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読んだ漫画単行本をひたすら記録。読んだ端から。
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世間様が何と申されようと「コミック幽」
2007/06/29 [Fri]09:21
「ダ・ヴィンチ」の怪談増刊「幽」に載ってたコミックだけを集めたもの。本家は読んでなかった。“全作品単行本初収録”だそうだが、「幽」を買ってた人には物足りないか。って、その人たちは「幽」があるから「コミック幽」は不要と。書き下ろしがあると思って買ってしまいそうだが。

王道のホラーコミックでなくて、ヒヤッとする話、ちょっと奇妙な体験がメインのようだ。怪談専門誌で「お前の後ろにいるぞ!」的なホラーは、確かにナイよな。
でも押切蓮介のテンポには、ベタにびびってしまった。結局こういうドッキリホラーも強い。(どっちやねん)
中山昌亮「呼んでる?」もね。理解をさせないパワー。こえぇ。

個人的には伊藤三巳華の体験モノに衝撃。ああまでキッチリ見えてしまうのか! 「もやしもん」の直保みたいな視界なのか? 大変だぁ。自分の家とかで対面したくない…。見つけて欲しくない…。

ホラーの主旨から外れそうな勢いで面白いのが花輪和一。“不思議だが本当だ!”の味がまた。
特に「みそぎ虫」「祟り」のどんでん返しにはのけぞるしかない。常識なんて通用しないぜホラー。この感覚を現代人が持ち合わせているところに鳥肌だ。


諸星大二郎、高橋葉介はじめメンツも豪華で、偉そうに言えばどこを開いてもハズレのない内容。これ、「幽」掲載のときから作家や内容でバランスを取ってきた編集側のGJなのではないか。まとめてみて全体がクオリティアップしてる?
これで1000円は安い。それぞれ短編だし、各著者の単行本に収録されづらいので買っておかないと感もあるのだった。



コミック幽 コミック幽
諸星 大二郎、高橋 葉介、花輪 和一、大田垣 晴子ほか (2007/06/23)
メディアファクトリー
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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

目を見張るアイドル「もやしもん」5
2007/06/27 [Wed]08:04
おなじみのデザインなんてしないぜ、でおなじみの「もやしもん」5巻。おまけに興味ないので、通常版を買っちゃった。

今回の表紙は、蛍か…?と思ったら学祭のゲストとして出てくるアイドルだった。ゲストが表紙かよ!

ちょっと不安になるほど大きく見開いた目と、対面した一般人の「ほそーい」というリアクションはまさにアイドル。テレビでは感じられない、実在アイドルの“やや現実離れ”ってココだよな。アイドル、芸能人らしさのニュアンスに感心した。
これが女優やモデルだともっと周囲を圧倒する目つきや頭身の高さになるのかも。

なにかと美女が多い作品だけに、“やや現実離れ”でアイドルを表現したんだろうか。作者の目はリアルっていうか、平等だよな。菌は菌として生活するし。幻想のない描写……とか大きな事を言い出すのもなんだが。


今回は新入生3人がいわゆるひとつの自分探しを模索開始。大学一年生の学祭あたりのころはそうかも。「今からでもサークル」「私が~~を目指せばいい」の及川がかわいい。

これといった路線が見えなくて、折々のイベントやちょっとずつ自然に変わる価値観、増えて深まる交友関係。
うむ、これぞ大学漫画。まったりと博士課程まで……はさすがに続かないか。

もやしもん 5―TALES OF AGRICULTURE (5) もやしもん 5―TALES OF AGRICULTURE (5)
石川 雅之 (2007/06/22)
講談社
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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

堀江さん…「覚悟のススメ」4
2007/06/26 [Tue]09:12
完全保存版も4巻。勝手に「4巻完結」だと思ってたが、もっと続くようだ。回想シーンと堀江ラブの高まりを軸に、散とタイマンになるところまで。巨大ロボットに乗ってハルピン上陸。
ほとばしる正義の心と何時代かわからなくなるせりふ回しを思えば、一気読みした方がよかったかな。どうしてもテンションが落ちる。


読んでいて、散が美しく見えてくる。おおお、俺も口づけされたいー!というか、破滅的なあなたが素敵とか。
父親も殺して、世界も滅ぼしてナニすんの、の勢いは魅力的だ。気持ちよく悪。
ぜひ覚悟と「一線を越え」てほしかった。良い展開だと思うんだが。堀江が引き戻せばいいじゃん。あ、そうか、散に気持ちが寄っていくのは、覚悟と堀江でラブラブすぎるからでもあるな。ぬーん。

というわけで、5巻以降には特別編も収録されるのか気にしながら、続きを待つ。

覚悟のススメ 4 (4) 覚悟のススメ 4 (4)
山口 貴由 (2007/06/20)
秋田書店
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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

