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読んだ漫画単行本をひたすら記録。読んだ端から。
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Author:mangalog
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アンシンとレンアイ「ヤサシイワタシ」1-2
2007/08/31 [Fri]11:17
「おお振り」で話題になった作者の本を古書店で発掘。2巻、1巻の順で揃ってめでたく読めた。結構見つかりにくくて、「おお振り」関連買いの効果かな。刷りが少なかっただけか。

大学の写真サークルにおける恋愛漫画。ヒロインのヤエがかわいく迫ってきて、本性を表して、意外な行動に至るまで、読んでてとことん翻弄される。現実に漫画のような熱血・マジメ・単純バカな人物がいると、当然に周囲とアツレキが生じるわけだが、その空気感が出ている。
不器用でヘタだけど写真に一生懸命で、恋愛で傷ついたことがあって、家庭にも悩みがあって……という設定だけを見ると立派に少女漫画のヒロイン(古めだけどな)なのだが、現実にいたらいたで扱いに困る。なおかつ自らのヒロイン性を高めようと必死なんだから。

「陽炎日記」「四年生」「五年生」「げんしけん」の木尾志目の大学漫画もあった、アフタヌーンらしい、むき身の大学生漫画だ。
イタイイタイと思いつつ、割と読んでる方には心当たりがありまくるであろう感。いるよ、いたよこういう女子に男子は。そしてあったよこういう会話や行動が。

だが、2巻で大きく世界が転換する。「漫画のよう」なだけだったヒロインが、現実感を強引に獲得してしまった。その強引さも漫画的なんだけど、2巻まで読んできた自分はすでにヤエ的な女子に思い当たっていたので、この転換には凍った。
そこまでして、正式なヒロインと化すのか? そこにホンキになっちゃった? 違うだろ!

正直なところ、一度読んだ段階で2巻の後半はいまいち頭に入ってない。そんだけいつの間にか引き込まれてたってことかぁ……。

いや、いるんだよヤエ的な女子は本当に。
ヘタで技術も磨かないくせに広告だなんだと「とにかく私を見て」行動は確かにイタイんだけど、大学生だしアリなんだよ。かわいいじゃないかむしろ。
そう言ってあげたいのだが、大学の表現系サークルに三十路を超えた「わかったような」大人が入り込む余地はないんだなぁ。あーあ。

ヤサシイワタシ 1 (1) (アフタヌーンKC)ヤサシイワタシ 1 (1) (アフタヌーンKC)
(2001/06)
ひぐち アサ

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かような部屋のために一命を賭して「へうげもの」5
2007/08/30 [Thu]09:44
戦国モノマニア漫画の新刊をAmazonで購入。ある程度の目利きになった古織の言動がいちいち笑える。「めたぁっ」と「めたっ」の違いってなんだよ。モノのためなら敵も味方も女も騙す。

成長する古田織部、ダサいままの秀吉、頂点にいる利休を象徴として、所有や行動に各人物の造形が現れる。モノを持つ事って、それがなんであろうとファッションなんだよねぇ。
石田は武士のイメージそのまんまの堅さだしな。ないならないで。

古織が現代におけるオタクではないところは、数々の名物で感性を揉んでいって、自分のブランドを作り上げようとしているところ。一周回って失敗もする、この脅迫的な差異化への欲望は、ギャグのようでいて文化やらアートには必要なことなんだろう。
特定の世界や価値観にこだわって、形式や名前のデータに踊るのとは違う。現代のマニアも見習うべきところがあるよな。まさに利休のいう「形(なり)だけのわびの美が流布するは、なにも広まらぬより質(たち)が悪う」だ。
茶の湯天下一争奪戦の行方やいかにー! 文化の覇権を誰が握るかでアート界の趨勢も変わるわけで、利休は政治にも忙しい。ああ、多層的なシナリオってやっぱりいいわ。


この巻の収穫は帯にもあった。「度胸星」全4巻が復刊予定だという。絶版になって久しかったんだよな。
1~2巻までをほうぼうで探して買って、3~4巻がどうしても見つからない状態だったから、これは朗報。新装版になるのなら1巻から買い直そうか。ヤフオクで落とさなくてよかったぁ。
完結編が書き下ろされるかどうかは、おいおい期待する。

へうげもの 5服 (5) (モーニングKC)へうげもの 5服 (5) (モーニングKC)
(2007/08/23)
山田 芳裕

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仕事以外のスキルって「働きマン」4
2007/08/28 [Tue]17:39
29歳女性週刊誌編集記者のお話。刊行ペースがまちまちだけど、ドラマ化とかアニメ化に合わせてきっちり単行本を出してくる。安野モヨコは内容も仕事のペースもクオリティ高いな。

デスク代行として飛び越し昇進しちゃったり、友人の結婚やら占いやらのノイズからも「働き」についての再考が促される。
「このままここにいていいのか」ってのは編集部で働くみなさん、30前後で思いますか。一般企業でもそうなんだろうか? 30前後で自然と役職つけて、ゆるやかな坂にしてくれるような良い企業ばかりでもないだろう。
同期ともちょっとずつ差が付くんだよな30にもなるとな。

