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読んだ漫画単行本をひたすら記録。読んだ端から。
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SFじゃよ健作君「火星田マチ子」「火星ルンバ」(吉田戦車)
2008/11/27 [Thu]10:05
火星シリーズってわけでもないだろうけど、どちらもちくま文庫。以前のブックフェアで購入したもの。
「火星ルンバ」のあとがきでは「戦え!軍人くん」に火星人が登場し、「いじめてくん」に火星田マチ子が登場しているそうな。

「いじめてくん」は読んでなかったけど、「マチ子」「ルンバ」を読んでみれば、そりゃあもう作者は火星、火星人が好きなんだろう。
とにかく地球と交流はあるが地球とは習慣も生態も違う。たいていは言葉のニュアンスがズレる。きっと火星語を地球語(日本語)に翻訳する人がヘタこいたんだな。
どこを変えるかってところで作者は燃えるに違いない。

オチまでキレイに(離れすぎずに)ずれていくなんて、考えるのは七転八倒なんだろうか。それともサラリと出てくるのか。両方か。
火星ではカビのような生物、オチが発生するのを台所で見つめてたりするのか。巨匠は栽培が上手い、というか。
ってほら、普通の人が考えてもこんなもんですよ。


読み進めていくとマチ子がかわいく思えてくる。初期の太めの足の方が好きだが。
顔のパーツだけでいくと、目鼻立ちは整っているんだよな。リボンはヒロインの記号だ。たまたま火星人ってだけでかわいい要素は揃っている。
性格も大人っぽくて余裕があるし、地球にはなれてないので、色恋には純情なところもある。
男を翻弄しつつ、きちんとつくすのだよな。
父には良識的な面も見せるし(痴漢のあたり)。

しかし、火星人として違和感を提供しつつ、純粋で真面目で良識を求めてくるマッチポンプぶりはなんだ。
そこで翻弄される。手足はヌメっとしてそうだが。やっぱかわいいね。

火星田マチ子 (ちくま文庫)火星田マチ子 (ちくま文庫)
(2001/12)
吉田 戦車

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火星ルンバ (ちくま文庫)火星ルンバ (ちくま文庫)
(2002/01)
吉田 戦車

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そういうつくりの映像です「ハチワンダイバー」9
2008/11/25 [Tue]11:30
生死とプライドをかけたバトル、そして青い恋。主人公はバカ熱血。
青春漫画の条件が揃っているが、無茶をしようとして茶々が入る、真っ向から立ち向かうつもりがアホ集団にしか見えないなど、正統な道に見えないところがアングラ的でいいよな。

路地で見かける変な人たちが実は、と。組織設定やビジュアルが固まってなくて、ただ将棋をするというシンプルさが「それっぽい」「確かに不気味」。漫画としてはソレらしくなくて冗談みたいなんだけど、よく考えてみるとそういうものかと思える。
いや、そう読まされてるだけか?

受け師さんとの「なんでも」「そうでもないことは」「好きって言って」のやりとりも、漫画でいえばカップル成立するところで理性がストップをかけているような。
将棋にご都合主義は似合わないんだろうか。あんだけの応酬があっても描いてて流れに納得できなかったのかもしれない。スガタが青いままま方が面白いんだけど。

土管のショートカットとかクルマ拉致の肉弾戦とか、かっこいいな。動きがダサくていい。ぎこちない。
格闘漫画を描いたらいいのに、ってそれは前作か。
長期連載になってなければ読みたいが、あの巻数はしんどいな。

ハチワンダイバー 9 (9) (ヤングジャンプコミックス)ハチワンダイバー 9 (9) (ヤングジャンプコミックス)
(2008/11/19)
柴田 ヨクサル

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猫は人間の調教がうまい「妖猫夜話」(水木しげる)
2008/11/24 [Mon]12:42
どうぶつ出版という、おそらく動物関連の本専門の出版社から出ている「猫漫画短編集」。ちょっと前の神保町ブックフェアで買ったんだった。300円は安い!

猫漫画のシリーズがあったわけではなく、鬼太郎も含めて作品の中から猫が出てくるものを探して構成した模様。著作の数を考えると大変な労力だったのではないか。
巻末に初出誌がきっちり載っているところもうれしい。
「猫鬼」が「漫画ジャイアント」誌(桃園書房)の昭和51年って細かい情報が実用的に必要なのは研究者かマニアだろうけど、ただ読んでる方としてもいつどこで書かれたのかは気になる。


内容はといえば猫が主役で選んでいるが、鬼太郎が出てくる話もちらほら。表紙で踊らされてる猫も鬼太郎とねずみ男だ。
例によって事件が起きて、解決しようとして、できたりできなかったりするけど、ま、困ったねぇ。
……という淡々とした展開の水木味。このヒュ~ストン、な感じがやはりたまらない。(なにその適当な感想は?)
「猫町切符」では鬼太郎をも手玉に取る猫の恐ろしくも不可思議な力が描かれるが、「影くい猫」では大事件をあっさり解決できたりする。
自由気ままであり、隙あらば人間社会の支配を目論んでいる肉食の妖怪生物。でもかわいい。