夢探偵はゴス少女「パプリカ」
2007/06/25 [Mon]10:16
筒井康隆の小説をアニメ映画化した作品の、続編にあたるオリジナル「パプリカ」。キャラクターデザインは映画版を踏襲。
原作小説に映画を見てないとちょっとついていけなさそうだが、メリハリ効いてるので初見でもファンタジックな漫画として読めるかな。

映画のラストのシーンで小学生女子がDCミニを拾ったら、というお話。表紙のゴス娘はにわかパプリカの姿。これはないだろ、と思ったとしても「案外子どもっぽいのね」なんてツッコミが入ってるので納得。子どもだしな。

残念なのは悪役がどうにも小物。ロリ性欲はありそうな線でハマってるんだけど。もっと大胆な悪に圧倒されたい。



DCミニの悪用はシリーズ共通のテーマとなるわけで、「悪意の精神攻撃」に「変身ヒロインが夢探偵的に挑む」のは原作の骨格だ。正統の続編となっているので、原作右翼の人も読めるはず。このフォーマットでまた読みたくなる面白さがあった。夢の不可解さと現実侵攻のショックは、何回も続くと薄れるかな?
また5年くらいしたら新作「パプリカ」が作られたりして。

パプリカ パプリカ
坂井 恵理、筒井 康隆 他 (2007/06/06)
講談社
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最低でも一億は要るから「はるか17」16
2007/06/25 [Mon]09:39
事務所関係に影響されにくい映画に進出して、の続き。まだクランクインもしていないので、もちょっと続く。
あ、撮影とかのメイキングはあんまり描かなくて、仕事としてこぎつけるかまでが焦点になるのか、この漫画の場合。

プロデューサー、スポンサー、フリーの監督、オーディションにやってくる新人俳優など、新キャラによる新規プロジェクト。映画ならゼロから作れる、というわけだが、現実にはテレビ局が噛んでる映画がヒットするケースも多いしなぁ。その辺でも横やりが入るんだろうか。アイドル上がり女優の恋愛映画をゲットオンがぶつけてきて上映館を取り合うとか。話題性を高めるのは向こうのが得意だ。

で、話題性で劣る部分が奇しくも「共演女優が恋のライバルに?」的な、赤城君を巡ってのなんやかやでフォローされたりして。心は傷つくけど映画はヒットとかな。

ベタドラマの先読みを楽しむようだ。
やはり人間関係のくすぐったいところに踏み込んでこそ山崎さやか世界なのだし。そこはベタのようでいてきっちりくすぐったくなる。もちょっと悲惨でもいいけど、それだと連載がな、ここまで長くはならないのだろうな。

ともあれ映画作りって、枠にはまるように仕掛けていくテレビとは違うのだな。もちろんそのテレビの印象も「はるか17」で知ったような感じになっているものだけど。

はるか17 16 (16) (モーニングKC)はるか17 16 (16) (モーニングKC)
(2007/06/22)
山崎 さやか

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成功者もいいけど「コミックヨシモト」創刊号
2007/06/21 [Thu]14:14
吉本興業が漫画誌を作ると。お笑いブームですなと思ってとりあえず読む。創刊号は「チャージ」も「リュウ」も買ったっけ。いずれも続けて買ってないのだが。

吉本興業のタレントたちが原作・原案を担当した作品が中心。
どんなだろーと思ったら、エッセイとか立志伝、ネタやキャラを漫画にしたってことか。雑誌の色としてはまとまりがあるといえる。でも漫画誌としては新しさもクオリティもいまひとつ。
品川祐のドロップがないな、と思ったけど、漫画好きの人だけに「本物の漫画誌でやってほしい」とか思ってたりして。

芸人になるぜ漫画「んなアホな!!」もあるが、これ、ちゃんと芽のでない多くの志望者の姿も描く、だよな…。でないとどうも、誌面が芸人になれた幸せな人たちのエピソード(昔は貧乏で…的な)ので埋め尽くされるような。

あと、永井豪というかダイナミックプロはよくわからない雑誌でも協力するなぁ。HGのキャラを借りて漫画描くのってイヤじゃないのか。弟子の誰かが描くにしても。
仕事のえらばなさに、ゴルフ漫画誌の「はれんちゴルファーじゅうべえ」を思い出した。

次も買うか? 買わないなぁ…。

コミックヨシモト 2007年 7/3号 [雑誌] コミックヨシモト 2007年 7/3号 [雑誌]
(2007/06/19)
ワニブックス
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南米の勝ち組「グリンゴ」1~3
2007/06/21 [Thu]14:01
表紙の人の顔が友達に似てるなと思って購入。ソーゴーショーシャのモーレツサラリーマンが南米で大冒険。

会社、仕事、円と無関係な土地で、日本人は小さな黄色人種でしかない。と書いちゃえばフーンなことなんだけど、主人公のヒモトヒトシ視点で眺める南米のつかめなさに絶望が伝染する。20年前の南米ってこんなか。今はどうなんだ。

