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読んだ漫画単行本をひたすら記録。読んだ端から。
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時計の針は少しずつ「海街diary 陽のあたる坂道」(吉田秋生)3
2010/02/21 [Sun]09:35
素敵な漫画だなぁ。
こんなドラマだらけで、ともすれば胸焼けしそうなのに、人物の配置が自然だからしっくり深みを楽しめる。

家と父の実家と、病院と呑み屋とサッカークラブ。
土地に根付いた人物たちだから、漫画のためにとおりすぎるのでなく、自然な巡り合わせとなる。
セリフやシナリオで「偶然」を描くんじゃなくて、全体で、だ。素敵だ。

帯には「すずと幸、それぞれの恋にひとつの決着が…」とあり、核の部分には恋愛があるんだけど、うわっつらの色恋の下地に生活があり、日常があって、そこの感情からドラマを紡ぐ。
(って、3巻にもなってからの感想でもないか)

すずと幸の顔はよく似ている。お互いを見るたびに父の血を感じてしまうかも。
主人公はこの2人なんだけど、3巻のMVPは風太だよなぁ。可能性を見つける才能。
漠然とやってきてしまう、時に恐ろしい未来じゃなくて、自分の中に秘められて、自分で見つけて育てる可能性。
後者が強力なメッセージだよな。

ってほら、こうテキストで「可能性」なんて置いてあってもうさんくさい。
なにを書いても安い感想になりそうだ。いい漫画。

海街diary / 3 / 陽のあたる坂道 (flowers コミックス)海街diary / 3 / 陽のあたる坂道 (flowers コミックス)
(2010/02/10)
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きのう今日姉妹になったんでしょ?「海街diary2 真昼の月」(吉田秋生)
2008/10/31 [Fri]09:51
鎌倉を舞台にした四姉妹の青春漫画。日常漫画ってほどほのぼのしてないし、青春だよなこれは。

すっかりサッカー少女のすず。生い立ちや境遇が「かわいそう」ってのは確かに指摘するようなことではないが、サッカーを普通にやっても悲哀が付いて回る、決意を求められるのはヒロイン性が高いぞ。

そんなすずをはじめ、同じことでも視点を変えると意味合いや事情が違って見えるよねという、大人の漫画だ。結論を急がない。間接的に語るというか、意味合いを置いてあるのを拾い読みするような。
四姉妹が主人公で、母親が天然の世間知らずの印象。親世代に呆れるようになったら大人。

今のところ、死別や難病や犯罪っぽい闇が重なってて、シャチ姉の恋愛が乗っかってる。タイプ別の重みのバランスがちょうどいい。読者としては不幸を楽しんでいるわけで申し訳ないが。
死や病気だらけでも泣かせくさいだろうしな。
お互いが普通に生活しようという距離感を持っているもどかしさが、押せ押せの泣かせも防いでいて自然に読める。


ふと思ったのは吉田秋生のイケメンは正面を向いて、横目で語るのだよな。アッシュもそうだったんじゃないか。キレイな顔を読者に向けて、目線は語りの相手。
わざとかもしれないけど、真正面の顔って実は不自然だったりするしなぁ。そのキレイだけど奇妙な印象を狙ってるのか。それはないか。
というわけで朋章の語り方がエロい。

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いろんなものが詰まってるって感じだね「海街diary 1 蝉時雨のやむ頃」(吉田秋生)1
2008/01/09 [Wed]12:16
年末の漫画特集ムック各誌で絶賛されていたので読んでみる。
吉田秋生で読んだのは「BANANA FISH」「吉祥天女」か。うってかわって(どっちが本筋?)ハートウォーミングなのね、これは。日常会話は五頭身くらいでチマチマかわいく、決めのシーンでは頭身も伸びてまつ毛もパッチリ。
しかし帯の「実は売れてます!吉田秋生最新作!!」ってのは失礼ではないか。

