09« 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31.»11
読んだ漫画単行本をひたすら記録。読んだ端から。
ブログ内検索

プロフィール

mangalog

Author:mangalog
自由業。07/03/23以前のものはストックからのもの。
全記録にするためのフォーマット作成を思案中。
カテゴリを作者名にしてみたらなんだか冗長なことに。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

スポンサーサイト
--/--/-- [--]--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告  |  TB:--  |  CM:-- | 編集
そんなにムズカシいことなの?「ムーたち」(榎本俊二)2
2007/10/31 [Wed]16:45
これは面白い。2巻で完結したのが残念なような、ちょうど良いような。

2巻のヒットは「出崎山美には山が4つある」とサンスーツでひきこもり、そして規理野氏のすべて。

後半のキリノ氏はもう主役級の活躍だ。方眼で数値化で未来予想、まではいいのだが、それが手書き! お前そこまで思いついて実行できて、手書きって。それでいくと数列はえんえんと「手書きしてる」で埋まるだろ。かわいいよキリノ。でも大化けしてほしいよ。あなたの努力はきっといつか報われる。
心からゴッド・ブレス・ユー。

しかし、この屁理屈が支配する世界ってなんなんだ。思いついたら、言い得て妙だったら真となる。ロジック至上主義。実体は後から付いてくるのだ。
その中で屁理屈を先導しているようで、ついて行けてないのがお父さんではないか。

金色のパンツが麗しい表紙には、a man keeps fighting for the family!! とある。a man はやはりお父さんか。むしろ屁理屈に踊らされる社会から家庭を守っているのだ、か。どうか。違っててもなんでもいいや。

お父さんは変幻自在の父親は最強の理屈野郎のふりして、変容するロジック世界についていけない常識人だったりして。どっちがおかしいんだ思考でいえば。なにしろ妻の買い物量を見て「袋の数が気になるよ」だ。なんだこの凡庸さは。ただのお父さんじゃん。肉体をおおいに変形させたところでただ翻弄されてる、ついていけてないんじゃないの。
それにオカシなこと考えてる側が非常に楽しそうなんだよ、この漫画。受け身に回ってはいけないというか。


なんてな。「ムズカシいコトをわかりやすく説明するのってそんなにムズカシいことなの?」ってことだ。
……ムー夫、面白いことをわかりやすく説明するのって、とっても難しいんだよう。

ムーたち 2 (2) (モーニングKC) ムーたち 2 (2) (モーニングKC)
榎本 俊二 (2007/10/23)
講談社
この商品の詳細を見る

スポンサーサイト

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

女優になりたいんです!「はるか17」(山崎さやか)18
2007/10/29 [Mon]08:12
アイドルから女優を目指すのは王道も王道。バラエティのトークで「うまいこと言ってる」んじゃ漫画にならないものな。
漫画帯は映画公開の告知風。彼女の集大成を見逃してはいけないって、一瞬そういうタイアップが進んでいるのかと思った。また平山あやか、とか。
18巻になって、大手の嫌がらせに松永ジュニアのヒール復帰(今度は味方)、福ちゃんの復帰(?)、はるかのグラビア復帰など、大きく原点回帰の模様。

本人に女優の才能はあるため、演技うんぬんで苦労するシーンは少なめ。「ガラスの仮面」ではない。いや、あれも才能ありまくりか。失恋シーンではロケーションもセリフも行動も、ベタといえばベタで逆にドラマのようだ。あんまりこやまかすぎず、素直で爽やかな感情描写も思えば「はるか」の味。
18巻続いて、26歳になって、むしろ若返っているのではないか。ガリ勉で取りこぼした青春のやり直しが楽しい……なんてくどい説明はないけれども。

映画班も解散だし、ちひろとの関係も崩壊。同業の友だちができていきそうでできない。そこが膨らむといいかもと思ったが、最初に芸能界になじめないキャラで入ってるからなぁ。長期連載でもはるか中心を維持するのは両刃かも。
つか、芸能界に友だちなんていないってのがリアルなのか。でも最近の子たちはホントに友だちやって……ないのかな。

はるか17 (Volume18) (モーニングKC (1628))はるか17 (Volume18) (モーニングKC (1628))
(2007/10/23)
山崎 さやか

商品詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

豚にも劣る暗愚なデーン人どもよ「ヴィンランド・サガ」(幸村誠)5
2007/10/26 [Fri]15:21
冬休みのはずだったのに、裏目裏目へ。神に祈り、神を呪い、ボスのツキを計る。
付いていきたい上司の条件に「運が良い」というのはサラリーマンでも大いに頷けるのではないか。仕事ができる、人望があるなんてのは最低条件で、運が良くないと外的要因でスコンと失敗、失脚する。部下はそれに巻き込まれると。

この巻の主人公はボスのアシェラッドと、アイテム扱いから脱しつつあるクヌート。どうも一本調子のトルフィンよりもドラマが噴出してるアシェラッド、クヌートの方に目がいくのは当然だ。てか王子はベタでいくと実は王女だった!なのだが、一周まわって王子だたようだ。まぁねぇ。王女でした!じゃねぇ、いまどき。
ラグナルとアシェラッドの覚悟のセリフもカッコいいのだ。ああ、主人公はどこへ。

