10« 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30.»12
読んだ漫画単行本をひたすら記録。読んだ端から。
ブログ内検索

プロフィール

mangalog

Author:mangalog
自由業。07/03/23以前のものはストックからのもの。
全記録にするためのフォーマット作成を思案中。
カテゴリを作者名にしてみたらなんだか冗長なことに。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

スポンサーサイト
--/--/-- [--]--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告  |  TB:--  |  CM:-- | 編集
わたしは石のようにそれを見守った「おろち」(楳図かずお)1-2
2007/11/30 [Fri]14:35
家の方は騒色と騒がれた「紅白」の帯付き豪華版。古書店で「おろち」を購入。装丁、ブックデザインは祖父江慎。楳図画を思い切りよく使用。いいなぁ。3-4巻も探そう。
その帯には「映画化決定!2006年劇場公開!」とあるが、映画って08年秋だよな。映画公開に合わせて出したのに足並みが、というところだろうか。

謎の超少女、おろちが行く先で出会う怪現象、怪事件に関わったり巻き込まれたり引き起こしたりというオムニバス。どこかで読んだような気がする話もあるが、どうしてだろう。元ネタとしてほかの作品で使われたり、都市伝説になってたりするのかな。最初の「姉妹」に既視感が。

単純に自分が「おろち」を読んだことがあるのかもしれない。ひょっとして。
なにしろ雑誌掲載が69-70年。絵が古くなってないというか、楳図かずおにおいて新しい絵ってなんだ、ということか。揺れる書き文字で「ははははは」とかな。変わって欲しくない。中川翔子の絵柄で古さがリセットされたのか。はて。
王道ホラーはちょっと古めの雰囲気が合う。「ちょっと前にね…」「昔の話なんだけど」の風味か。田舎に行くと昭和初期が残ってるみたいな感じの、場面そのものが怪談に向いてる。現代の都市伝説と、この辺の王道怪奇モノは作りが違うんだな。

おろちは不老不死のようで、いつでもどこでも16-20歳くらいの美少女のまま。
冷静な傍観者であろうとしつつ、少女らしい優しさや好奇心が勝っちゃうところが良い。控えめだが強くて優しい、素敵なヒロインだ。
おろち自身の謎に関心がなぜか、行かないんだよな。ああ、こういう子がいるのねと、自然に受け入れてしまう。
映画のおろち役は谷村美月だそうな。「14才の母」「わたしたちの教科書」を見ていたので興味がさらに沸く。古めの顔がいいと思うけど、まぁそれはそれで。

おろち 1 (1)おろち 1 (1)
(2006/01)
楳図 かずお

商品詳細を見る


おろち 2 (2)おろち 2 (2)
(2006/01)
楳図 かずお

商品詳細を見る

スポンサーサイト

テーマ:今日読んだマンガは? - ジャンル:アニメ・コミック

一人用一軒家ですよーだ「やっちまったよ一戸建て!!」(伊藤理佐)全2巻
2007/11/29 [Thu]13:57
土地4000万円、建物3000万円で、独身の女性漫画家が一戸建てを建ててしまう。内田春菊の「ほんとに建つのかな」に続いて読んでみようと購入。いや、明るいね、こっちの顛末は。独身の気楽さ、良さなのか、最後に出てきた「土足ババァ」みたいなストレスは隠してたんだろうか。

ふらっと買い物する勢いで思い立ち、結局は土地を買って注文住宅を建てることに。まずは内田春菊と同じく、予算があるからできることだが、建築士との打ち合わせ、作業の進行、居住中マンションの売却など、段取りに沿った葛藤やうだうだが楽しい。一戸建てを建てる際は専門の本といっしょに読んでおきたい……そんな予定があれば。

自営業の独身向けでカスタムしていく過程が面白い。間取りがかなり特殊だが、これ、逆に考えればこんだけ要望を重ねた3階建てでも見積もり3000万円、ということだ。建て売り買うよりはかなり楽しくて納得のいく買い物になるはず。その、土地を探して立てる間の家賃とかもろもろが重なるから、予算あればこその手段だが、楽しそうだな。

「また建てたい」ってシメもわかる。二度目はもっと上手く、手際よくやれると思うはず。
おそらく煩雑な書類やら契約やらのストレス、探してる間、悩んでる間の黒い部分は抑えているのでは。実家方面からの邪気がなさそうなのは幸い。


で、吉田戦車と結婚されたそうなので、この家はどうなるのか。発表時の吉田戦車コメントにも「あの家には住みません」としてあるし。築7~8年だから潰すのはもったいないがローンも残ってない。安く買えるものなら買いたいが、7000万円物件が多少値崩れしたところで手が出ねぇよって。