都市からスラムでレアメタル貿易。ゲリラと逃げて秘境でエイズ特効薬発見。どちらも(後者は早々に)頓挫して、ヒィコラ逃げるしかない、生き延びるしかない悲惨さ。
ヒモトは体力もあるモーレツ団塊男だからいいけど、普通は死ぬ。典型的なサラリーマン、という姿のヒーローなんだな。強くて仕事ができるお父さんのスペックをぐぐっと拡張したような。
お父さん、熱血はハナにつくけど頑張ってるから認めるよ尊敬するよ俺、的な。

で、“(戦争)勝ち組”の日本人村にたどり着いて、じっくり用意してきた日本人論を膨らます土台に向け、ここから!……というところで絶筆。ああそうか、89年。
エエエエエエエエエエ!と100回は言いつのりたくなるが、どうしようもないわな。
いやでも「火の鳥」の“描かれていない大地編がある”未完と、「グリンゴ」のお話しの伏線だけ見せて“次回に続くけどそれがない”未完では、宙ぶらりん感が違うってば。

というわけで田中圭一の「グリンゴ2002」を探しているのだが、掲載誌のトラウママガジン、見つからないかぁ。
まんだらけでもさまようか…。

いや、それで代用できるものでもないんだけど…。
構想ノートとか残ってないのかな…。

グリンゴ (3) グリンゴ (3)
手塚 治虫 (1993/06)
講談社
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音楽と私どっちを取るの的な「のだめカンタービレ」18
2007/06/20 [Wed]08:30
パリで足場を固めはじめました18巻。若手音楽集団に属する→シンイチとのだめが飛び抜ける→次のステップへ、という、実は少年漫画のような成長物語かもなと思った。
天才でいきなり見出されてキャリア不相応な舞台に立っちゃった!・・・とはならない。才能は十分にあって、かつ努力してステップアップしていく修行漫画。

パリのキャラが育っていて、群像劇となる。Ruiもフランクも悩みつつ前に行く。
突然のテルミンハンガリー少女も出てきたので、見方としては「取材で得たエピソードや若手音楽家の心情」(こんなことありました的な)をお話に取り入れるのが上手い、とも思った。


しかし今後はターニャの出番が減りそうで残念だ。
RSオケのバイオリン子も出番がなくなってるしなぁ……。
成長漫画ならではの、過去ステージキャラの消耗が、ちょっと悲しい。

のだめカンタービレ #18 (18) のだめカンタービレ #18 (18)
二ノ宮 知子 (2007/06/13)
講談社
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マンガで書いてある…「はたらくカッパ」
2007/06/19 [Tue]18:49
いみり再読その5。少年画報社の「アワーズ・ガール」に連載されていたもので、これまでの短編集にあった突拍子もなさをぐぐっと抑えようとしている力が読める。
アンヌがカッパのタコ漁潜水艦に就職してみると……という筋が最後まで守られている。すげぇ。よく一冊もったよな。

「アワーズ・ガール」とはいえ、「ガロ」や「アックス」と比べれば十分にメジャー誌。「IKKI」や「コミックビーム」でも載りにくそうなんだよな、ここまで砕けてても。

・・・・内容に関係ないところへ意識がいってしまった。
「はたらくカッパ」の魅力はカッパよりもやはりアンヌにある。「ケキャール社顛末記」の女子社員も良かったけど、アンヌのほうが仕事や生活にある程度の執着を持っている感じ。なんだ普通の女の子描けるんじゃん、と。動きもピョコンとしてるし、毛蛙(ケキャール)の血が目覚めるという仕掛けまで!
(どうやら父親は病気で毛が生えただけで、カエルには違いないようだ)
人物にちゃんと背景が(ストーリーに絡んで)用意されてるのって、初じゃないか。だから魅力的……というのは普通のマンガの作法なのか。腑に落ち所としてはごく普通。

カッパの歴史にも一応“設定”がある。でもこっちはマンガ用の設定でなくて、少年雑誌における“雪男の秘密”“UFOの内部図解”に近い雰囲気の、設定遊びなんだな。
作者の遊びに付き合ってるわけだ読者は。でも設定話が上手くて笑えて、下校中にずっとソイツの世界を聴きながら「なんでなんで」「どうなってるの」って楽しませてくれる友達はいたよな。昔。その感覚か。


で、行き当たりばったりにモンスターが出てくる後半は本領発揮。吹っ切れたようだ。メジャー誌だけどいいやってこと?