で、トルフィンはトールズに続けて超えるべき親を失うのか……という展開。んー。主体性があるようなないような。でも6巻は対決再びだ。体格も柄モノも戦績にも差があるぞ。タイなのは狂気くらいじゃないの。熱戦で主人公の面目躍如なるか。


見どころはトルケルの野蛮さ。すさまじい。つか数km先から槍投げですか。きっちり細部を描いてきてるから、このくらいの超人描写もありありと迫真ですな。作者の描き込み勝ち。

酒場の喧噪もウサギ鍋の調理も、逃避行の戦略も裏切りまでの人間模様も、すべてが細かい。見てきたんかと。そら帯も「戦の叙事詩(リアリズム)」になるわな。

ヴィンランド・サガ 5 (5) (アフタヌーンKC) ヴィンランド・サガ 5 (5) (アフタヌーンKC)
幸村 誠 (2007/10/23)
講談社
この商品の詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

いつから…おかしくなった…!?「俺と悪魔のブルーズ」(平本アキラ)1
2007/10/25 [Thu]11:49
ブルーズはよく知らないけどカッコよい表紙に、都市伝説にひかれて購入してみた。税別価格が666円ってのはしゃれてるな。

十字路で悪魔と取引すると願いが叶う。クロスロード伝説。
北米大陸をギター一本で渡り歩いたロバート・ジョンソンがこの漫画の主人公。驚異的なテクニックで行く先々の聴衆を魅了した。
だ、そうなのだが、1巻の段階では夢見るダメ青年の典型のような感じ。そもそも漫画は伝説をきっかけにしたフィクションだしな。
悪魔の説明も(詳細だったら引くけど)謎だらけだし、説明を省けるところは省いて、じっくり(自由に)描きまっせコースだろうか。
根底に流れる「ブルーズとは何か?」論や、ブルーズマンになることへの拘泥、白人社会と農場黒人コミュニティの世相なんかは予備知識があるとよさそうかな。あればあったで臨場感が違う。

しかしなにもなしに読んでも、というかこの漫画をブルーズ世界の雰囲気読みとしてもいい感じ。
古い洋画ような言い回し、キザったらしくて正直な行動様式、ざくっと割って黒が多いコマ。カッコいい。

これが「アゴなしゲン」の作者のものだとは思えないのだが、繰り返される「アンタは黙ってて!」のヒステリック、ルナティックなキレっぷりは笑えた。あとシリアスな事態への急転がいいよな。キレがある漫画だ。

ちょいちょい、続きを読もう。

俺と悪魔のブルーズ 1 (1) (アフタヌーンKC) 俺と悪魔のブルーズ 1 (1) (アフタヌーンKC)
平本 アキラ (2005/01)
講談社
この商品の詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

これが悪魔の証明…嘘です「24のひとみ」1-2(倉島圭)
2007/10/24 [Wed]10:00
「メグミックス」復活を呼び寄せた倉島圭新作を読んでみる。まずは2巻まで。ショートドラマにもなっているのだが、放送時間が不定では録画もできない。ひょっとしてそれが狙いか。オンエアチェックしてCMごと見てね、はテレビとして普通の誘導なのかも。

「24のひとみ」は嘘つきのひとみ先生を軸にした学園漫画。シモネタは極少ないので連続したギャグに笑ってもくどくない。「メグミックス」はそのくどさが良かった点もあるが、これは別物だ。

論理クイズの「この中の誰かが嘘をついてます。誰でしょう」みたいなのを正解なしの堂々巡りで遊ぶ。突き詰められるとホントのホントに真実なことを話しているのかと振り返ってしまう……などという漫画ではないのだが、翻弄される人物たちの哀れさよ。ひとみ先生のいたずらっぽい表情が謎にセクシー。

ツッコミは変異スタイルに騙し絵も加わっている。
パターンといえばパターンだが、メグミックスとどっちが量産きついんだろ。騙し&ツッコミで別世界へ着地させるのはシモネタ&ダジャレの量産と比べて……。まぁいいや。

あんまり一気に読まない方がいいかも。2巻途中でさすがにくどくなってきた。ギャグの連打を受けるよりも嘘を読み解いていく方が脳がシビれるらしい。

購読雑誌に載っててうれしいタイプの作品なのか……。
でも単行本を買わないと「あとガキ」に会えないのな。

24のひとみ 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス) 24のひとみ 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス)
倉島 圭 (2006/08/08)
秋田書店
この商品の詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

全編作者による解説付き「真田剣流」(白土三平)
2007/10/23 [Tue]11:03
近所でやってた古書市で古い小学館文庫3巻セットで400円。作品的にも黄ばみや傷みは味わいだ。

白土三平は「カムイ伝」しか読んでないのだが、2巻の作者あとがきによれば、「真田剣流」は「忍者旋風」のうち「風魔忍風伝」の続編、とある。それで登場人物が多めなのかもしれない。特殊能力を持った人たちによる戦いですな。

一応の理屈がある忍術、というのはお約束だが、これはそのまま殺人術の謎が話を引っ張っていく。油断して読んでるとなんで戦ってるのかわかんなくなるが、まあ忍者とはそういうものだ。