ズレと焦りと、責任と疲労を抱えて、いったん、家に帰れるというのは、「働きマン」としてなんとも幸せな4巻ではないか。客観的には。いいよね仕事で悩めて、という人も多いのではないかと思う。単調な事務で悩みようがなくて悩んでるよ、くらいの。

この漫画はいちいち身につまされすぎるので、危険だ。松方ほど優秀な人でも悩んでいるし努力してるし、と思って糧としたいのだがな。現実はな。夢ばかりを売ってくれない漫画だ。


個人的なハイライト。
以前に逃げた記者に「もう仕事はない」と言い切った編集長は、捏造記事を書いたのに「俺が抜けたら」発言をした記者になにを言ったんだろう。結果、休職しているが、させられたような手触りあるシーンだった。

働きマン 4 (4) (モーニングKC)働きマン 4 (4) (モーニングKC)
(2007/08/23)
安野 モヨコ

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初めての攻め!!「はるか17」17
2007/08/27 [Mon]23:53
ついに詐称年齢に巻数が追いついた。意味はないけど、よく続いたなー。無理なく気持ちよく続いている。

映画編が実働に入っても、いつものように「ただ頑張る!」じゃない。オグちゃんの結婚式から菜々子復帰へ、赤城くんとのすれ違いは助演探しのもつれにも関係して本格的に。
シナリオと現実が重なるような展開に……キャー!なんてヒキのある「続く」かしら。

これまでのエピソード重ねが効いてる展開なのだな。さすが17巻。キャラだけ出したんとちゃいますね。生きてますね世界に人々が。役作りで過去に撮ってもらったカメラマンのアシをするとかな。とやたらに面白がってしまった。

運ばっかでもない主人公をいつの間にか認めているのだなー。読んでる自分が。平山あやの記憶が薄れてきた効果もあるか。

共演の新人俳優がまた、面白い。彼も今後、成長していくのかな。
安易にお笑いブームに乗ったような要素が出てこず、安定して世界を作ってる感じ。どこまでいくんだろう。

はるか17 17 (17) (モーニングKC)はるか17 17 (17) (モーニングKC)
(2007/08/23)
山崎 さやか

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パロディの巨匠、集結「新世紀エヴァンゲリオン 特別総集編」
2007/08/26 [Sun]21:38
コミックス1,2巻分を収録して、ゲスト作家によるエヴァ漫画も付いてる特別編集本。雑誌の増刊扱いだけど、これで350円は安いな。

本編は昔、誰かに借りて6~7巻あたりまで読み、その後9巻までは漫画喫茶で追いかけた記憶がある。丁寧にじっくり追いかけていて、完結のしかたも含めて楽しみにしている(じゃあ買えよ、とは自分でも思うけどねー)。

その1,2巻分はシンジ君がいきなり呼び出されて、ふてくされて、でも元に戻るよりはマシだと踏みとどまるという、いたいけな少年を追い込むところまで。あんた、このあと大変な目に何度もあうんだよ、逃げといた方がいいよと思うのはアニメを見た人の思いではないか。

自分としては本編は「お得だな」程度のもので、やはり田中圭一、トニーたけざき、唐沢なをきのパロディ巨匠がゲストで参加しているバリューがデカい。
期待値どおりの「犬エヴァ」で手堅く笑う。犬エントリープラグはやはり尻から。犬使徒もやはり“生きてる”だよな。わはははは。エヴァと犬ガンダムを知ってる人向けだが、犬ガンダムはガンダムと犬の習性について知ってて読みたいわけだ。わはは。でも初見でも「なにやってんだ」的に笑えるだろうしな。すごいぜ犬エヴァ。

トニたけは絵を似せてきた編集上の地雷漫画。パラパラとめくってると本編と混在して見える。恐ろしい構成だ。アスカが出てるところはニセモノ(笑)です、と心したい。本編もギャグありだからなあ。つい受け入れてしまう準備ができてる。危ない危ない。

真打ちは田中圭一。カイジにサイバラまで混ぜてきた。「にえ殺す」って言うよね、サイバラ世界はね。
オチのパロディ元は見たことあるけど名前が出てこず、不勉強……。和田ラジヲ?
器用ってのもあるけど、ここでその作家を出す!という発想はどこから出てくるんだか。普段から「この画風はいける!」という仕込みがあるのかなぁ。


ほかに、高河ゆんの作品は、実に二次創作っぽいんだけども、ちゃんと腑に落ちる読み応え。さすがのまとまり。と思うほど高河作品に触れてきてないけど。


劇場版の予告が映画館やらテレビやらで流れている。街の風景の感じからして違ってるような。12年前は平坦で電線がなくて道が広くて人気のないお台場みたいな印象だったけど、今回は電線があって生活感のちょっと染みこんだ街に?? なんだろ、普通に箱根あたりっぽいなぁ。ただの書き込みの差かしら。
どんだけ新しいかは劇場で、ですな。

新世紀エヴァンゲリオン 特別総集編 2007年 10月号 [雑誌] 新世紀エヴァンゲリオン 特別総集編 2007年 10月号 [雑誌]
(2007/08/21)
角川書店
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権左は素手による「シグルイ」9
2007/08/24 [Fri]10:30
血と肉に狂った武士道漫画の新刊をAmazonで。アニメ、WOWOWだから見てないなぁ。DVDを待つしか。