カニミソのドラッグ夢が入ったあたりで怪しかったが、無料のNORIMONOで運ばれたり、展望レストランが歩いたりという“移動で風景を見せる”技にはためらいがなくなっている。これがなくては、ともいえるのだが、これがあるから一般誌で連載できないのかもしれない。

もう無理に複数ページのマンガにしなくても、雑誌記事の口絵とかのほうがいいんじゃないか。ああでもそれこそ単行本にならないから、収入が減るのか。

マンガ好きとしては、「はたらくカッパ」くらいに筋があって魅力的な女性がいて、かつ世界はカッパ的なカオスというのは大好きなんだけど。落としどころが難しい。そんな媒体はねぇよと。


持ってる本がサイン入りだった。どこで買ったんだっけ。
そして関連で「アックス」の逆柱いみり特集号も買ってた。インタビューをいまさらに熟読。「はたらくカッパ」巻末の写生文(青林工藝社の社長による)と合わせて読むとさらに面白い。やはり絵描きの家系で、流浪の、浮いた感じの生き方が染みている人なのか。でも悩みが「カネがない」だったりして。

しかしこの、買ってはいるけどキチンと記憶にとどめていない、ぞんざいな扱いはなんなんだろう。そして今ぶりかえすように楽しんでいる。30歳を超えて懐が広がったか、俺。まだ若いな。

はたらくカッパ はたらくカッパ
逆柱 いみり (2005/04)
青林工芸舎
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エマニエルの高級タクワンだっ「赤タイツ男」
2007/06/18 [Mon]11:51
いみり再読その5。
「ネコカッパ」で誕生した名キャスト、ネコカッパがここでも登場。風呂敷ネコ時代の名残のない、押し出しの弱い巻き込まれ体質。好奇心は旺盛だがケンカは苦手。
「赤タイツ男」ではひたすらにタイツを引っ張り、リメイクの「箱の男」では原付に乗って道楽者の海までの道中に付きそう。
いずれもいくらでも継続可能な世界だ。本領発揮。もう続けて読んでるし慣れてるから「え、終わるの?」なんて気構えで読む。負けてたまるか。

「箱の男」ではテレビの中に風呂敷ネコっぽい怪物が出てきて懐かしい。怪獣部屋の覗きシーンにファラオスが出てきている。デザインはすでにあったんだ。おおー。
笑わせようとしているのかどうかわからないが、アメリカ親父がソファをレイプするシーンではつい。ソファのいやがり方がまた。ソファのくせに!

2作に続く「地底人エマニエル」は悪夢的でエロめのお話。カッパが服を着てたりカップルだったり。お試しなんだろうか。基本はタクワン売りにいくお使いなので、またリメイクがあるのかも。
エロっぽい描写は、意外と合っていると思う自分は変態かな。ソファにしてもな。


作者としては、ネコカッパの発明と画力の向上によって、これならウケる!って気持ちがあるのかなー。何度でも描けるぜと。
繊細な芸術家肌の人を想像しているが、ひょっとして結構、大胆で太くて野心家……ってことは、ないな。

赤タイツ男 赤タイツ男
逆柱 いみり (2004/10)
青林工芸舎
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幼女と宇宙船「マップス ネクストシート」1
2007/06/16 [Sat]17:11
あの「マップス」の続編(外伝、パラレル、新作)が!と高校生時分のワクドキが瞬間沸騰して購入。んー、刷り込みというか……。ためらいなく。
ヤフーの無料ウェブコミックで連載してたそうで、しらんかった。

内容は「マップス」を受け継いだはずの60年後で、でもちょっとズレてる(から仕切り直しができる)設定。おお、そうだ。この感覚は「設定」だよな。世界観じゃなくて。設定って響きに懐かしく酔う(勝手にな)。

今度も女性型宇宙船が地球にやってきて、地球人の少年がおもむろに宇宙規模の諍いへ一気に駆け込む。このスピード感、長谷川裕一だよなぁ。いいなぁ。(完全に気分が10代に戻る)

1巻だけに「なんで地球の歴史だけ」「金子の存在感が星見以上に薄くなりそう」「ツキメ以外にリプミラ&ゲン、ダード&ラドウの登場は鉄板か?」など、期待と不安と邪推が入り交じる。

これ、新作と言いつつも一見さんお断りじゃないか。
「マップス」でのお約束感、ファンサービスを抜きにして、この良い意味で懐かしい匂いのスペオペを読むか。今の若い子が。文庫のマップスも絶版じゃかなかろうが。

ウェブコミックの年齢層って、なんとなく若そうな気もする。どうなんだ、今の世にマップス再びってのは。

もちろん、なにがどうあれ応援するのだが。オリジナルマップス世代だもの。

でさ、オリジナル世代向けだとしたら、本当に申し訳なく、腰抜けの発言なんだけども、表紙を、もちょっと、大人っぽくというか、こぎれいなSFっぽくというか、してもらえたら、いいかな……とも。
これは、堕落だとはわかっている。
こんな要望はくだらない、意味がない! だから面白い。

マップス ネクストシート 1巻 Flex Comix マップス ネクストシート 1巻 Flex Comix
長谷川 裕一 (2007/06/08)
ソフトバンククリエイティブ
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タネが大きすぎはしまいか…「ネコカッパ」
2007/06/16 [Sat]14:02
いみり再読その4。箱入りで河出書房から。オビには松尾スズキの推薦文があり、アングラからちょっと前へ!……という狙いが河出のほうにあったんだろうか。発掘したぜー!とか。その後、続いてないのだが……。