「カムイ伝」もそうだったが、コマの合間にト書きというか、作者による状況説明、忍術の解説が入ったりする。雑誌掲載時に広告とか前回までのあらすじがあったと思われるスペースだろうか、特に話の流れに沿わずに「忍術道具いろいろ」みたいな囲みがあったり。
DVDでいうと監督による解説コメンタリー付きで見ている感じだ。ああまで丁寧ではないし、活劇シーンに水を差すものでもないけど。

おかげさまで非常に読みやすい。今の漫画だと説明は作中人物がやることになるのはなんでだろ。語り手が外にいちゃいけないのは不思議だ。いつから切り替わったのか。平田弘史の時にもあったから、(語られながらにして過去である)時代劇だけの手法なのか。

でも「この術の説明をする予定であったが省かざるを得なかったことをおわびする」ともあったりして、あくまでもストーリー展開ありきでページを割っていたのだなぁ。解説はあくまでオマケですよと。読んでるとあって当然の気分になるから「隠すなよ!」とか思っちゃうのだが。

いやしかし、文庫サイズでぐいぐい引き込まれる画力は単純にすげぇ。いい密度。濃すぎないしサクサクでもない。これは過去の名作、大家のものを読んでるんだからという色眼鏡かなぁ。

真田剣流 (1) 真田剣流 (1)
白土 三平 (1995/12)
小学館
この商品の詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

回り道などせずに堂々と立ち去るのだ「黒博物館 スプリンガルド」(藤田和日郎)
2007/10/21 [Sun]21:41
バケモノ、カラクリと来て英国都市伝説モンスターへ。意匠と行為にこだわりのある悪ってカッコいい!
これも都市伝説ブームの一貫だろうか、と思いながら読んだけど、そんなん関係なく面白いや。

バネ足ジャックについて知っている日本人はどれくらいいるだろう。実在した愉快犯が元になってるとか、当時の世相とか、解説がはさんである構成は博物館的で親切。唐突なキャラクターを受け入れる下地が整っていく。でも見た目や行動が面白すぎるので、ひょいと漫画に出てきても大丈夫だったかと思う。機械への畏怖みたいなのもあったのかね、ヴィクトリア朝時代は。

スプリンガルド自身に美学があり、すんげぇカッコいいのだ。後半なんかはもう変身ヒーローである。使いこなしが難しいとかあったようなないような理屈はおいといて、必要なときにはバネ足のヒーローがやってくると。その粋っぷりにリアリティがなんだってんだ。ええ。元が史実だ都市伝説だってのを大いに踏み台にして遊んでますな作者。

前半のフランシスが実は、とまでは読めすぎて軽いかと思ったが、後半も含めて二世代物語となっていて十分に濃厚。本当の都市伝説モンスターとしてのジャックが現れて……ではない。やはり人間を描いてナンボだ。このへん、少年漫画っぽい熱さがそのままで安心。妙に高い目線になっちゃうとねぇ。読みにくいだろうしねぇ。


昔、映画で「ヴィドック」見たときはフランスで有名でもオレは知らんがなと思ったが、なるほど描き方、組み方で見知らぬキャラクターも魅力的に。シリーズにもなりそうってんで、がぜん期待。

黒博物館スプリンガルド (モーニングKC) 黒博物館スプリンガルド (モーニングKC)
藤田 和日郎 (2007/09/21)
講談社
この商品の詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

ここだけ地球の回転速度が5倍近い「八月の鯉/コーリュー―江川達也傑作集」
2007/10/19 [Fri]03:34
古書店で200円……。一作品100円か。「ヤプー」で残念な印象になった作者だが、「たるるーと」「東京大学物語」の印象が貯金となっているので買ってみる。
……「坊ちゃん」とかどうなんだろう?

読んでみればエロとドタバタの2本立て。江川世界のツリ目の女はどうしてああも。
絵が安定しているしエロと高速展開は江川漫画のツインエンジンなわけで、傑作と言い切るかはどうかとして短編集ですなまさに。

しかし高校時代に思いが遡りつつ大人なりに欲へ体を任せるという「八月の鯉」。同窓会からああなるか。エロいエロい。高校生の脳内エロスったら煮詰まり方がすごいですわよ。しかも解消しないまま持ち越してる場合、その後に解消しても「高校のころにできなかった」憧れは残りがちですしな。誰のことだ?
その気持ちをガガーっと毛むくじゃらの剛腕でかき集めて持ち上げて恐くて気持ちよくさせられた後に、すとん、と落とされる。たたきつけられるんじゃなくてソフトランディング。ザリザリと地面擦ってるけどな。
想像以上にノッて読んでしまった。でも面白かったー!って感じじゃなくて、上手いこと共感できてラッキーというか。新しい感覚ではないのだが。


「コーリュー」はめっちゃ展開早い。この話の手っ取り早さも面白さだ。そうでなくてはな。ドライブ感重視。
名古屋テレビ関連の企画だったようで、ドラマにもなっている。んで名古屋出身の川島なお美も出ていたようだ。地元による地元のための、か。
もっと膨らませられそうだが、これで長編……はしないか。本気で取り組んでエンタメにもできたら……しないか。