表紙が赤い! 伊良子よりも権左が恐ろしげに描かれていて、8巻の次巻予告を思い出した。暴れ牛になるんだっけか。

藤木の左腕が飛ぶところまでは読者は知っているはずで、その見せ場はツカミにしてしまう潔さ。バランスを失っちゃうから剣がまともに振れない、剣術を失うってのは腕一本よりもつらかろう。

権左の過去が語られて、原作に出てきた月岡雪之助も出てくる。脇役や過去エピソードを加えていって、短期間の出来事をどんどん重たくしていくのは「スラムダンク」でもあった感触。それぞれにドラマあり。
スポーツじゃなくて憎み合い・殺し合い・愛し合う漫画だから、いちいち人が死ぬ重たさだ。どんな時代だよ。

思えば三重と権左の結婚がなかったのは不思議だった。今一歩修行が進まないダメキャラなのかと思いきや、それを凌駕する勢いの強さと異常性を持っていたとは。すっかり主役・敵役を食ってしまったぞ9巻で。

この異常さ、虎の跡目をもっとも濃く継いでるような。
素手で、ねぇ。

シグルイ 9 (9) (チャンピオンREDコミックス) シグルイ 9 (9) (チャンピオンREDコミックス)
南條 範夫 (2007/08/21)
秋田書店
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使いたい放題のマンガ資源を「新吼えろペン」8
2007/08/23 [Thu]10:20
ウミノ先生まで巻き込んだ漫画業界漫画。男性誌に進出して交友が広がってますか、ウミノさん。
新刊をAmazonで。

語の組み合わせとプレイ内容は「メイド」「喫茶」と同じ「漫画家」「パブ」は、架空の店舗を想定して自分で怒ってぶち壊してるんだからまったく世話がない(笑)!
いや漫画なんだから架空なんだけども、ありえなさそうな店舗コンセプトだったので。「先生より先生っぽい」クオリティが全方位に保てたら流行るかな。

ふと漫画家のイメージ部分を担当してくれる場所や人材を版元が用意して、公式のファンサービスに……ってのはあってもおかしくないのか??とも思ったが、その前に人気漫画家の事務所には広報担当も秘書もいるわけで。

そうだ、えーと、どこかで実務(クリエイティブ)と顔出し(イメージ)を分担してる漫画家か作家の話を読んだな……。詳細を忘れてしまった。


「風呂敷をたたむ」話では「長ゼリフの後には間をおかないと、ただの情報になる」という、普通に役立つテクニックもひとつ。応用が利きそうだ。おぼえとこ。
しかし、風呂敷を畳みつつも「完成度など自己満足に過ぎない!」わけで、なかなかに噛みごたえがあるなぁ……。指してるものは違うコトなんだろうな。そこがわかってると読者もついてきて描いてても楽しい創作生活になるんだろうか。

今回はなんだか考えてしまった。体内に熱がこもるー。

新吼えろペン 8 (8) (サンデーGXコミックス) 新吼えろペン 8 (8) (サンデーGXコミックス)
島本 和彦 (2007/08/17)
小学館
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竹光侍の中の人「無魂の王」
2007/08/22 [Wed]09:19
古書店で「竹光侍」の原作者の作品を発掘。07年3月発行だが、初出は98年と02年。帯に「『竹光侍』の原作者にして~~」とあるから、合わせての刊行のようだ。

絵はちょっと古いし、線も単調なんだけど、設定で引き込んでおいてアクションでつかんでキレイにまとまる、気持ちいい短編がふたつ。表題作はトンでもなさからしてもうちょっとページ数があったほうが腑に落ちた感がある。
そのへん、「魔弓射手」は石弓のうんちくが適度にはさまれてたし、師匠筋が屈折してて手応えのある設定。ただ、騙されてるのは読めたかな。さすがにな。撃つだけの展開ではなかろうという。
短編だし、という心持ちで。

で、ポイントはどうにも「竹光侍」の世界と印象が一致しないところ。あとがきによれば原作は小説形式で書いているそうで、コマを割る、絵を描く前提なしに創作を巡らせたら、ということなのだろうか。
もちろん松本大洋が原文から得たイマジネーションでどうこう、という要素もありやと思うが、原作の小説も読んでみたいなー。

ともあれ、作者の名前はインプット。ほかにどんなの描いてるんだろか。

無魂の王 無魂の王
永福 一成 (2007/02/17)
コスミック出版
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なかば、けだもの「竹光侍」1
2007/08/21 [Tue]12:08
読もう読もうと思っていたところ、ふと気づいて購入。いや、面白いっていう人はいるんだけど、この雰囲気のって読んでどう思うかはホントに個々人によりけりだしな、というためらいが。「ナンバー吾」を読んでないブランクもあるしー。

実際に無事に楽しめてるのかどうか実はわかってない。
人に勧める際に「面白いよ」以外の言葉がな、出てくるのかどうか。

主人公が抜けてるようでいて腕が立つとか、ナニ考えてるかわかんないけど真理を突くとか、そういうのは典型ではあるけれど、宗一郎は片足を獣とか妖怪とか霊の世界につっこんでいる。現と幻が逆転する(宗一郎が逆転させる)瞬間の、旋回速度と周囲の気圧の変化が尋常じゃない。

そこんところを楽しむものなのだが。絵についてテクニカルなことが語れればまだ尽くす言葉がありそうだけども。
チャンバラでもガッチリ切ってるところなんて描かないもの。振りかぶり、飛びかかった時点で勝負が付いている。次のシーンでは逃走、土下座。

辻斬りの事件もあるし、宗一郎の過去も謎だし、勘吉が物の怪世界にどう引き込まれてくかも見物だ。きっと、2巻を読んだら良い一巻として記憶が新たになるだろう。早速さがさねば。

宗一郎に勘吉、大三朗、与左衛門、恒五郎か。あれ、「二」がいない? 見落とし?