タイトルどおりにネコカッパ登場。これまでの風呂敷軟体ネコの役目に収まる。目もかわいく2つあり、甲羅も背負って、手足はカッパ。かわいくまとまっている。風呂敷ネコのようにやたらに「かっ」と突き刺す凶暴さもどこへやら。

書き下ろし短編集といえるが、ネタはセルフリメイクのものが多い。「金魚」はMaMaFuFuの「ユウレイ」、「首長翼竜」は「ケキャール」、「クソボス」はチャイ語のタイトルのもの。
線が濃くなりつつも絵が見やすくキレイなのは、画力が上がったというか、紙も上質だから?河出のGJでもある。
でも新しく読んだような気がしちゃうんだな。落語みたいな感じだろうか。

完全な新ネタもある。「おつかい」は得意の市場散歩で場面を押し寄せさせて、ネコカッパをデビューさせてる、と思われる。
「岩助劇場」の異常さは説明しづらいが、書き下ろしの自由を得て達した域だとすると、この作者は連載とか雑誌掲載とか普通の漫画家の生業に向いてないのかなとも思った。やっぱり画家なんだよきっと。
などなど。

となるとネコカッパの発明が作者を漫画家としてつなぎ止めているのではないか。観察者を置くことでコマにおける視線や位置関係がじわっと出るというか。

面白いなぁ。(投げやりな感想になってしまった)


ネコカッパ ネコカッパ
逆柱 いみり (2002/07)
河出書房新社
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会社がつぶれました「ケキャール社顛末記」
2007/06/15 [Fri]15:35
いみり再読その3。表紙はフィギュアの社長(軟体ネコ)とケキャール社の社屋と思われる写真。装丁は作者自身がやってるそうな。

ケキャール社がつぶれそうになり、インドを目指す社長(軟体の一つ目ネコ)と女子社員(わりと常識的で冷静沈着)。その行く先には借金取り、ヤクザ、忍者が現れて……。
おお、あらすじっぽいものが書けてしまう。お話しになっている。詐欺師である一つ目ウサギ(インド人だったり校長だったり)が売りつけたお札が伏線だったり。切れ目の少ない長編だ。へー。カーチェイスもあるし、出てくる人物は以上だけれども理解できる範囲のキティさん。

移動シーンはこらえきれずに「連続風景で見開き」も入れてるけど、「MaMaFuFu」を思えばお話しに全力を割いてるのではないか。
途中で社長の夢が入るので惑わされるが。もうこれくらいの脱線で驚かないよう。

全体的に巻き込まれてしまう女子社員がかわいい。ショートの地味なスーツ姿なのだが、にじむ社会性とカッパタバコでも平気で吸っちゃう雑さがいい。ヤクザを見て「レイプされてはかなわん」とかな。あ、一応警戒するのかと、逆にびっくりしたが。


これでちょっと安心してしまうが、今後、どうなるんだっけ。
次は「ネコカッパ」へ。書き下ろしかー。

ケキャール社顛末記 ケキャール社顛末記
逆柱 いみり (1999/11)
青林堂
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かっ かっ かっ「MaMaFuFu」
2007/06/14 [Thu]14:29
逆柱読み返してみよう、その2。「馬馬虎虎」の簡体字、チャイ語読みでマーマーフーフー。
カラー口絵は各連載の扉だろうか。これ、家に飾りたいからポスターにして売ってくれまいか。

一つ目の風呂敷ネコが主役というか視点担当で、描き下ろしの「土龍刺器」では作者っぽい扱い。そこで「ようやく自分の本を出せた」のだが、広告コマを入れまくられ、表紙にはポップなカートゥーン調の一つ目ネコの姿があってガックリと。
いみり作品にしてはわかりやすすぎるが、一応売れ線へのなにがしかの意識はあったんだな……。

もはや学校とかデパートとか、現実にある(あった)風景は出てこずに、イメージだけの懐かしくくたびれた世界で塗りつぶしてある。カラー口絵も怪獣が街を襲うわけだ。脳内と作品世界で折り合いが付いてしまったようだ。

読み返して気づいたのは、今回の「道楽者の海」は「赤タイツ男」に入ってる「箱の男」と、そしてチャイ語タイトルの社長が切れて怒鳴り込む奴は「ネコカッパ」収録のクソボスの話と相似形だと。前者についてはネタの使い回しというか、バージョンアップというか、リミッターオフというか。ページ数増大で、もういつまでもどこまでも原付走らせられますよ的な余裕の伸びっぱなし。後者はなんだろ。繰り返しギャグか。