肉食なのに甘えるのが上手いんだよな、猫たち。賢く見えるところもあるし、サイズが大きければ虎なんだってことは忘れちゃいけない。

猫がかわいく描かれているわけではないので、猫好きよりはミドルクラスの水木ファンにおすすめ。
読んでない短編をいいテンポで読めてよかった。

妖猫夜話―水木しげる猫漫画短編集妖猫夜話―水木しげる猫漫画短編集
(1996/04)
水木 しげる

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無知に対する勝利を!「ユーロマンガ」vol.1
2008/11/21 [Fri]10:14
ずっと前に買ってあった、ヨーロッパ漫画の定期刊行物。講談社モーニングの「MANDALA」は日本の作家も交えてたけど、これは純ヨーロッパ。バンド・デシネのみ。

ただ掲載するだけじゃなくて「バンド・デシネとは?」の説明も入っている。
この導入がないと受け入れにくいが、概要を知るよりも作品を数、読んだほうがいいんだよなとも。
でもバンド・デシネの「大判でフルカラー」の体裁自体が単価を上げて、数を読みにくい要因にもなってるんだよな。難しい。

「天空のビバンドム」の悪夢的な映像がいいなーと思ったが、これが漫画かというと違うもので、もちろん日本の漫画とは別系統で育まれてきたものだ。

とは知ってても同じ目線で読もうとしてしまう。
コマをまたいだ「展開」っぽい演出はなくて(掲載作品では、か?)、一枚絵の連続で綴られる絵物語だよな、どうしてもそう読める。
もう慣習の問題。オペラの楽しみ方を知らないで劇場に来ちゃったような。雰囲気に合わせて感じるものはあるけど、ああきっと100%は受け取ってないな、と思いながら読む。

だってそもそも横書きで左から右に読んでいく。これはすぐに慣れそうで、何度めくっても目線に違和感があった。(もう歳か?)
左利きになった気分ってこんな感じじゃないかと。

考えてみると、日本の漫画のような縦書きできる本では、随所に横書きを入れてもいい。コマ内の書き文字とか、説明のキャプションとか、モノローグとか。
縦の流れと横の流れが混在できて、誌面構成に変化が出るのではないか。雑誌でも縦書きの方がレイアウトに幅が出せる。
ところが横書きの言語は縦書きができない(寝かせたまま立てて書けばいいんだけど、それは違う)。
ここで紙面構成の文法が「縦と横」「左右」どころじゃない違いになってる気がする。

絵がキレイ、キャラがかわいい、物語が小気味いい。日本の漫画に似てるところもある。
でも面白さの理解は遠いよなー。

くどいけど、慣れの問題。数を読まないとだめだろうな。

ユーロマンガ 1ユーロマンガ 1
(2008/09/05)
ニコラ・ド・クレシーカネパ、バルブッチ、その他

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世界中の人間が腹いっぱいだったら「スパイシー・カフェガール」(深谷陽)
2008/11/20 [Thu]09:57
帯に「唐沢なをき氏、思わず脱帽」とあって、興味をひかれて買ってみる。
雑誌読んでないから、こういう連鎖でもって関心を広げていかないとな。趣味に対して義務感を覚えてしまうのも変だが、楽しみを増す努力はするぜ。

タイ料理屋に転がり込んだら国際的な犯罪、事件に巻き込まれて・・・というアクション映画のような疾走感。舞台も人物も展開もスパイシーなアジア風味だ。

陰影が濃くて南の方の日差しを思わせるし、彩色のようなスクリーントーン使いが鮮やかな絵を訴えてくる。
帯に「超絶の画力(マジで!)と推薦コメントがあるとおり、こりゃすげー。モノクロじゃないみたいだし、スケッチのように説明用の線をあまり入れてないというか。写真をイラスト風に加工したような。

まったく個人的にはもっちょい動きや線で流す部分がある方が好きなんだけど、こういう線もあるのかーと
(いっぱいあるって?)
でも唐沢なをき氏との共通項はサッパリ感じないが、それは表紙でわかる。しかし関連が謎だ。

暴力も出てくるが善人が多く、幸福感もあふれる作品。
衝動買いでおなかいっぱいになれて、幸せ。ワンプレートのランチといいますか。
(これは狙いすぎのまとめだな)

スパイシー・カフェガールスパイシー・カフェガール
(2005/05/14)
深谷 陽

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勝手に言葉作るよね「さよなら絶望先生」(久米田康治)15
2008/11/19 [Wed]09:42
DVD付き限定版を買ってなくてすいません。地上波のアニメも途中まで見てたけど、視聴をあきらめてすいません。
だって速いんだもん。小ネタを見逃してる感触に耐えられなかった。
ツタヤでレンタルされてたら見ようとか思ってて、きっと実行せずにすいません。
でもアニメのサントラは聴いてます。


