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赫灼たる混沌「ベルセルク」(三浦建太郎)34
2009/10/07 [Wed]09:10
再転生したガニシュカを鎮める、グリフィスと新生鷹の団。

何が正義で何が悪かとか、ちょっと考え直してみるか。
主人公はガッツなので、ガッツの復讐のための物語だったのだけど、となるとグリフィスは倒されるべき悪だ。
でも、ガッツはじめ国や政治や権力から切り離されて生きる(魔女だってそうだわな)ものたちにとって、本当になんとかすべきなのはグリフィスではない。
のだけど、でも強いヤツに導かれて、自分の人生預けて、で、裏切られるのなんて、もうゴメンだろうな。

なので、今回のコレはうっかり感動してしまうのだけど、ガッツにしてみれば「またやってんのかアイツ」と個人ベースに引き寄せて憤る、だろうか。

ともあれ、グリフィスは自分の国を手に入れるという目的についてブレてない。
そのために、はみ出し者を集めて、力とする。
あれ、グリフィスの出生って語られてたっけ。そこを軸にしてガッツと個人対決してくれないと、問答無用で強いヤツ、かっこいいヤツについていったら高揚してヤッホーというアホ漫画になりかねないぜ、と思った。


この巻はなにかと見開きで見せるシーンが多い。
新生鷹の団幹部の面々、現世にあらわれた幽世のものたち、ゴッドハンド。
画力と想像力の限りを尽くした漫画だ。

そのパワーに魅せられたら、あっというまに食われてしまうよな。読者の意識も。

ヒドラにハーピー、ユニコーン、トロールにゴブリンコボルド、ワイバーン、デュラハン・・・という面々も、「人が欲望した」ベタなラインナップ。D&Dの赤箱かという基本路線。

モンスター出てきて剣と魔法でファンタジーが見たいって欲望を、見透かされているようなメタ読みもしてしまう。
ベタを超える、漫画としてのねじ伏せもあるのだろうな。
普通のファンタジーものが最初にしれっと提示する、人間と幻想生物の共存を20年34巻かけて編んで、その先に行く(のだろう)。すごい漫画だな。



あ、気になったのは、宇宙視点の描写なんだよな。
そりゃ、月も出てれば丸い水平線もある世界なんだけど、惑星上の出来事で、となると、宇宙規模の存在が物理的に上位に存在しそうな気がして、やや違和感があった。
あの世界ならさ、神のようなものが平面の大地を支えててもいいと思うんだ。

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人智が及ばぬものに委ねていいのか「ベルセルク」(三浦建太郎)33
2008/11/04 [Tue]11:33
海に出て、エルフの国へ向かう主人公たち。一方では神様的存在と人を超えた使徒からさらに突き抜けたという、ワケわかんない存在が戦いますと。
考えてみれば主人公が脇役になっている。外伝の「一方そのころ」扱いだ。

当分は終わりそうもない長い長い(まだ?ホントに?)物語においては、この程度の脇道はたいしたことではないのだろうな。しかし港町~港~海上の連戦は思い返せば読んでても少々キツかったから、これは息抜きなのやも。

まとめて連載しているだけあって、読んでてボリューム感は抜群。勢いやスピード感は殺されている。もう、地獄まで付き合って読むぜという思いで食い付いているよな、読者は。


ガニシュカは壮大なヤラレキャラのように読める。自分でハードル上げちゃってる。
強いぞを連呼した人が勝ったためしはないし、流れ的にもグリフィスと新生鷹の団ががもっと圧倒的だーという見せ場のために単行本半分使ってパワーアップしたとしか。パワーアップにしても、欲望だけの裏ワザだからな。報われる必要はない。
てか、霧のまんまのほうが勝てはしないが負けもなかったような。

ちょっとは苦戦するのかなー。でも、グリフィスは負けてはならぬ立場だし、鷹の団の中ボスたちは過去がそんなに語られてない(よね?)純正エリートたちなので、いきなり負けると意味不明だ。
がんばって這い上がったり、何かを捨てて強くなったのに及ばない絶望感やそこからの大逆転がベルセルクの戦い方だからして、なにも語られずに強いヤツは、強いままだろう。


続きがヤングアニマルで読めるってんで読んだけど、RPGのオープニング映像ほども進まない風景が広がっててめまいがした。
これは続きといえるのか。そりゃ続きなんだけど、CM明けのバンク映像のようなインパクト。