漫画家じゃなくて画家なのか。感覚が。同じモチーフで何度も書いてみますと。


今回の見た目としては。
線がだんだん太くなり、絵が細部まできっちりは保ちつつも暗部への溶け込みが深くなったというか。
次は「ケキャール社」。キャール力士ってのが風呂敷ネコの宿敵として出てきてたなぁ。寡作だけに、連続して読み返していくと面白い。普通に買えた単行本レベルでの連続だが。

Mamafufu Mamafufu
逆柱 いみり (1997/05)
青林堂
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くそお 言葉が通じない「象魚」
2007/06/13 [Wed]11:11
ビリケン商会のギャラリーで「ファラオス」買えた記念の再読。94年の本だけど、買ったのは97年頃じゃないかな。どうやらこれが最初の単行本らしい。
ガロ読者でもなかったのに、どこで知ったんだろうか。わからない。
工場とくたびれた街並み、怪獣・怪物が大好きなのは最初からなんだな。

内容は短編集といえる。
「金魚」「鯉」あたりの、一応ストーリーがあるものでちょっと安心するが、たいていは展開に翻弄されたすえに放り出される漫画。

「マナティ」「象魚」「動物園」はこっちの持ってるイメージのズラシで……とかな、考えてもしょうがない漫画。読むんじゃなくて観るものだしな。

「血痰処理」や「うおのめ」を読んでると作者が女性だと思ってしまうが、男性だったと最近知った。巨大な怪獣とクルマにバイク、メカ、工場ってのは確かに男性趣味なんだけど。

過去に読んでおいてなんだが、意外にも4コマもあった。アイデア一発、オチなしの、使いやすい言葉で不条理というかシュールっての? もみあげを頬張ってあんこもちでしたってのはなんなんだ。笑い苦しむ。

現在の常連、ネコカッパは出てこない。代わりに一つ目のウサギがふてぶてしく、ルール無用に出てくる。
このキャラもいいな。



とかなんとか。まとまるはずのない感想に突入。中止。
ちょっと逆柱シリーズ、読み返していこう。

象魚 象魚
逆柱 いみり (1994/12)
青林堂
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着ぐるみが動き出す「ウルトラファイト番外地」
2007/06/12 [Tue]10:56
ウルトラマン、セブンのバトル部分を使いまわした怪獣どつきあい特撮番組の漫画版。なのだが、ここはパロディ大家、唐沢なをき流。
っても元ネタ、知らないんだけどさ。解説コラムを読むにつけ、元ネタも漫画に負けず劣らずバカやってたようだ。意識的かどうか、というギャグ姿勢の違い。

あくまでもウルトラファイトの漫画であるので、セブンや怪獣たちのくたびれ方も映像のままと思われる。エレキングの目というかアンテナもヨレヨレだ。
セブンの場合は、ヨリのコマでは着ぐるみである表現をためらいなく入れる。(怪獣でもそうなんだけど、怪獣は最初からキャラ化されてる感じ)
いやほら、同じウルトラマンでも「THE FIRST」とか「STORY 0」は宇宙人として細部をちょっと修正するけどもこっちはもう、スーツのシワを書く。メディコムトイみたいな仕事というか。

オープニング、ナレーション、緩い展開。
ここまで踏み込んだパロディなら、権利元もうれしいよな。

ウルトラファイト番外地 ウルトラファイト番外地
唐沢 なをき、円谷プロダクション 他 (2006/08/26)
角川書店
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無知なる日本の漫画ファンへ「戦争はいかに「マンガ」を変えるか―アメリカンコミックスの変貌
2007/06/11 [Mon]14:42
アメコミといえばスパイダーマンにX-MENだろうと思ってたら大間違いだ! という指摘に始まるアメリカのコミック事情解説書。

タイトル周りから「9.11」の強調が感じられるけど、内容はもっと広い。アメリカにおける漫画表現や流通網の種類、ファン層、消費のされ方について広ーく解説してある。
スパイダーマンは誰がいまどこで描いて誰が読んでどう受け入れられてるのか?ということを背景まで含めて丁寧に。

当たってる資料も豊富で、これを元にアメコミ研究を掘り下げていく人も出てくるのかなと。
アメリカ人にとってのコミックスがあり、それの日本への影響があり。向こうでは漫画は一般的でもなく、オタクのみのものでもなくなって、なんだかよくわからないポジションのようだ。媒体や表現手法がいろいろあって、漫画といっても多面的、というのは日本といっしょか。


読んで考えるとすると、日本でテロが起きて、それを憂うヒーローが出てくるのかなと。
地下鉄サリン事件を防げなかった仮面ライダーが膝をついて絶望するか。日本のヒーローはアニメでも特撮でも「子ども向けですよ」というベースが強固にある。だから、リアルに対して「ライダーがいたら…」なんて考えない。
むしろ首都圏のピンチを救ってくれそうなフィクション戦士は、スーパー戦隊じゃなくて織田裕二かもな。
漫画と現実の折り合い(区別とか卒業とか)自体をテーマにした「20世紀少年」なんて作品もヒットしてる。
こういう「日本では~」話はこの本のレンジ外だけどね。
などと、つらつら。