竹光侍 1 (1) (ビッグコミックススペシャル) 竹光侍 1 (1) (ビッグコミックススペシャル)
松本 大洋、永福 一成 他 (2006/12)
小学館
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もっとちゃんと話し合おうって「陽炎日記」
2007/08/20 [Mon]09:45
古書店で発見した、懐かしい漫画。95-96年の連載で、98年に単行本に。「げんしけん」作者の初単行本だ。

懐かしい、そして恥ずかしい。当時、現役大学生だったので、非常にシンクロしながら読んだのであった。どれくらい恥ずかしかったかというと、卒業後に「もうこれは自分には関係ない」として古書店に売っているくらい。その売っちゃう自意識からして、今からすれば照れてしまう……。そんで、そんなんを思い返しつつ再購入してる自分もな。

内容は都内の、おそらく無名ではない大学での恋愛模様。
大声での告白したり、思いが通じなくて悲しんだり、恋人が急死したり、ヤクザがらみの事件が起きたり……といったイベントは一切「起きず」、ただただ、愛と性の男女交際について語りあう。2人の会話シーンの多いこと多いこと。

そう、大学生は語り合って酒飲んで肌を合わせる生き物ですな。ははは。
Wikipediaによれば筑波大学出身だそうで、なるほどな。それこそ「一人で入って三人で出てくる」(デキ婚しちゃう)ところだと、周囲になにもない、恋愛するしかないところ、と言われた大学ではないか。(ひどい偏見だったな)

大学は「童貞/処女じゃない」可能性をたぶんにはらんで出会う場所。今だと高校ですでに、かもしれないが、ともかく自分の肌感覚では、上京してきて周囲の経験率が異様に気になっていたわけだ。自意識も高い年齢だし、そしてそこそこ以上の有名大学だったりするとインテリとしての自負もあったりして、ややこしい精神状態になるんだ、これが、本当に、漫画のように。
そこがまさに漫画になっているわけで、共感を通り越して既視感すらおぼえたんだった。当時に倣って「エヴァ」風に言えばシンクロ率が高すぎて危険だ。

おじさんになるともう「SEXは無駄だったの」とかいわないものな。無駄とかどうってレベルじゃない。

「四年生」「五年生」へと発展し、「げんしけん」に至るまで、とにかく大学生を描いてきてるのだな。

陽炎日記 1 (1) (アフタヌーンKC) 陽炎日記 1 (1) (アフタヌーンKC)
(1998/01)
講談社
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仕掛けがわかりづれぇ!!「ライオン丸G」1
2007/08/17 [Fri]06:32
リメイク特撮のコミカライズがスクウェア・エニックスから。もとのライオン丸も知らないし、リメイクされた映像も見てない。でも漫画だけは読んでおこうかという、動機不十分な読み方に。最近、こういうの多いな。もちょっと選ばないとな。

とりあえずWikipediaでもともとを知っておく。おお、コスKって小助だったのか。もともともカッコ良さそうな雰囲気だ。
でも特撮の「G」の方ともちょっと違うらしい。

変身をドラッグ&トリップに重ねて、漫遊するわけにもいかないからアイテム争奪戦に。主人公は忍者じゃなくてただのニート(行動力はある)。
ボケが過剰で、リアクションが派手なのでコマがうるさいうるさい。どんだけ転げ回ってぶっ飛んで騒ぐのか。絵こそ青年漫画だが、ノリはコロコロコミック。ウンコが出てこないのが不思議だ。この絵でウンコシッコだと本当に困るのだが。

で、大騒ぎしてるわりにはまさに「仕掛けがわかりづらい」。別にライオン丸に思い入れがなかったりするので投げ出したくなる。謎めいてるんじゃなくて、笑わせがデカいだけにちゃんと伝えてよ的なフラストレーションがたまるのだ。

が、作者(佐藤大)としては「ついてこいよー」ってなもんなのかもな。
俺らは大好きなライオン丸いじって遊んでるぜと。読んでる方はどう?くらいの自由さがある(と思いたい)。
原作を大事にするとか、新しい読者に向けてどうこうとか、その辺がないのだな。

そういう考えに至ると、リメイク作ではあるが、結構、こちらの漫画読み力を突っついてくる作品ではないかとも。
くそ。続きも読んじゃうかも。騙されてるかも。

なんかなぁ、この、誰かが考えた楽しい遊び世界に軽くムカつきながらも「いいなぁ」「入っちゃおう」的な感覚。屈折した児童体験を呼び起こす青年漫画じゃないの。(←考えすぎ)

