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読んだ漫画単行本をひたすら記録。読んだ端から。
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利用しているのは僕です「ブラックジャックによろしく」(佐藤秀峰)8
2010/05/11 [Tue]09:32
移植編がクライマックスへ。

患者と病気があって、医者と治療法がある。
そこまで揃っていて治療するのかしないのか。
医者と関係者はどう関わるべきなのか。


考えてみれば簡単なことなんだけど、考えてみるほど「生体間移植」の定義や、前例なるものの壁が出てくる。
結果的には、最初に感じた通りに「治療するのが普通」だったとしても、
もろもろの考えや壁を経て、治療に辿り着いたかどうかは大違いだ。

考えて、壁にぶつかっても横に逸れずに向き合って乗り越えた斉藤先生は強い。
問題があることはわかる、知っているけれど、という強さ。
自分の中の医者としての欲求とか、恋愛かもしれない気持ちも理解している。
だから落ち着いている。

ギリギリなところで患者を見捨てない展開は、斉藤先生の準備あってこそだね。

……しかし、漫画としては少々、じっくりすぎる気もする……。

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どうしたらいいか分かんないよ「新ブラックジャックによろしく」(佐藤秀峰)7
2009/11/14 [Sat]09:12
臓器移植は当事者の問題だが、当事者には家族もいる、という7巻。
手術の段取りも停滞しているので、事態と気分が一致している。

6巻は過去の事例とか、個人の欲望とかを突きつけて来て、事態が進まないなりにも読み応えがあったのだけど、7巻はちょっと停滞感が否めない。
また皆川さんとモメるとか、斉藤先生側とはいえ家族の問題がぶりかえすとか。

本気で臓器移植と向き合っている漫画なので、書き漏らしがないように、じっくりと筆が進められているのだけど、漫画としての盛り上がりは難しい。
練り込まれた長編として(まとめて)読むと、この感情のいったりきたりも味わいなんだろうな。

「正しいと信じています」は、確信であり信仰だ。
ヒロイックに、赤城さんは僕の大切な人なので、理屈じゃないんだよ!と大ゴマ使って主張してくれたら、なんぼ納得できることか。
この作品はすでに漫画、物語でなく、臓器移植を想定した問答/思考の疑似ドキュメンタリーになっている。
フィクションらしい力押しが一切通用しない。

漫画のようなシチュエーションに置かれた医者と女性2人。
女性2人がやたらに劇的な感情になってしまうのは、疑似ドキュメントの劇的な状況に酔ったのではないかという、一周半の感情ではないかと思った。
なんというか、カメラが回ってるから皆川さん、よくわかんないこと言い出したんじゃないかと。
漫画だけどドキュメントで、ドキュメントだから劇的な言動になる。それほど世界へ踏み込んだかと感じた。

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自分のためだよ「新ブラックジャックによろしく」(佐藤秀峰)6
2009/06/10 [Wed]09:03
なんだか作品以外の話題も多い作者の、最新刊。
漫画に限らず、大手出版業の社員さんはリスク取らない割に不思議と給料がよすぎるのは確かで、それが最後までコストの負担になるとは思うぜ。
(と、作品とも作者とも関係ない部分で援護)


で、移植編はまだまだ続く。移植編の中で過去編が語られ、斉藤先生の青臭い献身が
「それは私たちが●年前に通った場所だ」
とされる。若いムツミ先生が色っぽくていいねーとか言ってられないシビアさ。

しかも当時は法的にも実績的にも技術的にももっと大変だったんだぜという、オマケ付きで。

個人的には、こうした先達の「昔おれも」「以前はもっと」の話はオールスルーすればよろしいと思う。
経験しなくては、考えなくては得られないものがあり、人生はひとり一回なんだから、「~~しなくていいよ」といわれても「なんであなたの人生や経験を引き継がなきゃいけないんですか」だ。

とはいえ、こと話が医療や科学の分野に及べば、そこは経験や実績の積み重ねで進歩していくものなので、そうも無視はできない。
医者は科学者でもあるのだから、新しい、珍しい症例に出会えば知的好奇心がくすぐられる。
うん、わかる。そういうことに正直な人に治療されるのは、精神論で慰める心霊療法よりは安心だろう。


そして医者は人間でもあるのだから、親として子どもを救いたいのは当然だ。
生きるのは欲だし、生かすのも欲。
その欲に対して、恥を思ってしまう。これは日本のものかね?