何か必要ではないのか。そんな漫画連載のセオリーは超越したゴッドハンド漫画家なのかなー。うーむ。面白いだけに放り出せねぇ。

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どんなに日本人が嫌われたって「ジャパン」(三浦建太郎)
2008/10/02 [Thu]10:23
実家の押し入れで発見した文庫版を読む。これ、再読のはずだけど「王狼」より記憶が薄い。
主人公はヤクザで、ヒロインは美人キャスター。主人公の顔はブサイクなゾッド顔だ。
ドアを蹴り開けるついでに見張りをドガっと吹っ飛ばすところは「ベルセルク」っぽい。

という、細かいところはおいといて。

お話は日本が世界に経済的な侵略をしていたことをベースに、飛んだ先の未来では日本人が嫌われて、武力を持つ白人が支配していてどうしようというもの。
さすがに参考文献が91年、単行本が92年、文庫でも98年。
世紀末の大崩壊を経て、要は北斗の拳のような世界になってる(てか原作は武論尊)中で、食料を自給自足できない日本人が虐げられて嫌われている。さすがに今読むとなんだかなー。

自給自足たって、農業機械を動かすのに油を使ってるんじゃないのとか。
その理屈でヨーロピアンたちがウハウハってのはなんでだろうとか。

日本人の経済イケイケにツッコミを入れつつ、もっと地に足を付けて、人種も民族もない新しい国を作るんだ~という展開は、青写真としてキレイすぎる。10年前の解像度。
戦いと自衛の矛盾、国家観と民族とか、単行本一冊ではさすがに盛り込めないよな。なので、ボンヤリと理想を示しているだけってのは「そりゃそうだ」なのかも。

一回、世界が崩壊すれば人類みんなが過ちに気付いて結束できるなんてことはないだろう。
むしろヨーロピアンたちの身分制度を作って合理的に世界を動かすって方が、リアルだ。個人レベルで不満は出ても、それこそ地球規模では効率いいぜ。人類が細く長く生き残ればいいってだけなら。
だからこそ作中では批判されているわけだが、納得のいく克服はされてない。どっちが正義でもねーよ。
だって主人公、ヤクザじゃないか。そこだけで納得できるかっての。

てなわけで、現在連載中の漫画「日本沈没」って、このへんの世界観がどうなってるのか知りたくなった。いまさら小松左京?と思ったけど、今だからの漫画になってるんではないかと。

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焦げ悔いるがよい「ベルセルク」(三浦建太郎)32
2007/12/03 [Mon]11:42
船に乗るまでが一苦労どころではなかった連戦にようやく区切り。巻末の次巻予告では船上、海上でも新たな敵がやってくると。
大軍を書ききった作者に拍手。整然と兵が並び、静まりかえった戦場がわーっと崩れてぐちゃーっと殺し合って、がーっと終了する。いつ見ても「ベルセルク」の戦場はかっこいい。モブがモブじゃないというか、前にも書いた気がするが鎧とか微妙に違ったりするしな。


クシャーン大帝がいったん、退いてしまった。殺すには惜しい逸材。ガッツの剣で大帝に傷はつけられるけど、グリフィスでも大帝は殺せない。ま、いいか。
大帝とゾッドのセリフはいいね。「狂喜にうなじが逆立つぞ」「焦げ悔いるがよい」だよ。人間離れしてないとうなじを逆立て喜ぶなんてないものな。そして焦げ悔いるってのは初耳の動詞だ。どんなだよ。わかるけどさ。

この巻はグリフィスの新生・鷹の団のためにある。ゴッドハンド(なんだか懐かしいな)も残ってる(倒すべきものなのかすら疑問だ)のに、中ボスがいっぱいおりますよ。ガッツ側もパーティ編成だけどもさ。
ミッドランド正規軍を名乗り、シャルロットの権威を掲げ、法王のお墨付きも得て、現実に降り立った神の軍団となる。魑魅魍魎の襲撃の後で神が降臨したら、世界の常識が変わるだろう。祈っていた神よりも救ってくれた鷹にすがるのは当然。
で、しかしだ。転生したグリフィスのこだわりがいまだにリアルのミッドランド界隈にあるってのが意外だった。そのために転生した、悔いがあったのは間違いないけど、ちょいよ俗っぽい感じもあるな。
もっと大きな野望が隠されてたりして。でないとゾッド以下の中ボスが付いてこないような。

現在の対立関係ってどんなだ?
ガッツ→←グリフィス、鷹の団
クシャーン→←ヴリタニス、ミッドランド、法王庁、鷹の団
ヴリタニス→ミッドランド、鷹の団

グリフィスってガッツ、相手にしてんのかな。ダメもとで転生をもちかけるか。
しかしガッツ仲間のまきこまれっぷりがひどい。仲間じゃなかったら戦渦で死んでる可能性が高いから、幸運なのか。

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