ライオン丸G 1 (1) (ヤングガンガンコミックス) ライオン丸G 1 (1) (ヤングガンガンコミックス)
うしお そうじ (2007/03/24)
スクウェア・エニックス
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演じるは信じる「CUE」1
2007/08/16 [Thu]11:24
2巻を先に読んでしまった演劇漫画。幸運にも古書店で1巻を発見。3巻とも会えるだろ、そのうち。

ハンドボール、進学、結婚、役者、引きこもりからの脱却など、欠落した面々が集まってしまう演劇界隈。2巻で堰を切る感情の波が仕込まれてたんだなぁ。

演劇やりたくてしょうがない人よりも、演劇なんて恥ずかしい、できないと思ってる竹田のほうが“CUE”を入れる才能があるという残酷さ。半井もチャラさに罪はないのに犠牲になる感じか……。ま、演劇やってる人たちの気分や行動なんて真顔でアテにしちゃいけませんな。

運動部出身だからボールに対する感覚が優れていて、ソコからCUEに目覚めるわけだが、なるほど演技は体でするものだ。運動部の経験が生きないわけがない。
良い役者って細かい演技とか感情の高め方じゃなくて、最終的には身体をコントロールできるかどうかにかかっている。背の高さ、声の豊かさ、自分の感覚をも騙す身体能力。2巻ではあいまいだった「演劇漫画としての本格さ」があって、自分のミスに反省。

やっぱり作者、小劇場経験者なのでは。それか、関係者が身近にいるとか。

さて、3巻は見つかるかな。

CUE 1 (1) CUE 1 (1)
村上 かつら (2004/09/30)
小学館
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カーボンファイバーも使えます「鋼の錬金術師」17
2007/08/15 [Wed]10:41
やや遅れて購入。いまいちしゃっきり進まないなぁ。

北方で足止めされ、中央とにらみあい。どちらも決定打をつかめないでいる。死人も出たが、いまいちピンチ感が張りつめない。
ホーエンハイムの回想シーンも含め、相変わらずの小出し展開。いや、これこそが現役で飛ばしてる漫画を読む醍醐味なんだけど。

ウィンリィが読んでる本にCARBON FIBERなんてのがあったり、セリフや描写の見せ方、見え方が伏線っぽくもある。そのへんをじっくり読みましょう。物語をさくっと消化しちゃうだけじゃいかんよ。と、自分に。

不思議なのは、トンネル掘るなんてのは、それこそ錬金術を使ってガーンガーンと進めればいいのではないかと。なぜ一人のホムンクルスとトロッコを? さすがに長すぎるから自動化してるのか。(納得)


表紙を外したらアームストロング家の面々と、ウソ映画の告知ポスターが。作者の遊び心はおまけ4コマにも現れてるけど、本編と同人誌を作ってる感じなのかなー。
二次創作したいファンは大変だ。

鋼の錬金術師 17 (ガンガンコミックス) 鋼の錬金術師 17 (ガンガンコミックス)
荒川 弘 (2007/08/11)
スクウェア・エニックス
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結局は家族のために「まだ、生きてる…」
2007/08/14 [Tue]11:14
古書店で購入したが、今年7月の発行だった。新刊で買うべきだった。

小林よしのりが「遅咲き」なら、本宮ひろ志はこちら。話題の熟年離婚をタイムリーに漫画化。
なにもかも失ったところから男一匹、狩猟・採集・農耕で生き延びる。逆境に強いのが本宮ヒーロー。むしろ逆境にいないとバカにされちゃうくらいの世界。

本宮世界だけに、あぶれたジジイがどんどん集って世間に反逆する展開か?と予想したが、あっけなく裏切られた。60歳なりの分別とあきらめがある。なにしろ女性が現れても手を出さない(出してるかもしれないが描写はない)。驚いた。

自分の生活と(新しい)家族を守ることだけに男が生きる。60歳からの人生やり直し漫画。なのだが、結局、家族という関係の他人のために必死になって生きてるんだよな。食う事だけから家族のために。形は変わっても男の生き方は変わらないってことか。

60歳ってあんなに生命力、生存力があるもんだろうか? 自分の父親を考えると、どうもなさそうな気がするが……いやいや、侮るまいて。

まだ、生きてる… (ヤングジャンプコミックス) まだ、生きてる… (ヤングジャンプコミックス)
本宮 ひろ志 (2007/07/19)
集英社
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面食い先生「屋根の上の魔女―武富健治作品集」
2007/08/13 [Mon]11:10
新刊で購入。いつかAmazonでと思ってたが、書店で手にしたら意外と軽量だったのでそのまま買ってしまった。紙質というか、物体としての本の手軽さについて考える。

「鈴木先生」で、自らの意図のとおりに世に出られた作者の短編集。版元はジャイブ。ジャイブ……。どんなツテだろう。
少女ものではない作品を集めたもので、全体的に重たく、視界が暗い。青年の視界は悩みでいっぱいだな。

表題作と「面食いショウの孤独」のは鈴木章主演作だそうな。あの鈴木先生と同じ人物……じゃないな、手塚や石ノ森でもあった“同じキャラ(顔)がいろんな作品に”だと思われる。いわゆるスターシステム(お気に入りキャラの使い回しかとも思うが)。

鈴木章の場合は、先生だったはずが若手作家、面食いのナンパ師だったと。前者は若い頃の鈴木先生かもと思えるし顔も近いのだが、後者については性格も顔も同じには見えない。役者として芸風とメイクの幅が広い。
ヒゲオヤジといえば、ランプといえば、ハインリヒと佐武の共通項は…などと整理するのは難しいように(そういう研究本、ないのかね)、鈴木章とは何かと考えるのは現時点では無理なようだ。
(考えすぎる性質のストイックな青年、ってことか?)