やっちまったよ一戸建て!! (1) (文春文庫PLUS)やっちまったよ一戸建て!! (1) (文春文庫PLUS)
(2005/09/02)
伊藤 理佐

商品詳細を見る


やっちまったよ一戸建て!! (2) (文春文庫PLUS)やっちまったよ一戸建て!! (2) (文春文庫PLUS)
(2005/10/07)
伊藤 理佐

商品詳細を見る

テーマ:今日読んだマンガは? - ジャンル:アニメ・コミック

虫は心が清く皆努力家である「花輪和一初期作品集」(花輪和一)
2007/11/28 [Wed]16:58
本人もびっくりであろうのメジャー化を果たしている花輪和一の初期作品集。
花輪マニアの人によれば「初期の作品は気に入らなくて廃棄している」とも。収録されてるのは版元にあったものだろうか。それとも廃棄はさすがにごく一部だったか、作家らしい伝説か。初出誌からの掲載になってる「原稿の所在が不明」なのに含まれているのか。

代表作の「刑務所の中」から次にコレを読むと大変なことになりそう。「コロポックル」「水精」「猫谷」を経たくらいがちょうど良いのではないかと同じくマニアに言われたが、確かにそうかも。
そもそも絵柄が違う。誌面が黒い、細かい、とろけるような念のある描写が続く。身体はただの物体であるよとたたみかける。

尋常な倫理観とか痛みの感覚でいえば、相当にエグい展開をお腹いっぱいに食べられる。オチも強引と言うか描くだけ描いて、見せるだけ見せてオシマイにしている話も。
さんざん変態させといたのは「あ、おかあちゃん!」のアッケなラストのためだったか!とか(違うか)。
考えてはいけない。猛獣を観察しているつもりで読まなくては。作家の中のモンスターが放し飼い。距離を取って自分は人間だと思うも良し(でも人間も動物だぜ?)、距離を詰めてあえて獣性にシンクロするもよし(できずに理性を保つと危ないよ~)。

個人的にはやはりグロ連打に打ち負けがちなので、「六富道」がおすすめ。読んで、やばいなと思ったら、最後に収録されてるところにジャンプして呼吸を整えましょう。それでもえぐいけどもね。

花輪和一初期作品集花輪和一初期作品集
(2007/10)
花輪 和一

商品詳細を見る

テーマ:今日読んだマンガは? - ジャンル:アニメ・コミック

急ぎみたいゴメンね「はるか17」(山崎さやか)19
2007/11/27 [Tue]03:02
この間に18巻が出たと思ったら早いな。と思った完結か早いな。という、加速感。お疲れ様でした。

自主企画の映画編で終わるのは区切りが良い。年齢詐称がバレるまでは体当たり逆境漫画で、その後は地道な女優漫画だったような。段階を踏んだきっちりとしたフィナーレじゃないか。でもなぜか、もっと続く気がしている。成長を見てきたからなぁ。(上から目線)

最初はどうにもギャグ的な空気についていけず、モーニングじゃなくてヤンマガじゃないのとか思ってたのだが、そこは山崎さやかの筆、きっちり20代女性がぐいぐい浮かんできて、いつの間にか夢中という。
んで。キレイに終わる。仕事も社長も恋人も元通り。それでいいのだ。どれか一個でも引きずったら続いちゃうもの。これからも当人たちにはいろいろあるだろけど、読み物としていったん、シメる。
上手い。上手すぎて、と思いたくなる。


しかし取りこぼしもあって。桃原どころか日野くんが非常にかわいそうだ。好きなキャラだったのに。アテ馬されても耐えられるタフさも好きだ。大成してー(もうしている)。
ユリちゃんはカットのみ。セリフでしか出てこなかったユウ、ちょい前の劇団員の方々もそういえば、のキャラ。出てこなくて残念なような、でも無理に出しても変だよな。(帯の“宴会”でフォローしてある)

巻末のクレジットでスペシャルサンクスに「吉祥寺 闇太郎」とある。桃原さんの呑太郎ってここがモデルだったのか。確か1,2回は行ったことあると思う、吉祥寺の隠れ名店。
今度いってみよう。

はるか17 19 (19) (モーニングKC)はるか17 19 (19) (モーニングKC)
(2007/11/22)
山崎 さやか

商品詳細を見る

テーマ:今日読んだマンガは? - ジャンル:アニメ・コミック

俺の音楽を聴け!!「のだめカンタービレ」(二ノ宮知子)19
2007/11/26 [Mon]11:29
ご存じ若手クラシック業界漫画。音大生漫画だったのがすっかりヨーロッパのクラシック界漫画になりました。

千秋、のだめのステップアップに連れて、学生時代の面々は減るだろう、という予感があったが、ターニャが消えずによかったよかった。黒木くん(ヤス)のためにも、押しのロシア根性を見せて欲しい。ギャグっぽくしてはいるが、ユンロンとは母国の経済状況(音楽をやるうえで)が大きく違って、そこが集中力の差につながったと読める。読みたいというか。

でなきゃなぁ、パリに留学してる段階で才能があるんだから、どうやって振るい落ちるというのだ。「圧倒的な巧さ!」みたいな、絵にも描けない、いたずらにインフレを呼び込むだけの描写で済ませてない。
峰がとても留学できないことは「読んでたら自然にわかる」わけで、こう、ドラゴンボールでいう戦闘力を間接的に書いてるんだなと。受験に来た子も、ああ、ああああと思ってたら、だしね。ある程度はハングリーじゃないとダメ、というメッセージが通底してる。