9.11のチャリティーコミック、読んでみたいな。洋書で買えるかしら。


というわけで、いろいろ考えられる、良い本だった。
ただ、未知の領域を解説する勢いのあまり、これまでアメリカの影響を軽視・無視してきた日本の漫画評論へのバッシングも強い。「これを知らずして」な論調で、ま、いわゆるトゲがあるところがまた。
関心しながら読んでるのに、「きみら、知らなかったんだろう!」な圧力を感じてしまうのはちょっと重たいというか、素直に読ませてくれればいいのにと思った。
漫画評論の現状への不満が相当たまってるんだろうなぁ。

戦争はいかに「マンガ」を変えるか―アメリカンコミックスの変貌 戦争はいかに「マンガ」を変えるか―アメリカンコミックスの変貌
小田切 博 (2007/03)
エヌティティ出版
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ボンノー魔獣クンニリンガーだ!「Comicサイテー―田中圭一マガジン」
2007/06/11 [Mon]12:30
新刊が出ていたのに気づいてなかった。書店では敬遠されてたのかなー。Amazonのおすすめで知るとは。これをおすすめされてしまうのもなんだかな。機械的なレコメンドなんだけど、そして買ってるんだけど。

雑誌を思わせる表紙だが要するに短編集。「コミックSPA!」と「虎漫」のは読んだことがあった。掲載後にどうまとめるでもない作品がちゃんとまとまるのって、編集企画と固定読者に恵まれてるってことかも。
パロディー漫画の集大成とオビにあるが、一部の絵を大家からいただいてる感があるだけで、大きくパロってるわけでもない。自分が気づいてないだけだろうか。むむ。
あ、カバー裏の地雷か!そうかそうか。夢と時間のあれだ。


しかし下ネタへのためらいなき疾走ぶりは止まらない。中学生並みのエロアンテナが屹立しっぱなし。普通、45歳にもなれば枯れるよな。妄想は止まらないにしても制作中に我に返らないのか?とは嫁の指摘。確かに…。

特にハンラ・ウーマンはスーツデザインも、半分のアイデアも、後半の新兵器も。清々しく下ネタ。隠さない。受け入れる。秘すれば花なんて言葉は形骸だぜと。


これを読んでエレクトするかどうかって、男性のバロメータのような気がする。こんなバカネタでもエロはエロ。反応できるか、してしまうかどうか。ひどい下ネタだーと思いつつもピンと来たら、むしろ安心していいはず。とかね。

Comicサイテー―田中圭一マガジン Comicサイテー―田中圭一マガジン
田中 圭一 (2007/05)
ぶんか社
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パイレーツ・オブ・皮ジャン「万祝」8
2007/06/08 [Fri]16:18
今回はしっかり表紙にタイトルが書いてある8巻。オビにもデカデカと「万祝」「8」「望月峯太郎」。そうだよな、6巻あたりはやりすぎてた。
ケミカルだけど良いにおいがするなと思ったらオビから? 紙かしらインクかしら。

宝島に着いてしまって、海賊たちとの肉弾戦と謎解きがメイン。石造りの洞窟、隠し通路、風に阻まれたりそれを使って隠すステージに入ったり。まるでRPGのダンジョンだ。敵とのエンカウントもあるしな。

一方でカトーVSトビミズチ戦が、ついに対等に近いバトルへ。人間らしく仕掛けで仕留めずにモリやサーベルで肉弾対決をするあたり、清々しくカッコいい。弱い者が大ネタで一発逆転するんじゃなく、対等な力の持ち主としてガッチリ組み合って勝たないといけない。それでこそ不死の男を応援する気になる。

相変わらず効果線を抑えた絵がキレイで素敵だし小物の細部もしっかり“見え”て楽しい。ボカしたり勢いでごまかさない絵がいいなぁ。書き込み情報が好きなんだろな、自分が。
さて、9巻は晩秋、か。安心して待つ。

あ、トメちゃんはもっと活躍してほしいなー。上陸しての肉弾戦になって、フナコとカモばっかり。ぶー。

万祝 8 (8) 万祝 8 (8)
望月 峯太郎 (2007/06/06)
講談社
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グフのお鼻は長いのね「愛蔵版 機動戦士ガンダムTHE ORIGIN III ランバ・ラル編」
2007/06/07 [Thu]16:39
最初はガンダムエースを保存していたが分厚さと安彦成分の減少に伴って手を引き、通常のコミックスを買っていたところに愛蔵版登場で完全に乗り替え。
……たところ、刊行ペースがゆるやかでじわりと待たされるのであった。確かにサクサク出してたら通常版がねぇ。