短編としては「M」「J」の、特異な世界を小出しにしつつも描かれているものは人間性だったと、作中世界に小旅行してちゃんと帰ってこれる体験が面白かった。短いのに受け取れるものが豊か。

「虫愛づる~」は、うーん、さすがに縦持ちであのページ数は読みにくい。横長の付録漫画とするのがベストだが、雑誌じゃあるまいしな。
読んでいて花輪和一かと思ったが、笑わせようとする笑いはなくて誠実な作り。作者も鈴木章なのか、というシメは読書感想文的にテキトウすぎるオチだけども。

屋根の上の魔女―武富健治作品集 (CR COMICS DX)屋根の上の魔女―武富健治作品集 (CR COMICS DX)
(2007/07/03)
武富 健治

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なぜか麻雀「示談交渉人M」
2007/08/10 [Fri]12:30
古書店の100円コーナーで発見。帯には「命って何だ!?」とある。読み始めて気づいたけど、麻雀漫画だったのか。そうかそうか。掲載誌が「近代麻雀ゴールド」だったか。

冷静に考えれば落とし前を付けるのに麻雀は必要はないのだが、そこはヤクザなりの遊び心なのか。積み込みとかしてでも、示談を決裂させて追い込んでから処理する……。いややはり理解できないが。

きっかけはともかく、熱いセリフと立ち上る湯気でかすむ視界にはクラクラと乗せられる。これ、ルール監修の人がいて漫画は個別に描けるんだっけか。作者自身が麻雀の劇的な運びを生み出さないとしたら大変そうだ。

命、肉体はすべてを失った際の残された資本。それを賭けてるのはイコールギリギリ。腕一本で食っていくってのはカッコいいようでいてリスクヘッジできてないダサすぎる人のことだ。

骨格としても、麻雀するだけで(競わせながら、賭けさせながら、心理を読みあいながら)語り合うだけでトーク漫画が成立するのかも。ゲームは人生だ。

示談交渉人M 示談交渉人M
佐藤 秀峰 (2003/04)
竹書房
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舞台上より劇的な「CUE」2
2007/08/09 [Thu]09:53
古書店で100円だったのを発掘。帯には「本格演劇漫画の幕開け(ダ・ヴィンチより)」とある。演劇だけに幕開けとはベタだなー。
とか思いつつ、恥ずかしながら10年前に小劇場をかじってた人間として楽しんでみようと思った次第。

新進気鋭俳優と演劇世界に目覚めつつある中学生をガタついた両輪とし、三角関係とかスランプとかの凸凹道を走る。

正直なところ絵がこなれているとは思えず、舞台で後方から照明を当てられている女優がくっきり見える(影になって逆に真っ黒になるから、浮き上がらせるなら照明は逆だ)とか、妙に気になる。
人物たちが重いドラマをしょっていて、俳優はスランプ、ヒロインは出戻り、少年はケガ、少女は借金家庭などなどてんこ盛り。一人語りも多めで、いきなりナニを言い出すのかと思うことも。
題材が演劇、小劇場だけに、漫画全体もそういう構成・雰囲気でいくのかな、と思った。2~3個の場面と視界を並行させて情報量・語り多めの小劇場ってあるしなとか。

うーんこれは凝りすぎかも。2巻はどうするかなと、読み終えて気づいたのだが、コレ、2巻じゃないか。1巻だと思って読んでた。どうりで人物の情報が少なくてドラマ的な背景が始まっちゃってるし、岩本向のスゴさも語られてないはずだ。

いや、これは失礼なことを。しかし、面出しで棚に置かれてて、帯で表紙の「2」は隠れてて「幕開け」って書いてあるんだぜ。間違えても無理はない……自分がわるうございました。


でも(まだ言うか)、そのおかげで2巻からの唐突に動き出し済みの世界を「小劇場のスピード感」として読めたのは貴重だったかも。構成として巧みじゃない(わざと考えさせる)ところが演劇っぽい!とか。逆に1巻を読むべきではないような気がしてきたが、それは無礼の上塗りだな。さっさと探せ。


ともあれ。
仕込みのドタバタとか、暗幕をくぐった際の「もわっ」とか、「携帯電話はお切りください」を進行担当が出てきて言ってるとか、観客を巻き込む仕掛けとか、冒頭に映像を使うとか。
100人規模の劇場で、ゴールデンウィークに7日間11~12回公演ってのも、そこそこの劇団っぽくてリアル。完売してるってのはたいしたものなんだけど、食えてないっぽいところも。