それはさておき、これは良い物語。同じ風景を見に行きたくなる。
四姉妹の気遣い、気遣わなさが大人だ。恋愛事情はそっと見守ってたまにツッコミ、仕事や職場の話もあまりしてない感じか。「ムカツカない?」くらいのストレートな言い合いもあって、姉妹らしいのかな、こういう関係。
自立した魅力ある女性ばかりよりどりみどり。キャラで読む(男性の)漫画読者もホクホクな内容。

で、舞台や人間性のリアリティを保ちつつドラマを進めていくとどうにも事件的ななにかがインフレ気味にしないといけないのだが、そこは四姉妹がそれぞれ別世界を持っているので気にならない。
家がハブになって、それぞれ見ている世界(同じ街でも)感じる出来事、出会う人が違うんだと。落着いた雰囲気が鎌倉の風景と合うのだな。
こちらによると他作品「ラヴァーズ・キス」との関連もあるんだそうで、よまなきゃいかんなぁ。

正直、すずのサッカーチーム仲間の病気については、ドラマチックすぎるかなーとも思った。
でも「リハビリだからそっとしとこう」から「戻ってきてくれ……」までの、漫画的に焦らないじっくりとした書き方になってて、そのドラマを漫画的に軽くなくしている。
ベタな漫画だとさー、時間おいたり強引に元気づけたり、チームメイトみんなでどうこうって、力づくの盛り上げになるよな。

巧いなー。超能力とか怪事件の派手さはないけど、そんなのナシでも物語れる作者の漫画力に感動した。(いまさらか?)


→若いころにこっちを読んだひともぜひ
いつの間にかゴルツィネに肩入れ「BANANA FISH」

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃海街diary 1 蝉時雨のやむ頃
(2007/04/26)
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いつの間にかゴルツィネに肩入れ「BANANA FISH」
2007/05/16 [Wed]09:03
高校生のころ、女子がキャイキャイと読んでいた名作をまとめ読み。古書店でANOTHER含む文庫全12巻を入手した。

キャイキャイ漫画読み女子の輪から「タッチ」「ベルばら」は回ってきたけど「BANANA FISH」はなぜか回ってこなかった。名言はしないけど「読む?」という誘いが「BANANA FISH」に限ってはなし。「これは女子のだからー」という囲い込みがあった。という記憶がある。
読んでみれば、男子とは共有したくない世界かも。
とは思うが貸してくれたってよかったじゃないかと今さらぶちぶち。BLの走りってことか。でもアッシュもエイジも被害者専門。女性を絞ることで男だけの痴情・感情のもつれを純化しました、ということ、なんだよねきっと。


戦略兵器のようなキラーアイテム、国際マフィア、ベトナムまでさかのぼる闇の経緯と大河ドラマの構成なんだけど、軸はアッシュとエイジの熱愛関係。後半はアッシュ自身が戦略兵器のような扱い。戦うヒーローかつ狙われるヒロインだ。
ながーいお話しでゆーっくりと孤独なアッシュを描いているわけで、その見せ方と見えるもろさに大河ドラマなんてただの飾りですよと訴えてくる。

あんまりしつこく語るものじゃないが、読んでいていつの間にかゴルツィネの方に感情移入しかけていて自分にびっくり。なんでタコに? アッシュにひかれていく大人男性の視点でシンクロしたのか。
私情からBANANA FISHの秘密、後継者育成、また私情とこんがらがってるけどもっともアッシュにこだわって振り回されてる立場は読者にいちばん近かったりして。
エイジよりもな。エイジはむしろ天使というか救済アイテムだからな。死なない雰囲気が漂ってるので、読んでても安心して(気分的に)放っておける。逆にゴルツィネは死ぬ気マンマンだから気になってしょうがないという。


そうだ。ドラッグが戦略兵器でストリートキッズが大暴れというキーワードと、ツリ目美少年、細かい線、銃にバイクとかで「AKIRA」っぽい見栄えだとも思った。
でも「AKIRA」までいくとなにがどう影響とか、ないわな。

Banana fish (1) Banana fish (1)
吉田 秋生 (1996/12)
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