さておき、すっかり脂が乗っている面白さだが、ネタつぶしの恐怖もいや増しているようで、その苦しみをネタにしちゃったらホントに後がなさそうだ。
後がなさそうな状況もネタになり、それに時事ネタ的ないじりから生まれてるからいいんじゃないかとも。
でも時事ネタって食品の被害とか凶悪犯罪になると扱いづらいよな。ってんで政治、スポーツ、芸能でやってると煮詰まるのか。

海の日のネタで「無海の地方の七県者」には笑った。笑ったところで「最近勝手に言葉を作るよね」とされて、実に冷静な作者ぶりにまた笑う。
言葉を作れるんだから、ネタつぶしなんて怖くない。時事ネタを合体させたりしてたよね、過去には。
正直、打ち合わせやネタ出しの苦労は素人目にも考えたくないほど脂汗なんではないかと。
(そこで「ガチンコで笑いやってる」とか明確に言い出すとカッコ悪いけどもさ)

海の日のネタではちゃんと背景に柱が描いてあったり(連載時はどうか知らないけど)、「報われないとわかっているのに」でみんな背中から登場するとか(意味はわからんが)、細かいところまで仕掛けがある。
普通に読んで面白く、読み込めばもっと笑えるところがあるという、マニア向けのサービスも欠かさない。
何かしら「ネタ」を作る際には参考にすべき構造だ。むー。すごい。

こういう仕掛けをしたら作品のボリュームが増すからやる価値あるって、
「絶望先生が言ってた」
って主張してみるか。どこにって生き方に。

さよなら絶望先生 第15集 (15) (少年マガジンコミックス)さよなら絶望先生 第15集 (15) (少年マガジンコミックス)
(2008/10/17)
久米田 康治

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燃える闘魂とは縁が無い「甲子園の空に笑え!」(川原泉)
2008/11/18 [Tue]09:18
後に「メイプル戦記」へつながる高校野球漫画の文庫版。「ゲートボール殺人事件」「銀のロマンティック…わはは」も収録されていて、表紙には川原泉傑作集とある。

それぞれ昔コミックスで読んだこともあって、実家に文庫があったのでサルベージ。
思い入れ深い作品たちだ。日渡早紀、川原泉、那州雪絵なんかで少女漫画を知ったのは遠い思い出だ。


「甲笑」「銀ロマ」(略称は適当)のどちらも、ボンヤリした天才が運にも恵まれていいところまでいって、挫折する。
「銀ロマ」に至っては日本チャンピオンまでは無試合不戦勝だぜ。わはは。
悪く読めば都合のいい設定と成り行きで持ち上げられて、オチでくじかれるんだからドラマとして意地悪ともいえる。

でも主人公たちが奢らず、地道に努力していった末の成果だから、自然に応援してしまうんだよなー。「甲笑」では負けてしまった学校のことは考えてはいけない。彼らにも人生があったとか言いだせばきりがない。

なにしろ主人公たちは笑っている。つらくても悲しくても笑っている人をどうこういえない。
キリっとしたスマイルには元気づけられるだろうが、ただ幸福そうな笑顔を浮かべている人を見たら、人は「そっとしておこう」「よくわからないけど、よかったね」と見守る気になる。
見守るために一歩引く。立ち止まる。自熱を下げて笑顔の温もりの浸透を待つという、落ち着きがいいのだよな。


「ゲートボール殺人事件」はミステリー仕立てだけど呑気なんだよなー。最後の眠り姿の心地よさったら、すべてが吹っ飛ぶ。

懐かしさ補正かなぁ。無条件で受け入れてしまうよな、この心地よさは。

甲子園の空に笑え! (白泉社文庫)甲子園の空に笑え! (白泉社文庫)
(1995/03)
川原 泉

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オタクって怖いですねぇ「サマヨイザクラ」(郷田マモラ)上
2008/11/17 [Mon]09:35
裁判員制度についての漫画。「モリのアサガオ」と合わせて読みたい司法教養漫画でもある。
(モリアサも読んだけど、ログしてなかった。また今度に)
上下巻のワンポイント連載なんだそうだが、もろもろの謎や対立が解決されるのかと思うほど盛りだくさん。
集中連載だからこその勢いだ。主人公も「モリアサ」よりは気弱じゃないし。

展開としては盛り上がったところで下巻に続く……なんだけど、冤罪くさすぎるところが気になる。
漫画では「か・・・の・・・」しか被害者は口にしていないし、証言者の行方やホームレスの居場所もあいまいなまま。
冤罪っぽすぎるので、やっぱり犯人だった、というもう一周した展開になるのではないかと、無粋に思った。