細部の小劇場的描写は知ってる人にしか描けないもので、こだわりに拍手。雰囲気を思い出した。

ああ、なんでしょうね、この勘違いが呼んだ奇妙な読後感は。

CUE 2 (2) (ビッグコミックス) CUE 2 (2) (ビッグコミックス)
村上 かつら (2005/01/28)
小学館
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照れ隠しに落とします「長い道」
2007/08/08 [Wed]12:18
古書店にて発見。「夕凪の街 桜の国」効果なのか、見つけやすい所に、こうの史代コーナーができていた。「ぴっぴら」「さんさん」じゃなくて「長い道」を選んだのは、ただ単に一冊だったから。

でもあとがきからして、コレを手にしたのは正解だったと思った。


見合いどころか顔合わせもないまま始まった夫婦の生活漫画。夫の荘介も妻の道も、お互い以外の人にモテたりする。異性としての相性がとことん合わない(ことになってる)が、だんだんと情が移ってきて、空気がちらっと変わる(気がする)。「愛してる!」「一生いっしょ!」みたいな告白無しの夫婦関係だ。異常なはずなんだけど、嘘っぽいセリフや行動でかためた関係よりは誠実だな。思えば。

いやしかし、器用で生活力があって明るい道は強い。ノーテンキとされるが、ただの鈍感じゃない。なにしろこちらの(夫視点)生活にあっさり紛れ込み、ちょっとした出来事から幸せにされたりなられたりしてしまう。
なんだこの完璧ウーマンは? ダメ男の元に現れた妖精さんとか女神様か?

短編を重ねて編んでいって、人物の過去や思いや変化を溶け込ませていくのって、「自虐の詩」(文庫版でしか読んでない。こっちも夫婦の話だ)のような感じか。


そうだ。義務感に駆られたようなオチがとってもかわいいのだ。竹林どのとの再会を振り切って駆けだした……という情緒的なコマが、オチを読むことで「あそこ、コケてたんかい!」とツッコむべきボケのコマに変わる。そんなんばっかだ。

でも、優しい人って、「違うのコレはこーいうことなの」って照れ隠しをするもんですからね。(つい丁寧語に)

「ぴっぴら」「さんさん」も近いうちに読んでしまいそうだが、短期間に大量摂取しちゃいけない読後感とも思った。ゆっくり読もう。

長い道 長い道
こうの 史代 (2005/07/28)
双葉社
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恐れ多くも加齢臭「遅咲きじじい」1
2007/08/07 [Tue]07:59
古書店で発見。連載開始は知ってたけど、単行本がもう出てたんだ。カラーページ再現、カラー4コマ付きのプチ豪華本仕様。定価は1000円するのか。

自分は弱者ではない、深謀を心がけるべし、ヅラやネクタイとはなにか? などなど、行動や思考を規定してハマりこんでいく生き様ギャグ。

いろんなジジイの姿はそのまま社会時評ギャグで、30過ぎの匂いフェチ“モテたい”巨乳美女とは老年恋愛ギャグを展開。品格と性欲が混じって笑いの地雷原を疾駆するわけだ。語って悩んで焦って、とにかく笑わせようとする。
んでもって妻の存在をじんわりと効かせるのだな。孫の世界にも顔を出せるし、無職の老人だけに関わるフィールドが広い。思いついたネタを余さず散太郎に託していける。自由だ。
単行本一巻目の仕込みは上々。

いろいろ忙しいなかで、よくこんだけギャグに気力と時間を割けるなぁ……とみんな読んでて思うのではないか。ここにプライドあり。失礼ながら、予想以上に面白かった。ただのギャグ漫画として。

絵の密度が濃く、顔面で笑いを取りにいくこともしばしば。コロコロやジャンプの世代にとっては見慣れたものではあるが、ちょっと引いてみると懐かしい匂いもする。これがギャグ漫画の加齢臭か?(適当にまとめすぎだな)

でも、カラー付きとはいえ定価だと1000円か……。

遅咲きじじい 1 (1) 遅咲きじじい 1 (1)
小林 よしのり (2007/04/30)
小学館
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コマの舞台にキャラが立つ「Pen」2007年8/15号
2007/08/06 [Mon]09:37
前号の宇宙特集も買って、今回の漫画特集にも手が伸びた。普段は読まない雑誌だけど、丁寧でキレイな取材・構成には学ぶなぁ。

「世界のコミック大研究」特集として、19世紀~20世紀初頭の海外コミックの紹介から始まる。漫画といえば日本が最先端だという面もあって、自分もそこは支持したいんだけど、それによって語られ不足だった海外漫画の歴史に触れられる内容。
必ずしも「海外事情を知らねば漫画を語るべからず」なんてことはないと思うが、貴重な資料ってことですな。

こんな雑誌特集が成立する時点で日本は漫画先進国だ。タイアップでもなさそうなんだぜ。

海外ってもアメリカとヨーロッパだけじゃなくてオーストラリアやブラジルなんかの情報もあり、手が尽くされている(と思う)。未知の情報の洪水だー。

特集内でも触れられているが、漫画表現の起源は人類共通らしい。コマ内が舞台で、そこで人物(動物でも)が語り合う、会話劇の連続絵、ということか。それとは別に風刺画があって、アメリカでいうコミック・ストライプとコミック・ブックの分かれ方も共通でありそう。
表現としては混ざっていって、映画が生まれてからはどんどんコマの絵、カメラ位置が変わっていく……。ということでいいのかな。絵の面では。