作者に対する期待度がちょい上がり。

本人が飽きっぽいのかもな。理解・咀嚼が早くて描写の方が遅れてる感じで、それが本人でもイヤだったりしてないかな。(勝手な読み)
だって落ち着いて描こうなんてまったく感じないもの。作風といえばそれまでだが、こう、どっかで角度の面白い(この2作のような)のをじっくりとかつスピーディーに描けたら……してたら今の期待度には落ち着いてないのだが。


八月の鯉/コーリュー―江川達也傑作集 八月の鯉/コーリュー―江川達也傑作集
江川 達也 (2003/06)
集英社
この商品の詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

三次元へとやってきた二次元人です!「マップス ネクストシート」(長谷川裕一)2
2007/10/17 [Wed]16:55
わが青春のSFの続編の2巻。思い切った振り幅の敵が出てきてさぁ大変。伝承族だけじゃ盛り上がりませんな確かに。

前作ともっとも違うのはヒロインが小さくて勝手になついてくるところ。主人公もまだ普通の地球人(だんだん超人化してるが)なのに頼られてしまうとは。後ろから抱きしめたりおんぶしたり。思い切ったサービスだな。わかりよい。

そこんところに伝承族。展開はやい。そして伝承族と対峙する新しいキャラ。キャラというか存在。取り巻きも異次元的に強いというかモノサシが通用しないじゃんか。うわー。
さらにおいてけぼり感が高まる主人公側。この圧倒的な差をどーやって埋めるのか。埋まるのか。主人公なんだから埋まるだろう。設定や理屈で驚かせつつ最後は漫画的ななにかが優るから長谷川世界は面白いのであって。理路整然と負けるわけがない。がんばれー。

友人Aと姉の影の薄さは気になるが、前作の星見のような取り残され方は……誰かがそうなったほうがヒロイックにもなるんだけど。


思えば、死なない人、二次元から三次元にやってきた教授、なんでも飲める・出せるヤツ。
どれも対立しなければ仕掛けとして便利に使えそうな人たちだこと。宇宙は広いな。
四次元に飛んで地球の歴史がなぜ代わってるか、解けたりするのかね。でも漫画とはいえ三次元人の四次元視界って描けるのかいな。

マップス ネクストシート 2 Flex Comix (Flex Comix) マップス ネクストシート 2 Flex Comix (Flex Comix)
長谷川 裕一 (2007/10/10)
ソフトバンククリエイティブ
この商品の詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

空の食欲魔人から「ブレーメンⅡ」(川原泉)1-5
2007/10/16 [Tue]08:16
古書店で5巻セット1000円。安いなり。カーラ欲が谷のころに出てた作品なので読んだことなかったのだ。

主人公はスゴイ人なのだが、例によってたんたんとした丸顔の語り手。1巻、1話めからいきなり動物社員、宇宙人が登場してびっくり。
その後も宇宙妖怪とか麻薬的自走植物、悪魔的改造生物まで。ガンガンとSF的な(どんなだ)波が押し寄せてくる。今回は冒険漫画なのですな。絵柄は相変わらず呑気だけども。ラスボスは強いぞ怖いぞ悲しいぞ。

宇宙船のアンブレラ、キラとナッシュ。すっかり忘れていたが「空の食欲魔人」からの引き継ぎ作品でもあるとか。気にしなくても読めるが、それでいきなりの急展開だったのかも。

流血、死傷、怪異の描写も多め。「メロディ」だから? 正直、ちょっと凍った。んー。自分にブランクがあるからか。過去にもソコはざっくり書くこともあったと思うし。こう、ほわんとした部分が記憶を広く占めているのだな。なるほどな。
絵や世界は、動物たちの笑顔のおかげで呑気さ2割り増し。
そのギャップかもしれない。

動物労働者について掘り下げがある中で、リリカルな展開(恋とかね)もあるかな~と思ったが、わりと大きくかたく読めた感じ。
掘り下がったのはヤギとトラだしな。ウサギやネコだったらまた違ったか。

てか「空の食欲魔人」を忘れている時点で流れに乗れていないのか。文庫で探すかな。

ブレーメンII (1) ブレーメンII (1)
川原 泉 (2000/04)
白泉社
この商品の詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

“壁”の中だけで生きている…「壁男」(諸星大二郎)
2007/10/15 [Mon]13:11
帯に映画化とあり、買ったのは9月なのだが、結局映画も見ていないし読むのも遅れた。流れのある読み方もひとつの幸せだと思っている手前、もったいないことをした。
って、調べてみたら都内でまだやってる。最初からレイトショーだったのか。

「夢の木の下で」単行本に2作を加えた短編集、と奥付にある。最初に表題作で映画原作の「壁男」があって真ん中に短編をはさんで「夢の木」連作への構成。

「夢の木」でも壁による世界の断絶と、それを越えたい衝動が……というわけだ。「ブラック・マジック・ウーマン」も開かずの窓をこじ開けたら、という話で“壁の向こう側”に通じる。「会社の幽霊」は全体の角度が違うけどきっかけは開かずの会長室……。
都市伝説が現実を浸食するのと、壁の向こうから異邦人がやってきて常識を覆されるのは、実はあることを知っている異世界を恐れる気持ちで共通だ。(強引なまとめだ)
視点を変えれば“開かず”を開けられてしまった方も勝手にカオスを持ち込まれてかわいそう、といえる。