そこを説教臭く書かないのが良いな。恋愛感情もしかり。割り切れたり語り尽くせたりするもんではないよと。
峰と清良がまた出てきて、腕前、音楽家ランキングがソフトに語られたり。みんなプロでR★Sも重たげ。そうそう、そのへんをしっかり追いつめていくんだよな。2年の重みはさくっといかず、ちょい感傷的で、作者の思い入れがにじんでるのかも。


18巻でターニャが妙にかわいくなってしまった。長いまつげに強い目。カッコいいなぁ。
黒木くんは激しく奥手のようだが、なぜなんだ。あんな色っぽいんだぜ。ひょっとしてチェリーかゲイか。

のだめカンタービレ #19 (19) (講談社コミックスキス)のだめカンタービレ #19 (19) (講談社コミックスキス)
(2007/11/13)
二ノ宮 知子

商品詳細を見る

テーマ:今日読んだマンガは? - ジャンル:アニメ・コミック

好きでピントが合ったわけ「あのころ、白く溶けてく」(安永知澄)
2007/11/22 [Thu]04:31
古本屋にて、50円セールの棚で発見。しかもレジに持っていったら「2冊で50円ですけどもう1冊いかがですか?要らない?じゃあ25円でレジ打ちます」。25円。

正直、期待せずになんとなく手に取った。でもエンターブレインだからひょっとしてとも思っていた。そのギャップもあるんだけど、すごくよかった。
この良さに既視感があるのも確かで、若者は繊細だったり残酷だったり、裏表もあるよねってことなんだが、そこは読んだ際に「白く溶けて」いけたからOKだろう。
なんだろ、明白なオリジナリティはココですと示しにくいのだが、得られる視界やシンクロする感覚には初めて出会った、と肌に思う。目に見えない作家性。
子どもの「楽しかったね」「また会おうね」の醒め方、ピントが合ったから好きなのかも、白い本には私の世界。
どうやったらこんな感覚を発見できるのか。眼がいい、五感が優れている(上から目線ですいませんね)。
「くそがき」が好きだな。タイトル含め。

うん? 読む前の呉智英語りに影響されてるだけ? だとしたらビーム編集部にしてやられた。でもいい。

というわけで25円で入手してしまった穴埋めに、「やさしいからだ」とか「わたしたちの好きなもの」は新刊で探そう。

あのころ、白く溶けてく―安永知澄短編集あのころ、白く溶けてく―安永知澄短編集
(2004/12)
安永 知澄

商品詳細を見る

テーマ:今日読んだマンガは? - ジャンル:アニメ・コミック

トニたけウェポンズ「トニーたけざきのガンダム漫画」(トニーたけざき)2
2007/11/21 [Wed]04:04
安彦良和に激似の絵柄で「同じ雑誌に載っている」驚愕のパロディ漫画2巻。1巻に比べて薄いが、2/3ほどもフルカラーなんである。当然のコスト。

そのカラー部分の約半分は「トニーたけざきのガンプラ漫画」。ガンプラを作り、塗装し、ポージングだのウェザリングだのして写真撮影して漫画にする。すんげぇ手間がかかっている。帯にあるカトキハジメ氏の「手を抜くことを知らない」を超えて、手間をかけることが大好きなのではないか。それが面白さやオリジナリティのためならば。

トニたけの手にかかればPGガンダムもフレーム丸出し・ガニ股・アタマ外れになる。ガンダム・シューズって! ダム・カバーって! んでボールもシャア専用になっちゃう。
ただ壊したりバカなポーズさせてるんじゃぁもちろんないのだ。シューズが脱げれば足の指が作ってあるし、1/6人形でシャアも作る。シャアがMGアッガイを作るシーンでは1/600のガンプラ箱まである。細かい。異様に細かい。手を抜いたんでしょ、大変ですからねと言われるのを恐れているかのような(邪推)。

巻末の模型作成解説はもっと濃くてもいいと思った。一発ギャグだから膨らませようがないかもしれないが。
ビジュアルと模型テクで楽しむ、ガンポンのような漫画だった。

心から、お疲れ様です。面白かったです。

トニーたけざきのガンダム漫画 2 (2) (角川コミックス・エース 113-2)トニーたけざきのガンダム漫画 2 (2) (角川コミックス・エース 113-2)
(2007/04/26)
トニーたけざき、矢立 肇 他

商品詳細を見る

テーマ:機動戦士ガンダムシリーズ - ジャンル:アニメ・コミック

大切なのはこれから「夜回り先生」(水谷修・土田世紀)6
2007/11/20 [Tue]01:38
水谷先生でも救えない生徒がいる。という6巻。

珍しくポジティブな子が出てきたな、と思ったら、ああ。元気な子は痛みのアピールが下手なこともあると。漫画的なアゲサゲではもう絶好の題材だけどさ、悲しい。まんまとアゲてサゲられた自分が、ドラマとしてミキを消費したような気になったり。