会話や行動の様子を「誰かが見ている」として構成するもの。
自らや自らの属する社会なんかを客観視できるのって、人類の特殊能力かしら。

Pen (ペン) 2007年 8/15号 [雑誌] Pen (ペン) 2007年 8/15号 [雑誌]
(2007/08/01)
阪急コミュニケーションズ
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暗くて画面がみづらいからな…「熱血!! コロコロ伝説 vol.7 1989-1990」
2007/08/03 [Fri]11:00
たいして読者ではなかったけど、資料にもなるなるとおまじないをかけつつ毎号買っている。でかいからAmazonで注文だ。

ミニ四駆を避けていた少年だが、当時のブームは知っている。鬼のような肉抜きとコースアウト……。知っているはずなのだがイメージがあいまいでステレオタイプなんだよな。伝聞だよなこの記憶は。
てか、地方の郡部にはコースのある大型オモチャショップもなく、誰かの家にあったかどうか。市内に出て買って、次に行ったときに走らせて遊ぶような、特別なホビーだったんじゃないかなぁ。だからこそ漫画内の「毎日ミニ四駆」に憧れたというか、わりと「毎日やってるのはバカじゃねーか」的な視線もあったな。
自分の代わりに何かに熱中してもらって、その過剰ぶりに「むしろここまでできない」「読んだだけで十分」と思わせる代償効果がコロコロ漫画だったのかも。

ゲームボーイで熱血バトル漫画をやるのは無理があるようだけど、「乱暴な上級生・大人と得意な遊びで正々堂々と戦う」「最後は和解する」フォーマットはコロコロ式。なんでもバトルにしてそれを繰り返すジャンプ式のようなものか。


小林よしのりは宗教ギャグ「救世主ラッキョウ」。第一話の完成度が高いなぁ。ゴーマニズム以前に、もっと漫画力が評価されていいのではないか。
(ああでも最近の枯れたジジイ漫画はいまいち…。大人向けギャグだから?)

細野不二彦のロボット漫画「ロボQ」を収録してあるところが上手い。作者の現在と、導入部分ではロボット新世紀なんていう世相との比較で楽しめる。90年にロボット博覧会の予定でしたか…。

熱血!! コロコロ伝説 vol.7 1989-1990 (ワンダーライフスペシャル コロコロ30周年シリーズ) 熱血!! コロコロ伝説 vol.7 1989-1990 (ワンダーライフスペシャル コロコロ30周年シリーズ)
(2007/07/25)
小学館
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決意するまで「新ブラックジャックによろしく」2
2007/08/02 [Thu]08:29
コンビニで購入。1巻もそうだった記憶がある。巡り合わせか。

臓器移植について知り、考え、関わっていく……。お話しの進みとしては激しくスローだ。決意するまでをゆーっくり見せる。ところが赤城さんはすでに移植を……とか、いきなり事態を進めたり変えたり。緩急でいくと「緩緩緩急緩緩急」くらいの揺らされ方か。

命を最優先したいのに、現場としてはイロイロあってそうもいかないのよ、と。
「生きるために手を尽くしたい」のも「臓器を移植するなんて生命の冒涜」だと思うのも、どっちも生命についての倫理観だものなー。国や組織が規定できずにナァナァにもなりますて。

生命についての倫理を乗り越えるために必要なのは愛。家族愛。もっと大きな名分が出てこないと事態は動かない。
最愛の人のために「臓器を残しておく」のも選択なのだな。なるほどな。

ものすごく理屈っぽい展開にもできるのに、セリフはかなり抑えてあるのではないか。無音のコマも多い。回想シーンでもいちいち寂しかったとか苦しかったとか、いわないものな。

新ブラックジャックによろしく 2 移植編 (2) (ビッグコミックススペシャル)新ブラックジャックによろしく 2 移植編 (2) (ビッグコミックススペシャル)
(2007/07)
佐藤 秀峰

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グレイシー並みの無敗伝説「あずみ」42
2007/08/01 [Wed]10:53
Amazonから到着。最近のAmazon、プライムじゃないユーザーの荷物が遅くないか。

風魔一族が出てきて、結局は人質取ったくらい。残忍だけど頭悪くて、たいしたことないなと思ってたら次は兵糧攻めか。えげつないなー。腕を落とすのもきついけど、あずみも手足切りまくりだからなんとも。あずみの根本的な禊ぎがどうなるかはながーく見守りたいところだ。

お話しとしては大きくは進まなかったが、芸術的になってきた戦闘シーンに毎度見せられる。8人をあっという間に斬るのもいいし、街道でふいに襲われてスイっと避けるところがまた。あずみがふっとぼんやりした瞬間を見逃さない風魔もすごいぜ。

見ていると、「山の中で2ヶ月間かけていいならヒクソンに勝てる」と豪語していた寺門ジモン(ネイチャー)を思い出した。山中に追い込んで、最初から斬り合わなくて良いなら勝てるぜ、と風魔一族。
いろんなハンデ戦があるものだな。そのうち水中戦とか凄腕スナイパーに狙われるとか、何年もかけて信頼した人が寝てるときに斬りかかってくるとか、ありそう。あれ、もうあった?

あずみ 42 (42) (ビッグコミックス) あずみ 42 (42) (ビッグコミックス)
小山 ゆう (2007/07/30)
小学館
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