そこから説教臭く「人間どうしの壁が取り払わねば…」とかにはもちろんならない。どうしようもなくある壁。旅の行く先に広がる常識の通じない世界があるだけで、手の施しようも施す必要もない、ということだ。

この文庫のまとめとしては、ずれた秩序に浸って自滅する感触が残って、怖いはずなのだが心が静穏になった。……ん、ちょっとサブカルを気取った感想だな。

巨視的なのだな。感情移入できないのだが、それだけが読み方でもないわけで。
となると明白な主人公がいて一本の長編作品になっている映画版「壁男」はどうなのかと。見に行くか。30日は休み、ということは29日までは確実に上映があるのだろう。

壁男 (双葉文庫 も 9-4 名作シリーズ) 壁男 (双葉文庫 も 9-4 名作シリーズ)
諸星 大二郎 (2007/09/18)
双葉社
この商品の詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

めぐみとシャレこうべ「メグミックス」(倉島圭)1-2
2007/10/12 [Fri]03:46
本屋で発見! メグミックス! 好きだったんだよコレ。昔はヤングチャンピオンで「ベルセルク」と「メグミックス」だけ立ち読みしてたもんだ。
YC版の単行本1巻が押し入れのどこかにあるはず。しかしココは新しいチャンピオンコミックスで1-2巻まとめ買いだ。

しかし「メグミックス」を面白がってるのは自分くらいだったのも確か。当時の職場で勧めても反応なかったし。悲しい。

基本的には美女のめぐみさん(年齢や職業はさまざま)がとにかくボケる。重にダジャレで。即座に男性(青年か中年)がツッコむ。それが3~4段くらい重なって、上手いこと言ってオチ。
それだけなのだが、それが5年も続いていたのだ。最初の「寿司屋」から最後の「おくやみ」まで。1-2巻を通して読んでるとめまいがしてくる。怒濤のダジャレ。シモネタも多い。

最初の頃はシチュエーション設定だったのが、後半は「めぐみさんにXXについて聞きましょう」みたいな導入になるし、会話の背景は内容と無関係な悪夢的世界になる。ボケてツッコんでの後ろでタマゴからUMA的生物がゆっくり生まれてたりする。そっちにはオチもなにもない。流れっぱなし。
このダジャレがあればいいのだという高次元の世界はなんなんだ。わからなさに包まれてダジャレに集中させられる。いいから聞いてろと。うまいこと言うから聞いてろということかー!

試しに適当に開いてみる。
「オレのこと・・・嫌いになったのかよ」
「そんなの・・・機雷というより魚雷…」
「わけわかんねぇよ!」
いやまったく。

2巻から適当に。
「日本と中国のラーメンがケンカをしています。理由は何でしょうか?」
「難しいですね」
「正解は従軍慰安婦について」
「重いよ!」
「ラーメンだけに日清戦争でね」
「うまいこと片づけるな!」
日清戦争で慰安婦は関係あったっけとか、思う隙なんてない瞬発力。

ああ、文字では難しい。絵がないと面白くないのだ。
なにしろツッコみ側の男性は驚きや怒りで顔を変形させるだけでなく、脈絡なく動物や異形の生命(血管の浮き出た目玉とか)や、煙や爆発効果みたいな姿に変わる。このツッコミ芸も見物なのだよ。

確かに単行本で読んで楽しいタイプの作品ではないかもしれない。しかしながら、この圧倒的な繰り返しダジャレの量を体験するには単行本しかない。雑誌じゃただ「くだらねぇよ!」って言ってられるもの。15ページは連続で読まなきゃあ。

そうだ。扉ページには必ず骸骨が出てくるのだな。……ひょっとして“しゃれ”こうべ……? メグミックスにしてはわかりにくすぎるダジャレだ。ただのキービジュアルだねきっと。

メグミックス 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス) メグミックス 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス)
倉島 圭 (2007/10/05)
秋田書店
この商品の詳細を見る

テーマ:今日読んだマンガは? - ジャンル:アニメ・コミック

逮捕されるまで、死刑確定まで「レッド」(山本直樹)1
2007/10/11 [Thu]10:32
山本直樹の最新作は連合赤軍の実録もの。仮名だけど念入りな取材がしてある、のでは。なんと一巻の段階では濡れ場なし。次巻予告でちょっと。

登場人物の頭にマル数字が付されていて、これは死ぬ順番を示すものだとか。カート・ヴォネガットの「ガラパゴスの方舟」でも同じ仕掛けがあったような記憶がある。
主人公が特におらず(感じさせず)、主観も定まらない。大学生がひたすら議論して警察に追いつめられていよいよ銃器を手にしたと。

現代の30歳前後としてはまったく革命に共感はできないので、議論についてツッコむとか肯くとか以前の感想を持つ。大学生はいつの時代もヒマだったんだな、とか。オイルショックで就職もできなかったんだっけ。じゃ、革命ごっこしかやることなかったのか。
漫画の中で社会情勢があまり語られず、ひたすらに学生たちの動きに終始しているからでもある。世相については知ってること前提で書いてるのかもしてない。巻末に簡易年表もついてるし、資料は探せばある。そこを掘り下げて「当時の社会と学生運動」にしてもページ数を食うだけか。
書きたかったのは巻末にもあるように「人の運命」なのだし。