ヒカルの件では、夜王とかなんとか言ってる場合じゃないよと。店によるのか。


揶揄では決してないが、たまの休みに登山する先生の体力には恐れ入る。伝説的に語られてる部分があるにしても、相当に忙しいでしょうよ。それで年末年始の4日に冬山登山しちゃう。この体力。タフネス。やる気だけではできない夜回りの源泉はここか。
学生結婚してるし、モテるし。

とっさの判断力、行動力も強い。ヒトとしてタフなんだな。強い。自分の先生として関係したら、これほど頼もしい人はいないだろう。なんだか、対等に関係するとこう、ぶつかってしまいそうな押しがあるタイプ。それはこっちの軸の問題かもしれないが。
と、強く見える人は弱さのアピールが下手なだけだったりして。

夜回り先生 6 (6) (IKKI COMICS)夜回り先生 6 (6) (IKKI COMICS)
(2007/10/30)
水谷 修

商品詳細を見る

テーマ:今日読んだマンガは? - ジャンル:アニメ・コミック

そんな連中が時々カッコよく見えること「アクト・オン!」(神矢みのる)1-2
2007/11/19 [Mon]10:50
二足歩行ロボットの格闘技大会、ROBO-ONEをモチーフにした漫画。どこで買ったって、ツクモロボコン館で買った。平積みされてた。さすが聖地。

主人公のロボットは自作でカッコよさげな外装が付いてるが、ライバルロボたちは実在のメーカー製ロボット(カスタムは見た目も含めてしている)だったりして、コロコロ、ボンボンに載ってそうなホビー漫画。
と、思ったら作者は「プラレス三四郎」の人だそうな。こういう絵柄だったっけ。

まるで活動をしてない機械工学部が、ひとりの新入生によって活気を取り戻し、部員が個性を発揮して大会優勝を目指すと。メカ作り、プログラミング、操縦の得意な3人の男子の存在で完結しそうだが、そこは女子の応援やらなにやらがあってみんな動くんですな。
という、ベタをベタで、裏切らずに描いていく。古い漫画がダメとは思わないが、古さが厳しく感じたのは確か。
もう割り切って情報漫画になっててもよかったかもね。実在メーカーの取材漫画とか、実際の大会とシンクロ展開するとか、ドキュメンタリー的な。熱血やヒーロー性を出す面で古い展開になっていたような。
でもさすがに業界漫画にしても狭すぎるのかも。

Yahoo!コミックで連載されてて、ロボットファンなんてみんな読んでそうだが、打ち切りっぽい終了感。作者も心残りのようだ。

しょうがない、か。
あと、実際にロボワンとか見てみると、グラグラした歩きの、足の短いメカ人形がヨロヨロとドツキあう……ものだったりする。テレビで「こんな大会がありましたー!」のニュースは勝負が決まる一瞬を魅せてるからカッコよく見えるが、実際はわりと、思い切って言うとしょぼい見せ物だ。
それは漫画やアニメでロボット感が育っちゃってるからなんだけど。この漫画もその辺の溝に落ち込んだのかもしれない。

アクト・オン! 1巻 Flex Comixアクト・オン! 1巻 Flex Comix
(2007/02/12)
神矢 みのる

商品詳細を見る

テーマ:今日読んだマンガは? - ジャンル:アニメ・コミック

生徒の前で泣くなんて「生徒諸君! 教師編」(庄司陽子)13
2007/11/16 [Fri]15:21
ずっと前に読んでいたのだが記録が後回しになっていた。学園ドラマで生徒が難病、か……という重たさが。樹村珠里亜の背負うものが大きすぎる。彼氏の名前は公平だけど実に不公平だ(ダジャレかよ)。
それぞれにいろいろあったはずの脇役生徒がすっかりモブになってしまって、もったいなくはある。自分はモブの方の生徒だったしねとかな、学園モノ読むと思うのだ。

ともあれ、珠里亜の家庭と北城家、ナッキー側が重なって、ベタ(だってそうだろう)なドラマでもきっちり王道に描ききるのはさすが大御所の技。脱毛に不妊、身体と精神両面のエグいところをちゃんと描く。描写自体はエグくなくてよかった。ソコは見たくないものな。作者も我が子のようなキャラを無駄に恥かかかせたくないのでは。

で、だ。その解決が見えてきたところで次のドラマが始まる。漫画的には(「金八先生」でも)普通なんだけど、もうちょっと落ち着かせてよとも感じる。単行本で読んでる側の速度感かしら。

珠里亜と感応した転校生の存在は、まったく良い方向には行かなさそうで楽しみ。いい話の後にはゾクっとさせられたい(どっちやねん)。
ナッキーか珠里亜と恋仲になると面白いなと思った。海外と大阪で、ライバルはともに遠距離だ。がんばれ岩崎(推定童貞)!

「公平→珠里亜→トビオ→ナッキー←岩崎」
かなぁ。ナッキーはどっちつかずで、得意の生殺し?
でもトビオとくっつくくらいのことがあってもいい。それくらいの「禁断」はありでしょうよ。
って連載どうなってるんだろ?