人生はひとり一回なのに、積み重なる症例にされてしまうの?
立つべきところはどこだ。科学の進歩を信じて願う現代人か、病者の権利を求める優しい身内か。
どっちもいけるはずだよね。
エゴで治療してもいいじゃない。むしろ、エゴで全人類を救うくらいの気負いでいいじゃない。
って、医療事故が増えるのもこういう勢いから、なんだろうね。


科学を信じ、かつ漫画の力を信じる読者としては。
患者を救い、かつ医学進歩的に納得のいく結末を見守るしかないのな。
医者はセンセイ。黙っていうことをきけばよろしい。

しかも病の当事者ではない。読者は見舞客なんだな。このこじれた漫画に対して。

過去巻の読みログ

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腎臓が当たるかもしれない「ブラックジャックによろしく」(佐藤秀峰)4-5
2008/11/13 [Thu]09:31
腎臓移植編で、ドキュメンタリー作品のようになってきた。
病院の描写が細かい。どこまで正確かは知る由もないけど、5巻末に「電話連絡についての順序」について注釈が加えられている。
となると、断りが入ってない所の精度はあるということだ。


4巻も前に読んだのだけど、どうにも感想をまとめる気にならず放置していたが、5巻で明確な前進へ。

重たいのは臓器を与える側の善意の証明。
医者とはいえ無償の愛を与え続けるわけにはいかない。受け取る側も過剰な善意は持て余す。
斉藤先生が赤城さんにこだわるなら、恋人同士でないと「おかしい」。
でも斉藤先生は医者でありたいというアイデンティティが前に来ているから、そのために「好きだ」という感情を自己内で作ってるんじゃないかなー。

で、若者の内面はおいといて、上の方は医療の新しい可能性についてちょい実験精神がうずいてくると。
移植後に斉藤先生がどんだけ満足できるか? 他人に腎臓を差し出した男が「医者でありたい」気持ちの拠り所になって、名医を目指す自信になったらよいけど。


臓器移植については、正直、配ってるカードにサインだけでいいのかと軽さにとまどうが、その身近さが重要なのよな。
持ってしまうと寸前の「やっぱヤダ」ができなくても本人はキャンセルできないわけで、発行や署名に際しては医者とかカウンセラーとか、ついた方がいいんじゃないかと思うが、カード自体が移植推進のためのものだ。

脳死が人の死か、という議論はあるとして、では「臓器移植をしないのはなんでか」と考えてみる。
自分は死んでるわけだから、肉体は関係ないのか?
遺族のためにキレイな遺体を火葬までの間、残すことはできる。それだけといえばそれだけだ。
つまり身体、遺体に対する宗教観だわね。
輪廻転生を含んだ昔話、伝説なんかで育ってるかどうかでもあるかも。


自分は持ってない。持つなら家族と相談せねばな。永大の中で議論を起こしたように、読者の中で話しあいを呼ぶ漫画。
うーん、なんて教科書的なんだ。でも漫画としても面白い。絵が、人の顔がいいよね。

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お力になれることがあるかも「新ブラックジャックによろしく」(佐藤秀峰)3
2007/12/28 [Fri]09:33
腎臓移植を「する、しない、する、しない」ってやってたら、いつの間にか「好き、嫌い、好き、嫌い」…ってなってた第3巻。

展開おせぇーと言いたいところだが、その間にも意味があるわけで。行間というかコマ間の重たい漫画だ。

赤城さんは「生きたい」、斉藤先生は「医者でありたい」。
こんだけの本音にまっすぐ向き合えないややこしさ。
回想や対話で感情や過去が描かれるんだけど、なんかもう、全部はわからないよな、という気がしてくる。
雪の中、直立不動で帰りを待ってるなんてもう恋だろう、と断定もできないし、本人が「好きです」っていったとしても、わからんよ。本心なんて。

お話の展開にピッタリ合うパズルピースのような回想や感情表現なんて、よく考えたら都合がよすぎるものな。記憶違いも思い込みも、その場の勢いもあるしな。
このわからなさは普通のことなのかもしれない。わからないまま感じ取るしかない。