事件の真相として「犯人は誰」「嫌がらせはあったのか」もあるし、それに伴って「量刑をどうする」も懸案。
弁護士の過去もポイントだし、アニメの影響も出したからには軽くでも納めておかないと。
人物的には審理情報を口外した人もいるし、相羽の人生観、吉井のまっすぐ正義もそのままではいけないだろう。

作中での議論でも、現実の裁判でも、結論を急がずに情報を集めて複数人で考えるを最重要視する。
でも話し合うことを重要視することと、最後には結論を出すことって、実は相反しているんだよな。

人間を裁けるのは人間だけです、とは言ってもねぇ。
機械的に量刑を決めるにしても、その機械(法律)を作るのは人間だからな。宗教の場合もあるけど、神を作るのも人間……と思いつめたところで下巻待ち。


横道の感想。
作者はライトにオタクというか、日本人の40代以下って結局アニメで育ってる。んで、今でもリメイクなどでキャラクターが現役だからな。そりゃ関心も続くはず。
その関心の継続がアニメ好きの大人が求めた末のことなのか、リメイクやトイをビジネスとして仕掛けられててうまいことオタク心をくすぐられちゃってるのか。
タマゴとニワトリだね。

そうだ、~~タン、って口語で言うかな。仲間内ではともかく完全な他者との会話で。そこだけは気になった。漫画だから?

サマヨイザクラ裁判員制度の光と闇 上 (1) (アクションコミックス)サマヨイザクラ裁判員制度の光と闇 上 (1) (アクションコミックス)
(2008/10/28)
郷田 マモラ

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春ゴムのうなぎ煮「タイヤ」(吉田戦車)
2008/11/15 [Sat]09:58
こないだの神保町ブックフェアにて、筑摩の出店で購入。半額で新刊(やや傷み)。これはお買い得だ。

92年にマガジンハウスから出た単行本を2000年に文庫にしたもの。初めて読む。

短編集で、決まったキャラもいないけど、「おかしな決まりがある世の中」を淡々と描写し、その脱臼が笑えるところは相変わらず。
「ちょうちょを獲る」「木人」なんかの大がかりな仕掛けはいいな。最近だと「さるかに合戦」に通じるんだろうか。
「オフィス ユー子」もありがちな会社ネタ、OLネタかと思いきや海女とかつかっていて、楽しくはぐらかされまくり。

お気に入りは「春ゴムのうなぎ煮」や「嫁のなり方」「コーヒー牛乳の7つの作り方」のニセハウトゥ系。
お約束があってハズすという、これだけでもやっぱり面白い。ショートギャグの切れ味と作りこみのアクが両方あるし。
一幕ものの「川辺の家族」、「肩守り」も情緒あっていいし、「カレー」も好きだ。
あれ、家族ギャグが好きなのか。自分は。

・・・というように手を変え品を変えた作品が読めて大満足。
面白かったーと、シンプルな感想だ。
既存の考えを全部ハズしてやる、ルールを作ってやるという、フルスイングの作品集じゃないか。って、吉田戦車の漫画はいつでもそうか。92年からずっとそうって、すげぇな。


92年というと自分は高校生で、学校でスピリッツ、吉田戦車を知ったころだ。田舎の中学生だと床屋のジャンプ、マガジン、サンデーが子ども向けの漫画雑誌で、あとはビッグコミック系は大人のものだった。
そこからスピリッツという高校生にちょうどいい漫画雑誌を知ったのと吉田戦車を知ったのは同時の思い出。

と、これはこの本には関係ない。

タイヤ (ちくま文庫)タイヤ (ちくま文庫)
(2000/06)
吉田 戦車

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いたしてみると意外とものすごく「芸能グルメストーカー」(泉昌之)
2008/11/14 [Fri]09:55
女性芸能人ゆかりの店で飲み食いして性的な妄想に耽るという、失礼なグルメ漫画。
こんなに下ネタ妄想でいいのかしらと思ったら、連載がBUBKAだったのか。なるほど。
なんか、ブランドとして価値が増すな。このノリでBUBKA掲載って。

勝手に妄想しておいて「いつか幸せになれよ」的な台詞を残したりガッカリしたり。
キョンキョンとさとう珠緒が好きというスタンスはまるでオヤジだ。そのままだ。隠すそぶりもない。
濃いめのおこちゃま味へも辛辣。

でも面白いんだよなー。
グルメ漫画としても、さすが芸能人ゆかりだけあって面白い店ばかりだし、味へのコメントも痛快。
そこは「孤独のグルメ」の原作者だからか。
焼肉のスタミナ苑は寺門ジモンも勧めてた店ではないか? 行きたいな~。


芸能人はやはり面白いところで飯を食うのだな。
そりゃ面白いだろう。取材で答えた店であれば、若槻千夏のように「コメント用」だろうとは思う。一度行ったことあるだけでコメントはできる。していいわけだし。
(またいこうと思います、で「また」の機会はその時点では発生してない)