生徒諸君! 教師編 13 (13) (Be・Loveコミックス) 生徒諸君! 教師編 13 (13) (Be・Loveコミックス)
庄司 陽子 (2007/10/12)
講談社
この商品の詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

日本を守る竜が見える!「蛮勇引力 愛蔵版」(山口貴由)上下
2007/11/15 [Thu]11:10
「覚悟」に続いて愛蔵版が出ていた。「悟空道」も買わないとな。書店で見かけないまま過ぎてしまった。Amazonか。

分厚い上下巻(単行本4巻分)だけど話は短く、濃い。下巻末の作者コメントからしても、思い入れがあるようだ。
結末の先にあるものまで含めて、メッセージであると。ICカード入りのケータイやら使ってる世の中ですよ、2007年は。よくぞ愛蔵版が出たな。

なにしろ生み出されているキャラがすべてカッコいい。主役の由比正雪は最初、あの髪型とファッションはねぇよと思ったけど納得させられるし(後半の方に違和感があったり)、石原も松平も徳川も悪のボスとして不足ないカッコよさ。ただ醜い悪ではないよな、そりゃな。思想犯だもの。

唐突に出てきた丸橋忠弥も良い感じだ。防護服「和(やまと)」をまとった“変身”スタイルはまるで主人公。両手両脚の歯車的な何かがぐるんぐるん回るところとか、グレンラガンか電童かと。女々しさや哀愁のある正雪に比して、ストレートに男らしい。生まれながらにして死亡フラグが立っている間食もあるが。
丸橋がリストラされているということは原子力のない世の中になってるわけで、それはいいんじゃないの、と思ってしまった。そういう意味ではないよ。

中曽根まりは味方にもなるかなーと思ったけどちょいと違う展開へ。綾波の方向でしたか。かわいかったのに残念だ。流れのスピード感からして味方にしてどうこうしてる場合はなかった、のかなぁ。

女性でいえば歩さんのタクシードライバー衣裳もいいよな。あの人は頭身が高いからか、大ゴマで出てくるときに姿勢がちょっと窮屈そうに傾いてるように見えて、それでいて顔が正面だから面白い。天然、純粋なんだなというか。そこがかわいい。

キャラのこと思い返してるだけで面白いなぁ。熱さを受け取ったのはいつ以来か。長谷川裕一作品とか、島本和彦世界とも違う熱さだな。ああ、自己犠牲だからか。

蛮勇引力 上巻 愛蔵版 (1) (ジェッツコミックス) 蛮勇引力 上巻 愛蔵版 (1) (ジェッツコミックス)
山口 貴由 (2007/09/28)
白泉社
この商品の詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

本気じゃないのに努力賞獲得「俺はまだ本気出してないだけ」(青野春秋)1
2007/11/14 [Wed]15:41
甘えたタイトルを前に、買うまいと思っていた。でも気になった。敗北感にまみれて買う。

40歳で会社を辞めて、ぶらっと自分を探して漫画家を目指す。ダメオヤジの話なのだが、救いがありすぎて釈然としない。そう感じた自分は羨ましがってるのだな。

救いは「会社を自分で辞めている」、「本気出してもないのに漫画が描ける」、「そして努力賞を獲る」、なによりも「家族がいる」。
リストラされて才能もまったくなくて、誰からも見放されちゃって……って孤独感がない。長期的な展望は見えてないけど、追いつめられてはないよな。福本伸行のキャラなんかモウギリギリだもの。「最強伝説 黒沢」の序盤に比べたら、シズオさん、とっても幸せですねと言いたい。

で、誰がそんなヤツに同情するかと思うのだが、漫画のノリとしても同情ください、共感ちょうだいではない。うわ~お前ダメだな~とゆるやかに見守っていればよい。
なんでお前を見守らねばならんのかと思う。なぜだ。実に気を惹くダメっぷりだ。バイト先でも人気あるし。

ただ最後の短編「生きる」はもう、こんないい話にするなよと。人を救うなんていう価値ある人生を偶然にでも手にするとは、なんと幸運な! なんという棚ボタな!

人生に必要なものは幸運だけでいい。そう思った。

これ、続刊中か、くそ。漫画で苦労するというか、漫画を諦めて挫折をさらに重ねる展開を期待して、次も読んじゃうぞ! もう! なんて気になるオヤジなんだ。

俺はまだ本気出してないだけ 1 (1) (IKKI COMICS) 俺はまだ本気出してないだけ 1 (1) (IKKI COMICS)
青野 春秋 (2007/10/30)
小学館
この商品の詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

本物のコドモだ!「ゲロゲロプースカ」(しりあがり寿)
2007/11/13 [Tue]09:27
増刷不可能の完全限定本! とある。DVDやフィギュアが付いてるわけでもなし、なんでだろうと思ったら紙のせい? プロローグの後に、各賞で使われている紙が記してある。コストの問題で少数増刷ができない…のか。

表紙がまさにカバーで、外して出てくるハードカバーの1ページめから漫画が始まっており、最後まで描写が続いている。ちょっとだけ二色印刷のところもあるし、モノとしては漫画家と装丁家、デザイナーのコラボ品。凝っている。