すでにわかっているように、どんなゴタクを並べても革命はできなかったし、どうすれば成功してたかというレベルの活動でもなかった。ひたすら議論と内ゲバしてた。世間とは向き合ってなかったわけで、学生らしいサークル活動のような雰囲気がある。
呑気で、サークル内の人間関係と論理がごっちゃになったりして。

ウチの親の世代の学生時代ってこんなかという楽しみ。一部のできごとではあると思うけど、服装や話し方なんかは当時の大学生チックそのままではないか。くどくどしい。

2巻は08年夏。遠いな。
一巻まるまる使ってテンションを張りつめまくったので、ぶちんと切れる瞬間が楽しみだ。

レッド 1 (1) (KCデラックス) レッド 1 (1) (KCデラックス)
山本 直樹 (2007/09/21)
講談社
この商品の詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

キミらにはたぶんわかるやろと思う!!「ワンダービット」1-3
2007/10/10 [Wed]09:23
文庫で初めて読む、熱血漫画家のSF短編集。いちおう首藤レイが主役というか視点というか共通の存在のはずで作者もそう断っているのだが、出てこないのもある。

掲載誌がログインだからなのか、ネタの自由度が高い。のびのびと「こんなん描いたらどうなるか」実験が続いていく感じ。
作者としても長編には発展させられないアイデアの使い道だったみたいね。あとがきによれば。
「霊界トトカルチョ」の話に炎尾燃が。このころすでにいたのだな。へぇ。「燃えペン」「吼えペン」って長いな。代表作だよいつの間にか。

熱血ばかりでもなく、主人公がヒロイックでない「ただのひと」だったりする話が多い。言葉回しへのこだわりや受け取る説得力は今といっしょだから、作る熱気としては同じ。
デカいコマにドアップでなにか叫んでれば「島本式の熱血」ではないと、「ワンダービット」は証明しているのではないか。
(おおげさな……?)


変身ヒーローものではガイファックスがカッコいい。横線の塊のデザインも、電送されてくるところも、カッコいいじゃないか。今はファックスの使用頻度が世間的に減ってるので登場機会がいまひとつだが。
短編の瞬発力から生まれたキャラだよな。こういうの大好き。

ワンダービット2 (MF文庫 9-8) ワンダービット2 (MF文庫 9-8)
島本和彦 (2007/09/01)
メディアファクトリー
この商品の詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

よーつーばーちゃーん「よつばと!」(あずまきよひこ)7
2007/10/09 [Tue]13:59
夏休みが終わって綾瀬家の娘たちが忙しくなったか、とーちゃんとの交流が増えた7巻。

とーちゃんはトランクス姿で自宅前までは出て良いルールのようだ。風香は胸もでかいが背も高め(友だち比較)。

細かい読み方をしようと思えばでき、しなくても日常ギャグとして面白い。子どもについての「あるある」ネタかと思ってると、予測できない行動に出られてしまって翻弄される。
急な発熱は「あるある」だが、羊にパンチは「おいおい」だ。「わかっぱー!」でひとりゲラゲラも「あるある」だが、「さいごはこのたまごを…」は「おいおい」。
リアリティどうかはおいといて面白い。

恵那が自転車でのお出かけを誘いに来るさい、「よーつーばーちゃーん」と声を出す。ああ、やってたよなこういう玄関での呼びかけ。小学生くらいまでか。
中学になると大声で音を伸ばしながら友だちをファーストネームを呼ぶってのが恥ずかしくなって、チャイムを使うのだ。

妙に謎解き編に入ってほしくないなぁ。このまま続けて、日常で。故郷に行かずして終わらせられるのかわからんが。
いつの間にかクライマックスだったという、「あずまんが」のヤマピカニャー的なエピソードがありそうね。

よつばと! 7 (7) (電撃コミックス)よつばと! 7 (7) (電撃コミックス)
(2007/09/27)
あずま きよひこ

商品詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

主人公VS巨大ロボ「21世紀少年」下
2007/10/05 [Fri]10:03
ようやくの完結巻。残された謎を回収しつつ、対ロボットのバトルも入れて、最後に余韻。さすがの巧さ。全部はわかってないまま読み終えても満足感がある。読者が作中人物と一緒に疾走するので、その勢いで参加読みができたんだな、ずっと。

カツマタ君がこういう形で残るとは。読めた読者はいるんだろうか。「最初から」なのか「成り行き」なのか。結末が見つかった時期が知りたくなる。最初からかなぁ。顔を隠している段階で誰にでもできるというか、誰かであるとわかってしまってはいけないわけだ。だから「わかるわけないじゃんよー」とみんながブーたれてるくらいがちょうど良いのかも。
「誰でもなかった!」なんてのよりは。