でもコメント用にしても、人格と店をリンクして見られちゃうよな。
こんなとこで食うんだ、誰かと会うんだ、と。

そういう意味では、誰もがもってる妄想を漫画にしただけなのよね。下ネタはともかく、考える点ではいっしょ。
だから面白いのな。

芸能グルメストーカー芸能グルメストーカー
(2006/09)
泉 昌之

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腎臓が当たるかもしれない「ブラックジャックによろしく」(佐藤秀峰)4-5
2008/11/13 [Thu]09:31
腎臓移植編で、ドキュメンタリー作品のようになってきた。
病院の描写が細かい。どこまで正確かは知る由もないけど、5巻末に「電話連絡についての順序」について注釈が加えられている。
となると、断りが入ってない所の精度はあるということだ。


4巻も前に読んだのだけど、どうにも感想をまとめる気にならず放置していたが、5巻で明確な前進へ。

重たいのは臓器を与える側の善意の証明。
医者とはいえ無償の愛を与え続けるわけにはいかない。受け取る側も過剰な善意は持て余す。
斉藤先生が赤城さんにこだわるなら、恋人同士でないと「おかしい」。
でも斉藤先生は医者でありたいというアイデンティティが前に来ているから、そのために「好きだ」という感情を自己内で作ってるんじゃないかなー。

で、若者の内面はおいといて、上の方は医療の新しい可能性についてちょい実験精神がうずいてくると。
移植後に斉藤先生がどんだけ満足できるか? 他人に腎臓を差し出した男が「医者でありたい」気持ちの拠り所になって、名医を目指す自信になったらよいけど。


臓器移植については、正直、配ってるカードにサインだけでいいのかと軽さにとまどうが、その身近さが重要なのよな。
持ってしまうと寸前の「やっぱヤダ」ができなくても本人はキャンセルできないわけで、発行や署名に際しては医者とかカウンセラーとか、ついた方がいいんじゃないかと思うが、カード自体が移植推進のためのものだ。

脳死が人の死か、という議論はあるとして、では「臓器移植をしないのはなんでか」と考えてみる。
自分は死んでるわけだから、肉体は関係ないのか?
遺族のためにキレイな遺体を火葬までの間、残すことはできる。それだけといえばそれだけだ。
つまり身体、遺体に対する宗教観だわね。
輪廻転生を含んだ昔話、伝説なんかで育ってるかどうかでもあるかも。


自分は持ってない。持つなら家族と相談せねばな。永大の中で議論を起こしたように、読者の中で話しあいを呼ぶ漫画。
うーん、なんて教科書的なんだ。でも漫画としても面白い。絵が、人の顔がいいよね。

新ブラックジャックによろしく 4 (4) (ビッグコミックススペシャル)新ブラックジャックによろしく 4 (4) (ビッグコミックススペシャル)
(2008/05/30)
佐藤 秀峰

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(2008/10)
佐藤 秀峰

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ぼくは生きてるぞ「芸術新潮」手塚治虫特集号
2008/11/12 [Wed]22:29
本屋で「芸術新潮」を発見。手塚治虫特集だったので購入。
普段は読まないというか、知ってたかというと知らなかった雑誌で、出先でふらっと立ち寄った書店の雑誌コーナーでばったり。
こういうのがあるから本や雑誌は全部Amazonで、というわけにもいかないよな。

さておき、内容は充実の100ページ超にわたり、人生編、表現編の分けて手塚情報が満載。
作品年表はないが、本人についての年表もついているし、これはお買い得だ。
アニメ制作についてはまったく読んだことなかったから、特に面白かった。

これまで文献で散見してきた手塚トリビアを詳しく、一次情報としてまとめて読めるのがうれしい。考察も推測もなにもなく、森晴路さん(手塚プロダクション資料室長)が優しく丁寧に、淡々と応えている。
それでいくと、文献を読み込んだマニアには物足りないのやもしれない。

あ、ポイントとしては田中圭一による下ネタなしの手塚テクニック解説が興味深い。水島新司漫画の顔はベースが劇画で目だけ手塚だったのか!と。常識なの?