挿入されている、子どもの描いた(ような)絵はどこから来たんだろう。と思ったら、漫画家の羽生生純ファミリーからだそうで、装丁からのアイデア。納得。
http://hanyu-new.air-nifty.com/blog/2007/10/3_532a.html


読んで思うのは「方舟」の終末感と似ているようなそうでないような。
「方舟」は誰もが信じていない終末に向かっていたが、「ゲロゲロプースカ」は終末は人類に受け入れられてはいる。なんでかといえばそれが自分(大人)たちのせいだからだ。解決策が見えないのは一緒だが、一縷の望みは残っているし、誰かのせいにしようとかそういうのがない。大人はバカで、子どもは守らなくちゃいけないと。
ああ、これはだいぶ違うのな。


そして子どもは成長する。女をしょって飛ぶ。コドモだましを見破る。父を超える……。
って箇条書きしていってもしょうがないのだ。
タカシ君の成長を大人として見守りつつ、非常にうらやましく思う。やり直したいなぁとか、世界が終わればやり直せるかなぁとか。30代になって考えてると危ない、子どもへの憧れが疼く。もどれって言われたらヤなんだけどね、コドモ時代なんて。

本を閉じて眺めれば色合いを抑えた表回りに対して、側面に見える紙の束はカラフル(濁った色だけど)。なんだか少年漫画雑誌みたいだなと思った。安っぽい意味でなく。

ゲロゲロプースカ (BEAM COMIX) (BEAM COMIX) ゲロゲロプースカ (BEAM COMIX) (BEAM COMIX)
しりあがり 寿 (2007/09/25)
エンターブレイン
この商品の詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

恥かすィたるニッ「阿佐谷腐れ酢学園 エマニエル編」(SABE)
2007/11/09 [Fri]14:56
「快楽天」4年分の連載が一冊に。続いてたのか。エロ漫画らしくない装丁だし、実際、成人コミックではない。やってることは普通のエロ漫画よりエグいこともあるが、笑いは偉大だ。

アライグマに鹿(スターン!)、ペンギンの獣性が野蛮に燃えさかる。彼ら、彼女らを見ているとブルマーだ覗きだ肛門だとこだわっている人間のなんと高貴なことか。逆か? 読んでるとわかんなくなってくる。
漫画なんだけど、非現実的なんだけど精神性やアクションにリアルさを感じてしまう画力は相変わらずだ。美も汚も血も皺も丁寧な描き込み。肛門も容赦なく描くぜと。

その巧さでいえば、ミヨのタレ目顔の、絶妙なかわいくなさがそうだ。派手でもないし強くもない、普通の、かわいい方なんだけどメインキャラのオーラがないという。ズルさやテキトウさがにじむ瞬間の似合うことといったらないよ。

完結すると思って読んでいるからか、フロコゾーの悶死はちょっと悲しかった。各キャラに見せ場を作っていってるんだなぁとか、勝手に考えて。
生み出され、虐待されて、笑いを提供してくれたキャラクターたちに感謝、合掌。ペンギン虐待女は「ビューティフルマネー」時代のクールな感じ(記憶)の方がよかったな。しかし学生時代にふとペンギンの表紙で手にとって、以来ずっとSABE作品を読んできている。いいことだ。

そうだ、フード女の活躍がいまひとつ。かわいいと思うんだが。

阿佐谷腐れ酢学園 エマニエル編 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) 阿佐谷腐れ酢学園 エマニエル編 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
SABE (2007/10/31)
ワニマガジン社
この商品の詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

カトーーーーー!「万祝」(望月峯太郎)9
2007/11/08 [Thu]12:48
カトーかっこいいよ。あのカッコよさなら革ジャン着てブーツ履いてても海で生き残れるさ。ヒーローは不死身でいい。
カトーの超人ぶりにすっかり慣らされてしまった。ブルーホールに行っても死んだ気がしないもの。仮にもう登場しないとしても生きている気がするだろう。最初は大口を叩くクールキャラだと思ってたのにな、本格的に伝説の男になった。成り上がったというか自分で証明したのか。こりゃフナコじゃなくても「カトーーーーー!」つって抱きつくよ。

フナコはテーマらしいものを見出していて、これまでのお話にも始末がついたり持ち越されたり。死傷者も前より多めかな。巨額の財宝から新しい航路が見えてきた。でも第2章ってんでダラーっと続かないような気もする。まったく新展開になったのを読むと違うのかな。


思えばかわいい女の子が主人公で、回りは暴力的な男で、不思議と貞操の危機が描かれない。トメちゃんもいるのにな。「あずみ」だったら何度も襲われてそうだ。峯太郎世界に性欲はあまり似合わないか?
お腹空いたとか疲れたとかムラムラしたとかいう、原始的な欲求じゃなくてカネとかユメとかセイメイとかが強い。そのへんの少年漫画よりもさわやかじゃないか「万祝」って。

マスクマンも多いし、顔の正面を描かずに動きで語ってるところもある。フナコにしても誰がどう見ても、という特徴がある顔ではない。個性があるようでいて漫画のために余計な人物らしさは削がれているような。純粋に海賊して、絵に描いたように財宝に夢中だったり。それでも細部の書き方で生きてくるんだから面白い。