バーチャルワールドがちょっとしたタイムマシンになっていてビビるのだが、そこはカンナの超能力と同じく、ギミックとして楽しく使われていたように思う。

でだ。結局、ケンヂは何と戦ってたのか。結局、「ともだち」との戦いはなく、ロボットを転ばせただけ。
地球の平和を守るために悪と戦っていたわけだが、その実体は仲間はずれをしてしまう人間社会の縮図だった!なんてね。最初にいじめたから「ともだち」が「絶好」とかしはじめちゃうんだ。でいいのか。過去に戻って大人が子どもを諭して解決ってのは、そりゃそうだよ。誰だってやり直したいもの。そこはズルすぎる。ケンヂだけの自己満足じゃないか。(バーチャルだけどな)

中高と地味めの生徒として過ごした自分からすれば、クラスの人気者のケンヂに感情移入はできないんだな。実のところ。彼にはギターがあり、ロックがあり、人望があり、ガールフレンドもいる。生まれながらの主人公である。
んで、そういう人たちはパッとしない自分のような層を「マイナーなやつ」「誰?」なんつって見ているんである(きっとね)。
ともだちや知り合いが多かったり、ただ目立ってると「メジャー」なんつって胸を張れる。よく考えればくだらない。
そんなのはただの被害妄想で、そんな見下しをされた覚えはないのだが。

「ともだち」はロックを主役にした「カッコいい」社会からはみ出て革命を起こそうとして、暴走してヒーローに倒された。つかほとんど内部崩壊だ。ラストシーンからすればロックに救われてもいるのだが、結局ソレは「メジャー」な人への憧れじゃないの。みんながロックで燃えるかね。
悪さがどうってよりも、とことんわかりあえないまま友だちごっこを続けてしまったアホさなんだよなぁ。やはり友だち作りすら器用にできないやつに世界は任せられないと。あいつは昔から変なヤツでしたということだ。

大人になっても人脈とかコネとかでいろいろ決まっちゃうんだし、それってちょっとした「ともだち」が隠れてるだけなんでないの。みんな中心人物と「ともだち」になりたいのだ。価値観が変われば「ともだち」を変えるだけで。

だから、みんな、自分なりにギターを弾いていないと「ともだち」探しで一生が終わってしまうのだな。


読み返す気にはしばらくならないが、長期にわたって楽しく読めた。作者、制作の関係者に感謝!

21世紀少年 下 (2) (ビッグコミックス)21世紀少年 下 (2) (ビッグコミックス)
(2007/09/28)
浦沢 直樹

商品詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

ケイジャンジャンバラヤ925kcal「鏖みなごろし」(阿部和重・三宅乱丈)
2007/10/04 [Thu]11:57
小説の漫画版と、そのアンサー小説が収録された「IKKI COMPLEX」というレーベルを発見。阿部和重の「鏖」は読んだことあったので、試しに読んでみる。
漫画は「ぶっせん」の三宅乱丈。ちんぴら色男のそれらしさったら、いいね。
漫画版もアンサー小説も書き下ろしだから、実は1143円+税。うへぇ。

バイト先のモメ事(自分のせい)と浮気、浮気され男、金属バット、パソコン通信青年。袖触れ合っただけで大きな縁ができてしまい、ヤケんなってぜんぶご破算というか、すがすがしい。結末の具体的な感じが小説と漫画で違うところか。流れからすれば妄想では済まないのっぴきならなさがあるしな。実は上りスロープだった非現実世界への階段の高さにハッとするとかそういうの?

で、なぜに漫画でなくてはいけなかったかと考えると「IKKI」だから、ぐらいしか理由が浮かばない。文学とコミックの共闘なのだからして、良い原作をもらって漫画表現に刺激を、小説は漫画になることで読者獲得……っていうんじゃ、表現としては小説が上でメジャー度では漫画が上なんてよくある手法の格差のものなのか。

瞳のアホ美人っぷり、オオタのチンピラ色男ぶりのわかりよさは確かに漫画のほうが有利かもな。あいや、それは読解力の範疇であって、補って良いのかどうか。三宅乱丈が正解を提示しているという読み方は違う。

難しいな。ただ単に漫画ファンと小説ファンが行き交えばいいっすね、でいいのだな。

鏖みなごろし 鏖みなごろし
阿部 和重、三宅 乱丈 他 (2007/02/27)
小学館
この商品の詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

戦士ならば常に試練の中に「仮面ライダーSPIRITS」13
2007/10/03 [Wed]08:26
10人ライダー大集合までの世代をひっくるめて、日本、いや全世界規模の悪・破壊に立ち向かう新世紀漫画最新刊を読む。

8巻(だっけ?)までの振り返り編、それに続くZX編、んでもっての総力戦が現在、でいいんだよな。正直なところ、最近はついていけてなかった。

なんというか、某ライダーがどこかにたどり着いて、そこに悪が現れて(「お、お前はナントカ将軍!」「カントカ男も!」的な)、割とボロボロになりながらも戦う、という。でも死ぬ気で戦ってるのに世界的に巨悪は進行しちゃってるぜと。
なんだかそんなんの連続で、疲れているのだ。
漫画の迫力はあるのだが、いかんせんノレない。世界各地で大変なことに、だったはずが四国が大ピンチって言われてもな。小さくなったなという。

きっと10人ライダー大集合世代なら出てくるライダーと敵幹部のバトルだけで燃えるのだろうけど、それを踏まえずに新作として読むのが難しくなった。なにせ主人公が複数いる。複数のヒーローが共演するのが良い訳だが、バラバラに戦ってるしな。

