掘り出し方、収集・研究、オチのつけ方(漫画としての構成だ)のいろんな面で遜色ない。
そりゃネタは古いけどさ、古いものを古いまま楽しめるのは構成の力だ。作者がちゃんと主幹してるんだよな。

とり・みき責任編集でウェブマガジンでも立ち上がらないものか。そのアイデア自体が80年代か。


→96~07年の狩猟漫画の読みログ
将軍様いらっしゃい「時事ネタ」

愛のさかあがり 天の巻愛のさかあがり 天の巻
(1987/10)
とり みき

商品詳細を見る

テーマ:今日読んだマンガは? - ジャンル:アニメ・コミック

将軍様いらっしゃい「時事ネタ」
2007/04/05 [Thu]11:26
ニュースウオッチャーをまだ続けているのだろうか。大事件が起こると特番を録画しまくる人のはずの、とり・みきによる時事ネタ漫画。

事件や出来事に対して床屋政談、茶の間雑談的にツッコむようなマネはせず、モチーフというか断片にして漫画のネタに使っている。将軍様も厚底クツもロケットも同列に具でしかない。具どころかスープのダシ程度まで砕かれている場合もある。
特に北の将軍様は大好物のようだ。

善悪や白黒、モラル判定なんかは一切せず、ただニュースは時事ネタであるとして10歩くらい引いて叩き作っている。しりあがり寿の「時事オヤジ」より遠い遠い。とおけりゃエラいわけではないが、そのぶんだけ漫画としての面白さは研ぎ澄まされているわけだ。
だからまとめて読んでも十分楽しい。96→06年(07年もちょっとついてるが)の10年まとめとして、資料的な価値はそんなにないけど最高の思い出し笑いができる。


「エキサイトなニュース」も関連で読むかな~。

時事ネタ 時事ネタ
とり みき (2007/02)
文藝春秋
この商品の詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック


ComicDash

コミックダッシュ! dukimochi の所有コミック

週刊マンガ日本史

週刊マンガ日本史

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリー

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。