まだまだ連載は続く。終わらなくてよかったと思えてる。
グダグダになる予感を持っていただけに……。お楽しみはこれからも。

万祝 9 (9) (ヤングマガジンコミックス)万祝 9 (9) (ヤングマガジンコミックス)
(2007/11/06)
望月 峯太郎

商品詳細を見る

テーマ:今日読んだマンガは? - ジャンル:アニメ・コミック

オメガじゃない「BLUE DRAGONラルΩグラド」(鷹野 常雄・小畑 健)4
2007/11/07 [Wed]10:28
発売済みなのにAmazonに画像がまだないのか。タイアップにして人気作家が参加したけど、いまいち膨らみきらずに終わってしまった。タイアップらしさはみじんもなかったのだが。

4巻は急ぎすぎていて、ゴタクが少なめのテンション高め。作戦重視のバトルはそのままに熱い機運が満ちていてソレっぽかったんだけどな。さすがにブラックライノセラスと幹部集団がテキトウすぎる処理だった。2巻までのマッタリ感を取り戻そうにも時間がないよと。
結末に向けて人間とカゲの融合と断絶に踏み込むメッセージがにじんできたので、もうちょっと続いても良かったのかなと思う。連載なんてそんなもんかなぁ。
後書きによれば別パターンもあったそうな。オメガじゃないそうだが、もろもろのテキストではΩになっている。校正が及ばないところもあるけど、オメガ、オメガじゃないのくだりからしてギャグのような気もする。「どうでもいいけど」感がひしひしと。


しかしラスボスの特殊能力が戦闘前から判明しているのはどうかと思った。まるで攻略本やネットで「俺もう知ってるんだけど」みたいなアッサリ感。なにこのネタバレ世界。ゲームやってんじゃないんだから。そんなとこだけゲーム的か。
ああ、思えば敵の強力な攻撃に「こうすれば勝てる!」みたいなチュートリアル付きで挑むのはRPGのイベントバトルなのか。そう解釈してしまった。

BLUE DRAGONラルΩグラド 4 (4) (ジャンプコミックス)BLUE DRAGONラルΩグラド 4 (4) (ジャンプコミックス)
(2007/11/02)
鷹野 常雄、小畑 健 他

商品詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:日記

ボウリングのピンじゃねぇか!「ハトのおよめさん」(ハグキ)6
2007/11/06 [Tue]13:29
どのコマでもまともな会話が成立していない、デストロイなギャグマンガが6巻にまで。よく続いたな。最近はワニ子やニャールセンと妙に仲が良い。ブッコの出番は減ってしまったな。
基本は粗暴でヒマな主婦の性悪ギャグなんだが、このダラケた世界はどんだけ血と暴力にあふれていても和める。バカを見て安心する心理があるのか。それでいくと動物が主役で本当に良心的な漫画じゃないか。

「ムーたち」がロジカルにねじれていく接触事故のギャグとすれば、「ハトよめ」は真逆で徹底的にかみ合わない脱線事故。いずれにしてもセリフやシーンの抜き出しで面白さが伝えられないよ。

6巻のお気に入りフレーズは「THE・イタカッタ」(シュバッ)。この描線でマジメぶろうとするなと。二度目でさらに。前にスローになって攻撃を避ける「ふいにハードボイルド」なネタはやってたと思うが、手を変え品を変えてくるなぁ。

「ボウリングのピンじゃねぇか」(ゴシゴシ…)「ボウリングのピンじゃねぇか!」の繰り返しや「ゲェェッ!」のあとのコマでもまだ「グェェエ」やってるシツコさも良いのだ。何かの間違いじゃないかと思ってしまう、描き方自体が笑わせの手法。コンビニの女店員を笑わせるためのTシャツの変顔そっくりに、斜めにニヤけるところも、3個、9個とクドい。「面白くないギャグをネタに面白く」見せるんだから、なにやってもスベらない話になるわけで。

ムダなト書きもシツコさギャグの一部だろう。「カーブにさしかかりました」「カーブをクリアしました」とかな。思いついたら入れとこう的な量産ギャグ……なんだけど純度は高く読める。すでにハメられているんだよね。ハトよめの世界に。6巻まで読んできた読者ならば。


さて、今後は12匹のビーマーの話はどうなるんだろうか。まともに伏線を回収されても驚くだけだけど。

ハトのおよめさん 6 (6) (アフタヌーンKCデラックス)ハトのおよめさん 6 (6) (アフタヌーンKCデラックス)
(2007/10/23)
ハグキ

商品詳細を見る

テーマ:今日読んだマンガは? - ジャンル:アニメ・コミック

女の武人とは珍しい「精霊の守り人」(藤原カムイ)1
2007/11/05 [Mon]11:36
原作小説を読んでないのに読む。アニメも見てなかったりして。漫画から入れるかも知れないし、わずかに知ってる原作イメージと藤原カムイは合点がいくし。
漫画はアニメの方に基づいているそうな。コピーライトに「精霊の守り人製作委員会」が入ってるしで。