あと、雑誌が美術系だから当然なのかもしれないが、写真がキレイ。ウンチク本だと参考程度に小さく載ってる小物や図版がキレイにどかーんと載っている。原画なんて感動的だもの。原画を載せる意味のある美しさ。

綴じ込みのキャラクター100選では、見覚えのあるものが2/3くらい。名前を言い当てられるのが半分かな。うーん、まだ勉強が足りない。
特集を通じて、「ペーターキュルテンの記憶」が読みたくなった。
手塚本人が投影されているという「ルートヴィヒ・B」も。でもこれ、未完なのか。身もだえること前提で読むかな~。


芸術新潮 2008年 11月号 [雑誌]芸術新潮 2008年 11月号 [雑誌]
(2008/10/25)
不明

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全員で闘わなければダメだっ!!「劇画 蟹工船 覇王の船」(イエス小池)
2008/11/12 [Wed]11:19
小説が再ブームだということで、青木プロ作画の表紙バージョンとか出るんだろうか。
そのまんま原作を読み返すのもいいけど、趣向を変えて劇画版を読んでみる。って、えーと、これは劇画というか古めのジャンプのような青くささがいい味

悪がいてやけっぱちがいて、暴力にはしっかり血と傷が伴っている。
で、悪が魅力的なんだよな。キャラが立つには常識から逸脱した方が有利だからしょうがない。みんなで団結する以外の必勝法がないヒーロー側は、漫画で主人公になれないというか、原作でも真っ向からぶつかって勝つわけじゃない。ストライキしてやっただけだ。

それに「覇王の船」にはストライキを抑え込む軍隊(国家体制、政治)が出てこないので、原作の持つ絶望感がいまひとつ薄まっちゃってる。となると主人公がもっとがんばらないといけないのだが、死してなおでなく死してそのままに近い。

劇画と原作の食い合わせが悪かったのかな。
でも原作小説も「特別付録」として収録されてるので、流行りの小説を読もうという勢いでこっちを買ってしまうのもいいかな。主従が逆転しているぞ、おいおい。
でも原作ってすでに青空文庫に入ってるんだっけ。


と思ってもう一冊、劇画版の蟹工船(講談社+α文庫)を読んでみると、こちらは原作に忠実で、ドラマがきっちりしている。
でも原作に沿ってるだけに主人公側が集団っぽくなるので、キャラが薄め。浅川も小物の悪になってしまって、わかりやすいし読みやすいんだけど、それこそ漫画で読まなくてもいいか、という気になる。
こちらには小林多喜二や当時の労働運動についての資料もついてて、学級文庫のような内容だ。


とりあえず、やっぱ面白いな、蟹工船。ピンチと挫折と成長がある人間ドラマ。
でもこれを読んでストしようとか団結しようとかってのは、今はきっかけになるのかな。
言いたいことは言うという前提を知りつつ、言ってもしょうがないことはあきらめると、もうわかってる。
長い目で、ストやるくらいならひきこもったりホームレスになったりという損得計算をみんなするんじゃないか。
家族や住居がふわっとしたからかもしれないが。

活動をしている人は、活動の現場が職場というか自分の居所になってると実感できる人なんではないかと、勝手に想像するのだが。

劇画 蟹工船 覇王の船 [宝島社文庫] (宝島社文庫 C い 1-1) (宝島社文庫 C い 1-1)劇画 蟹工船 覇王の船 [宝島社文庫] (宝島社文庫 C い 1-1) (宝島社文庫 C い 1-1)
(2008/10/02)
イエス小池小林多喜二(原作)

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劇画「蟹工船」 小林多喜二の世界 (講談社+アルファ文庫 G 183-1)劇画「蟹工船」 小林多喜二の世界 (講談社+アルファ文庫 G 183-1)
(2008/09/18)
白樺文学館多喜二ライブラリー (企画)藤生 ゴオ (作画)

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腸でイメ~~ジ「ギャラクシー銀座」(長尾謙一郎)3
2008/11/11 [Tue]11:39
ホラー漫画のようになってしまった第3巻。ゾクゾクするぜ~~と、カラ元気を出しつつ笑っていかないと、心が持っていかれる。
これは「もちろんジョークさ!!」だ。そうだそうだ。
……全編、都市伝説みたいだよな。ロールスロイスがゴーストカーのようだ。恐ろしい。

竹やぶが一発ギャグのフレーズかと思ったら、実はキーワードだったりして、メチャメチャだったはずの作品世界にルール、統一感を与えてしまう。

この調子でニューファラオも狂った秩序に組み込まれるのか。あれはCMなのか。

ファラオの面々は男性なので、このギャラクシー銀座世界では貴重な戦力。
竹やぶに誘うのも電話の向こうのコニーちゃんも、甘やかすマミーも、豆村宇宙飛行士の奥さんも、狂ってるのは女性。
竹やぶは「女の子の間で流行ってるみたい」だから。
男性は女性の狂気に合わせたり巻き込まれたりしつつ、からくも生き延びているだけだ。
(理性を保とうとしないことがコツだね)
それで2巻でも竹ちゃんがマトモに見えたはずだよ。

父親はイメ~~ジの使い方で渡り歩いている。男性でありながら女性側のムチャムチャに乗れたヒーローだ。
サクセスの筋肉オヤジは完全にひきこもって遊んでるだけだものな。イメ~~ジはできる人なんだけど。

ってわかってきたつもりでいていいのか。
見返しや口絵で宇野亜喜良とあって、イラストレーターとのコラボかしらと思ったら装丁をしたのね。
前の巻でもそうか。気付かなかった。