皆川さんは仕事で自分を取り戻す。スキルがあって居場所が確保できると、心は安定する。
普通だ。
そこで恋心が厳密にどうなったかは計測や表現しても「そのときはそう」なだけ。ってことだよな。
赤城さんに「かわいそう…」のときの表情ったら、ないぜ。喜怒哀楽の4種どころじゃない感情が混ぜこぜの、いい顔をしている。
これだな。全体の「わかりえないこと」はこの表情が象徴している。


すったもんだの当事者間に落ち着いて、次はまた院内の話になりそう。斉藤先生がどんなルートを探すか、もしくは突っ切るか。
寝業も使ってきそうな確信ぶりだが。

……と「斉藤先生」と自然に書いているな。読んでる目線が赤城さんか皆川さん寄りになっている。
そりゃ、終始「医者ですから」って言い続けてる(自己暗示もあるな)人に感情移入なんてできないよん。斉藤先生が成長したというか、ついてけないほどの「医者でありたい」。
永大で立派に育った若木ですなぁ。


→2巻の読みログ
決意するまで「新ブラックジャックによろしく」2

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なぜか麻雀「示談交渉人M」
2007/08/10 [Fri]12:30
古書店の100円コーナーで発見。帯には「命って何だ!?」とある。読み始めて気づいたけど、麻雀漫画だったのか。そうかそうか。掲載誌が「近代麻雀ゴールド」だったか。

冷静に考えれば落とし前を付けるのに麻雀は必要はないのだが、そこはヤクザなりの遊び心なのか。積み込みとかしてでも、示談を決裂させて追い込んでから処理する……。いややはり理解できないが。

きっかけはともかく、熱いセリフと立ち上る湯気でかすむ視界にはクラクラと乗せられる。これ、ルール監修の人がいて漫画は個別に描けるんだっけか。作者自身が麻雀の劇的な運びを生み出さないとしたら大変そうだ。

命、肉体はすべてを失った際の残された資本。それを賭けてるのはイコールギリギリ。腕一本で食っていくってのはカッコいいようでいてリスクヘッジできてないダサすぎる人のことだ。

骨格としても、麻雀するだけで(競わせながら、賭けさせながら、心理を読みあいながら)語り合うだけでトーク漫画が成立するのかも。ゲームは人生だ。

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決意するまで「新ブラックジャックによろしく」2
2007/08/02 [Thu]08:29
コンビニで購入。1巻もそうだった記憶がある。巡り合わせか。

臓器移植について知り、考え、関わっていく……。お話しの進みとしては激しくスローだ。決意するまでをゆーっくり見せる。ところが赤城さんはすでに移植を……とか、いきなり事態を進めたり変えたり。緩急でいくと「緩緩緩急緩緩急」くらいの揺らされ方か。

命を最優先したいのに、現場としてはイロイロあってそうもいかないのよ、と。
「生きるために手を尽くしたい」のも「臓器を移植するなんて生命の冒涜」だと思うのも、どっちも生命についての倫理観だものなー。国や組織が規定できずにナァナァにもなりますて。

生命についての倫理を乗り越えるために必要なのは愛。家族愛。もっと大きな名分が出てこないと事態は動かない。
最愛の人のために「臓器を残しておく」のも選択なのだな。なるほどな。

ものすごく理屈っぽい展開にもできるのに、セリフはかなり抑えてあるのではないか。無音のコマも多い。回想シーンでもいちいち寂しかったとか苦しかったとか、いわないものな。

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一対全の「ブラよろ」10巻
2004/10/22 [Fri]00:18
精神科編は医療漫画というより、医業界漫画になっている「ブラックジャックによろしく」の10巻。
なんだか主人公サイドのキャラと敵対する組織側みたいな構図がキチキチすぎて、単純すぎやしないかと。ああいう状況で一対全ってホントかなと。
タクマ事件(に似た感じの事件)を題材に、「もしも」な結果を導けたら面白いか。でも、巻末のヒキでは精神障害を否定して死刑に持ち込むって展開なのか。じゃあ、執行までの背景を描くのか。記者のおじさんはそれで悩むのかな。

前半の救い(恋愛)からの急転直下な展開でつかまれた。もっと直接に否定ネタが入るかと思ったけど、外堀から埋まってきて小沢君への心配と塀の外(新聞社)の流れと斉藤先生の対応と、複数の視点を持ったまま突然の大きな事件に立ち会わされたわけで、結局、上記のような疑問を感じながらも一気に読んでしまったし、先が気になってしょうがない。

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