で、13巻はゼクロス主体の視点にやや戻っていて、久しぶりに感情移入できた。一号からスーパーワンまでも形を変えて登場するし、盛り上げるファンサービス的な意識があるのかも。

古事記フレーバーがまぶしてあるけど、どうなるのか。でっかく出た方が、心は躍る。四国は小さかった。いや、ほかの要因かもしれんが。

仮面ライダーSPIRITS 13 (13) (マガジンZコミックス) 仮面ライダーSPIRITS 13 (13) (マガジンZコミックス)
石ノ森 章太郎 (2007/09/21)
講談社
この商品の詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

癒し超人ナナさん「地平線でダンス」2
2007/10/02 [Tue]08:59
タイムマシンで動物憑依でラブコメな柏木ハルコ新作の第2巻。エロを封印してやってます。

時間旅行して魂(?)が抜けてというハードな展開にモルモットが出てきて妙に和んだ1巻を経て、2巻ではちょっと理屈も出てきてぐぐっと進展。モルモットの寿命の件が出てきたが、人間の感覚で過ごしてると「ゾウの時間ネズミの時間」も関係ないんだろうか。それは別の理屈だからナシ、か。
……詳しくないのに考えて読んでもいけないのだが。

で、今度は犬か! また自己紹介から始めなければいけないことに。このまま違う動物に憑依し続ける天丼の展開だったりしてな。


2巻での活躍と言えばナナさんだ。マッサージの達人として竜ヶ崎の生活、心に入り込んで遊ぶ無邪気な女性だった。が、触れることで相手をくみ取る能力がモルモット相手にも発揮されて会話がスムーズに。漫画だからな。じれったさが味わいにならないところでこれくらいはアリだ。
そしてなぜか、最先端の研究所にザクザク見学している。モルモット琴理の口止め料としてフリーパス、なのか。

憑依も恋愛も、すべての事情を知るナナさんが関わることで事故も打破もコミュニケーションも滑らかに進んでいく。不思議な役所になったなぁ。先々が面白いキーパーソン。モルモットじゃなくなっても出てくるのかな。一年半後にどうなってるのか。

もう、こうなったら実はナナさんは実は未来人だった、でも驚かねーぞ俺は。

地平線でダンス 2 (2) (ビッグコミックス) 地平線でダンス 2 (2) (ビッグコミックス)
柏木 ハルコ (2007/09/28)
小学館
この商品の詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

ヒゲとボイン「エマ」9
2007/10/01 [Mon]08:18
ヴィクトリアンの社会そのものに萌えーな漫画最新刊。8巻からの流れで番外編。エマ出てきません。ウィリアムはかろうじて。

ヴィルヘルムとドロテアの熟した関係がハイライト。起き抜けの寝室で、寝たまま会話。こんな静的なシーンを綴るなんて。表情や仕草も細やかに交えていやらしくなくセクシーな大人の男女を描くと。ヒゲはあんまボインに目線をやらず、ボインが「かまってー」な感触がたまりませんな。女性が描いててなぜにこう、オヤジ心を突けるのか。

一方でターシャの買い物エピソードは非常に女性らしく。ガラス技術でショウウインドウができて、買い物が娯楽に(あとがきいわく)なった時代だとか。その情報で一本描けてしまう巧さよ。
しかし、豪奢な屋敷で悠々と暮らすご主人様に仕えつつも、メイドたちの買い物の慎ましいことといったら。「わあーー!!」って見開きに並んでるのがチョコレートにタバコにヘアピンに……? この描写で悲しくなっちゃうのは自由平等博愛の幻想に生きる近大教育を受けてきたからなのだが。
そりゃ、メイドと貴族は結婚できねぇよ。生活が違いすぎる。感情でこのギャップを埋めるのは大変だな。改めて本編の重さがにじむ。にじませるための話じゃないだろうけど。

作者がヴィクトリアンマニアとして、ガイドとして誇張なく時代を写している。読者は見せられたものを受け取る。漫画のネタに!漫画だから!という前提が(徐々に?)薄まっているのだな。って前も思ったっけか。


んで。冒頭の「森の仔リス」はどうしようかと思うほど、ヴィクトリアン漫画でない。もはや小道具やら衣裳やらの細かいところが「きっちりヴィクトリアン」でも、当然と思えてしまう読者としての贅沢さ。動物ネタ短編漫画としては短すぎるし、うーむ。でもこういう絵、視点も面白いな。
そしてあとがきで自分ツッコミもされているが「三人の歌手」も時代はともかく提示した面白さは別種のものに感じる。いや面白いんだけど。男前がフられるのはいいね。うわははは。
作者、すでに違う作品に意識がいってるんだろうか。10巻で完全完結だとか。それはそれで楽しみ。

エマ 9巻 (BEAM COMIX)エマ 9巻 (BEAM COMIX)
(2007/09/25)
森 薫

商品詳細を見る

テーマ:今日読んだマンガは? - ジャンル:アニメ・コミック

タグ : エマ 森薫


ComicDash

コミックダッシュ! dukimochi の所有コミック

週刊マンガ日本史

週刊マンガ日本史

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリー

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。