作者、ブログもやってるのか。年内完結だそうで、首がねじきれるほどの展開を期待ー。

ギャラクシー銀座 3 (3) (ビッグコミックススペシャル)ギャラクシー銀座 3 (3) (ビッグコミックススペシャル)
(2008/10)
長尾 謙一郎

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悪魔のりんご悪魔のりんご
(2006/11)
舟崎 克彦宇野 亜喜良

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人生を全否定されてるんだ!!?「ヒメアノ~ル」(古谷実)1
2008/11/10 [Mon]12:00
「わにとかげぎす」の警備員が清掃員に。うーん、それだけか。
本当にそれだけか。
会話のトーンがオタク的な自己言及の照れ混じりで、変わってないのは作風なのかもしれないが、デジャヴすぎる。
和草くんに連絡を取ってみたら、という爆弾がどうはじけるか。だな、なんだかだ人生の覗き見の面白さがあって、読んじゃう。

トミーよりは社会性があるけど、美女にほれられるとかさ、知人の知人が危ないやつで火の粉が降りかかるとかさ。
細かい表情やしぐさで笑うところとか。

岡田くんの心理もわかる。さびしいときはしっくり来ない相手でも声掛けてもらっただけでうれしいし、関われたら優しくしてしまう。その自然なウカツさはトミーが最初に世間を拒絶してたところと違って、スタート地点がちょっと(ほんの少し)前進してるはいるな。
なにより若い。なにか漫画的に冒険や成長をするんだろうか。

軸の、日常に潜む罠と平凡な幸福の対決というのは変わらないんだよなー。これから変わるのか。

というわけで、あれだな、実話系の「こんなことがあった」的な雑誌の味。
だから変わらなくていいのかもしれないし、その味を求める気持ちこそ変わらないもやもね。

ヒメアノ~ル 1 (1) (ヤングマガジンコミックス)ヒメアノ~ル 1 (1) (ヤングマガジンコミックス)
(2008/11/06)
古谷 実

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元気そうだにしてるんでのん?「ハトよめ」(ハグキ)7
2008/11/07 [Fri]11:33
まー面白いよこれは。ちょっとキャラが増えたり、過去のネタからの流れ(~巻参照)があって読みにくさもあるけど、そこはマニア向けの笑い。時事ネタっぽい仕掛けが多いところで「絶望先生」と同じく親近感のある浅めの笑いがあり、破壊的に関節が外れていく、流れを作らない脱臼ギャグが核にある。

この巻はもうどこがどうってんじゃなくて全編面白い。描いてるうちにハードルが上がっていく気もしない、とにかく流れを曲げまくろうってネタ作りなのかな。
変態が増えたためかハト夫婦がまともに見える。

6巻の「THE」ネタも今回は「THE・マチガエタ!」だけ? もったいない。くどくど使われても困るけど、キャラ以外はどんどん使いつぶしていくのなー。
でも、干支の動物がどうこうとか、そういうのはもうなしか。
そんな流れは感じさせないぜ、ということかもね。

ワニ子の公募アイデア、バカとアホの採用試験、インチキ教授など全部好きだけど、クチ★ベタオの今後にも期待しつつ。
オシャレさのないギャグ漫画だから侮ってるかもしれないが、「マサルさん」よりも破壊的だと思うなー。もっと売れるべき。ってどれだけ売れてるかは知らないが。

ハトのおよめさん 7 (7) (アフタヌーンKCデラックス)ハトのおよめさん 7 (7) (アフタヌーンKCデラックス)
(2008/10/23)
ハグキ

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地球のほんの一瞬を「コミック星新一―ショートショート招待席」
2008/11/06 [Thu]09:07
原作を読んで育った大人向けと思われるコミック版を読む。

冒頭の鬼頭莫宏の「空への門」からして、作風と内容がベストマッチだ。乾いた感じ、強さともろさと幼さと。
原作のイメージを抽出して漫画にしたことで、漫画読んだだけではようわからんことになってるお話もあるのだが、そこは既読者も多いだろうし、まんま描いてもしょうがないし。

相変わらず「午後の恐竜」の牧歌的なところから一気に落下する展開はすごいな。読んで毎回へーとか言っちゃう。
だいたいの星新一作品でも多かったと記憶しているが、まーなんと人類の愚かで、人生の絶望的なことよ。
SFの「仕組みが絶対」「世界の決まりが一番」は人間の隙をつくために練りだされるものだけど、それにしても大人目線で冷静に描かれる、読む星新一視点は残酷だ。


で、中には「イキガミ」の件で再クローズアップされた「生活維持省」も収録されている。タイミングよい刊行だが、まさか合わせた・・・・なんてことはないか。
読んでみればやはり両者はお話としては違う。使ってる仕掛けが近いだけだ。これで類似や盗作だとすると、恋愛漫画やスポーツ漫画なんかのお約束の仕掛けが使えなくなる。あーでも、キーになってる仕掛けだから問題なのか?
ま、そこはいいや。漫画だけに読み比べになって、いいかもな。