カラーで読んで面白いのはCG処理(?)でピントが変えてあるところ。ハイこっち見てますヨーという誘導。へー。ひょっとしてもうよくある手法なのか? とにかく感心した。気持ちよく誘導されて読める。絵が上手いってのはこういうのも含むよな。
(ゲームのCGで「画面一杯にくっきり」なのはやっぱり不自然だ。見え方としては。キレイだけども・・・・余談)


3巻はランバ・ラル編。1~2と比べてちょっと分厚い。エピソードの進行速度がゆったり、じっくりになってるのかもしれない。でもアニメでおなじみ、みんな知ってるセリフはやはり大コマ含む数コマ、下手すると1ページ使って語らせたいものな。

地上戦だし、人物もモビルスーツも激しく動く戦争漫画。アクションと見栄キリの良さが安彦漫画の酔い所だけど、ガンダムはいい題材だ。ははは。
軍組織が双方ともガッチガチで現場はお互い大変ですな的なところは、今後のORIGINの特別追加エピソードでもっと読めるのだよな。開戦前夜をみっちりと。もう止まらないぜ安彦ドラマ。
アニメの漫画版ってよりもこっちのが楽しみだったりする。ドロドロ政治劇モトム!


ランバ・ラルの体がやや絞まり、グフはちょっと鼻が長くなった。ザクは肥ったように見える。でもモビルスーツに関してはガンプラとかトイの造形で目が慣れてるから、映像で見直したらこんな感じなのかも。

いやしかし、本棚から落ちてきたらケガするぞ。下の方に置いておこう。

愛蔵版 機動戦士ガンダムTHE ORIGIN III ランバ・ラル編 (3) 愛蔵版 機動戦士ガンダムTHE ORIGIN III ランバ・ラル編 (3)
安彦 良和 (2007/05/26)
角川書店
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23巻じゃなくて「21世紀少年」上
2007/06/05 [Tue]20:39
なんで最終章だけ上下なんだろ、と思ったらタイトルが「21世紀少年」だ。新世紀を迎えてた。内容はまったく断絶してないから「21世紀」だけ読んじゃう人がいたりしてとかの迷いがない。さすがメジャー作。こんな仕掛けもできてしまいますのね。

すっかり筋を忘れているので、これを機に読み返してみるとわかるわかる。んで面白い面白い。わからずに勢いだけで楽しんだ気になってたこれまでの自分はなんだったのかと。いまいち理解がおいついてなくても「そのうち解説されるだろー」と思って読み進めてたらソコは解決済みだったりして、だったからな。

一気読みしてみるとやはり
・平穏な、希望を持たせる何か
・でも実は……。悪者ニヤリ
・気づかずに行動するいい者が「しまった!さては!」
・走って移動。この際に時間や距離は問わない。
・間に合わずに、ああ……
という展開が続くなぁとは思った。MONSTERでもそうだったが。安心するべきシーンで逆に「これはすぐに壊れるな」と反射してしまう感じがすでに。


小学生のまま大人になっちゃいかんわけだが、前世紀末には子どもアニメ的な宗教が流行ってたしな、という連載時の世相まで振り返ると、現在の「21世紀少年」ってなんだろー。
なんだろーってなんだ。あれだ、時間が経って、世紀も変わって、景気がいいのか悪いのかわからなくなって、作中世界もすっかり現実味を薄れて、一気読みでもしないと始まりを忘れてただの漫画として読んでしまうけどもそれの方がいいかと思ったりした。


下巻はどうなるかって、もう今まで以上に、もんのすごく驚くことはないだろう。
途中でも引っ張りすぎカナーという不満は持ち得たが、謎が面白さの核になってるんだから引っ張られてる感覚が宝。となると、「20世紀少年」が面白いのは最終巻を待ってる今かもしんない。

21世紀少年 上 (1) 21世紀少年 上 (1)
浦沢 直樹 (2007/05/30)
小学館
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イカVS孫「世界の孫」2
2007/06/01 [Fri]13:41
エロとカンフーと変態のギャグ、SABE新作の続刊。学園の女帝を目指していたはずのイカ子が、なぜかイカの女王に。ズレてるズレてる。これは予想以上だ。

2巻はまるごと「イカ子編」。愛されるという受動技の孫より、拡大志向のイカ愛が前へ前へ。ゲソタポ、イカ講義、イカ服、水着とイカの写真集。
生徒たちはなんだかだ言いつつ「学校近くで適当に着りゃいいんだよ」というあたりが。イカ愛に対抗できるだけの趣味がないと、ただの変な校則ってだけという平和。ここでも視界が広がった。わはは。


でも2巻でイカネタを出し尽くした感はあるので、次はどうなるんだろ。
ひょっとしてバスか? いま流行りのテツもか?

1巻の読みログ

世界の孫 2―Grandchild in the world-AMAMI- (アフタヌーンKC)世界の孫 2―Grandchild in the world-AMAMI- (アフタヌーンKC)
(2007/05/23)
SABE

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