ワケありの皇子を短槍使いの女用心棒が守る話。バルサってなんで強いのとか、ヤクーって何とか、皇子ってどんだけエライのとか、てかソコはどこなのといった情報や関心がどばーっと押し寄せてくる。いきなりの奥行きに戸惑うが、きっと後からわかったり読み直しもできるしなと負荷をかけずに読んでみた。漫画のビジュアルで理解のテンポが加速されてると思いきや、じっくり読まなくても話が進む分、深さをとりあえずおいといてしまっているかも。
ま、これはたいていの小説漫画化作品で起こる読み方だ。基本は小説を読んだ人向け、でいいんだろう。なにしろベストセラー。

バルサが皇子を守る動機ってのはなんだろうと考える。脅されてとか仕事だからとかもあるが、そこに女性だからってのもあるだろな。母の立場から依頼されては、という。その愛がバルサを美しく見せているわけで。30女の身体美と頼もしさにしびれる。女、戦士、母として完成度が高いぞバルサ。

1巻のシメではチャグムがアイテム扱いから人物として動きだす模様で、さらに面白くなってきた。調べてみると「守り人」シリーズとしてチャグムが主人公の話もあるのか。なるほどな。


猛烈に強い女戦士がバッタバッタと……という初期設定は「あずみ」に近い感じもするけど、戦士としての精神性はちょいと違う。
漫画で楽しく読み始めてしまったが、原作の方はどうしようかなぁ……。

精霊の守り人 1巻 (ガンガンコミックス)精霊の守り人 1巻 (ガンガンコミックス)
(2007/09/22)
藤原 カムイ

商品詳細を見る

テーマ:今日読んだマンガは? - ジャンル:アニメ・コミック

ヒールがマンホールの穴に「カウンタック」(梅澤春人)10
2007/11/02 [Fri]09:23
ウルフカウンタック編の続き。ようやく、ようやくサーキットへ。でまだウルフ編は続く……。さすが伝説のスーパーカーだけあって、引っ張るなぁ。

読んでる方としてはいろんなスーパーカー(とそのドライバー)が出てきた方が楽しいので、今巻はやや不完全燃焼。代わりに早乙女ちゃんのサービスショットがあるわけだが、青年誌だというのに一線を越えない。早乙女ちゃん人気が高いために、逆に安易なカップリングは難しかったりして。

ガチャっとドアが開いて早乙女ちゃんが出てくるだけとか、じっとサーキットを見つめるとか、間のある会話も多い。特別なクルマに特別な舞台をゆったりと、が今巻のテーマ。これまでもゆったりめだったとは思うけど、人物もクルマも増えてないぶんさらにじっくり感が強め。


最大の問題は自分がカウンタックに燃えていないことかも。クルマ好きはカウンタックが出てる、走ってるコマが多ければ多いほど満足できるだろうけども。
巻末のうんちくを読んで出直すか。

カウンタック 10 (10) (ヤングジャンプコミックス) カウンタック 10 (10) (ヤングジャンプコミックス)
梅澤 春人 (2007/10/19)
集英社
この商品の詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

いけ!空北高アマレス部「アマレスけんちゃん」(若杉公徳)
2007/11/01 [Thu]09:25
「デトロイト・メタル・シティ」の作者のデビュー作を古書店で発見。プチョコフ、いい顔だ。

ダメ運動部の童貞ギャグってんで、どうしても思い出してしまうのが古谷実の「稲中卓球部」だ。モテずにイキがる、ヤリたくて暴走する。
で、比べちゃうとやはりパワー不足かな。もうちょっと続いたらキャラが暴走できた……ことはないか。

先生がロシア人ハーフで部員はホモにワキガに霊感。で、その辺をいまいちいじらないまま雑誌(アッパーズ)が休刊して打ち切り。別冊ヤンマガで3回載っていよいよ終了した…という涙の掲載歴が目次に載っている。泣かせたいのか目次で。

別冊ヤンマガに行ってからはプチョコフメインで、エロ笑い炸裂。こっちのがウケやすいけども、それまでの屈折した笑いが本筋なのではないか。あんまりアマレスやらないとプチョコフの扱いがもったいないってのはあるけど。ムズカシい。
あれか、ケンペイが主役の器ではなかったってことか。物語の中では(あの漫太よりも)モテないわでさんざんだが、キャラとしてもダメなのかお前はと聞いてみたい。あらゆる意味でプチョコフを、スペシャリストを見習いなさいよ。


童貞衝動の描きっぷりでは投稿作の「僕の右手を知りませんか?」がなかなかに突き抜けていて、今のDMCもアマレスも抑制して笑いをコントロールしてるのかとか思った。

DMCと比べてみて、企画やキャラの重要さが相対的ににじむ。

アマレスけんちゃん アマレスけんちゃん
若杉 公徳 (2006/10/27)
講談社
この商品の詳細を見る

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック


ComicDash

コミックダッシュ! dukimochi の所有コミック

週刊マンガ日本史

週刊マンガ日本史

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリー

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。