コミック星新一―ショートショート招待席 (秋田文庫 58-1)コミック星新一―ショートショート招待席 (秋田文庫 58-1)
(2008/10/10)
星 新一

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人類の未来に貢献するという大いなる使命「MOON LIGHT MILE」(太田垣康男)17
2008/11/05 [Wed]10:51
地球上で起きたショッキングな展開を「おいといて」、月都市での未来生活をじっくりと。
月面から地表の状況は遠いんだろうな。月の学校の授業ではテロから核戦争への流れについて、どう学ぶんだろうか。

気のせいかもしれないが、月都市の生活描写に入って、線が変わった。やわらかいというかヌルっとしている。低重力っぽさの表れだろうか。細部の未来的意匠のためかな。
以前のような荒くてとがった線じゃなくて、ゆるっとしている。マギーの色香にも表れているような、熟したねっとり感がある・・・よな。

西側&日本の都市が主役で、中国が潜伏していて、イスラムは反発している。わりとどうしようもない未来だな。期待感なし。
ムーンチャイルドと勝ち組子息で差別も意地の張り合いもある。ゴローの子どもなんだからもっとVIP待遇されててもよさそうなもんだが、ゴローが政治に疎いから、ということかね。
(そういえばムーンチャイルド2号は? 夭逝したの?)

親の因果が子に報う。これが世代丸ごとの引き継ぎになって
「行った事もない地球のために」
となると、顔も見たことのない、原因だけ作っただけの、責任を取りきってない、親世代のためにという。いつの時代も「始まりかけ」「盛り上がり」に乗れた世代をねたむもんだ。そこには未知のワクワクと先取りの興奮もあったけど、人生そのものはギャンブルじみてたわけだけどね。
逆に勝ち負けもなにもなかったのかもしれんが。

でも漫画の前半で描かれた月開拓時代ほど、アメリカが世界をコントロールしきれてないって世相は面白い。漫画が描かれているうちに現実世界も変わったし、それに影響されながら未来図も違ってくる。連載漫画だからそれでいい。


歩の近眼は手術とかで治らないのかと思いつつ、年齢的にまだ近視が進むからとりあえず、かね。まさかファッション?

MOON LIGHT MILE 17 (17) (ビッグコミックス)MOON LIGHT MILE 17 (17) (ビッグコミックス)
(2008/10/30)
太田垣 康男

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人智が及ばぬものに委ねていいのか「ベルセルク」(三浦建太郎)33
2008/11/04 [Tue]11:33
海に出て、エルフの国へ向かう主人公たち。一方では神様的存在と人を超えた使徒からさらに突き抜けたという、ワケわかんない存在が戦いますと。
考えてみれば主人公が脇役になっている。外伝の「一方そのころ」扱いだ。

当分は終わりそうもない長い長い(まだ?ホントに?)物語においては、この程度の脇道はたいしたことではないのだろうな。しかし港町~港~海上の連戦は思い返せば読んでても少々キツかったから、これは息抜きなのやも。

まとめて連載しているだけあって、読んでてボリューム感は抜群。勢いやスピード感は殺されている。もう、地獄まで付き合って読むぜという思いで食い付いているよな、読者は。


ガニシュカは壮大なヤラレキャラのように読める。自分でハードル上げちゃってる。
強いぞを連呼した人が勝ったためしはないし、流れ的にもグリフィスと新生鷹の団ががもっと圧倒的だーという見せ場のために単行本半分使ってパワーアップしたとしか。パワーアップにしても、欲望だけの裏ワザだからな。報われる必要はない。
てか、霧のまんまのほうが勝てはしないが負けもなかったような。

ちょっとは苦戦するのかなー。でも、グリフィスは負けてはならぬ立場だし、鷹の団の中ボスたちは過去がそんなに語られてない(よね?)純正エリートたちなので、いきなり負けると意味不明だ。
がんばって這い上がったり、何かを捨てて強くなったのに及ばない絶望感やそこからの大逆転がベルセルクの戦い方だからして、なにも語られずに強いヤツは、強いままだろう。


続きがヤングアニマルで読めるってんで読んだけど、RPGのオープニング映像ほども進まない風景が広がっててめまいがした。
これは続きといえるのか。そりゃ続きなんだけど、CM明けのバンク映像のようなインパクト。

何か必要ではないのか。そんな漫画連載のセオリーは超越したゴッドハンド漫画家なのかなー。うーむ。面白いだけに放り出せねぇ。

ベルセルク 33 (33) (ジェッツコミックス)ベルセルク 33 (33) (ジェッツコミックス)
(2008/10/24)
三浦 建太郎

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