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戦後の米国に日本アニメを売る「ジャパナメリカ 日本発ポップカルチャー革命」
2007/07/19 [Thu]12:11
本屋で発見。こういう最新事情の本って一年も経つとすぐに古くなるけど、07年5月の発売ならOKOK。取材は03年3月から06年春に行った、とあるし。

最初はよくある「アメリカでジャパンアニメ・マンガがヒット!超クールだよね」本かもと思ってたけど、広がるんだ話題が。5章の知財の話以降は、日本のクリエイティブ側のトップが取材されてもいるのに、聞いたことない話が多くて勉強になる。でもガチガチの論文じゃなくて取材レポート&考察なので、作者の視点で最近のジャパンアニメ・マンガの国際化について振り返り気味に考えてみましょう、という読み方。身構えずに読める。

日本のアニメ・マンガはアメリカに習ったことが多く、それが日本語圏の狭さによる鎖国的な市場で特異に熟成されたと。
(ネット以前では日本人しかみてないしー、という感覚が普通だったわけだ。今はそうも言ってられないようで)
その、アメリカにとって異母兄弟の3代目の親戚みたいなジャパンアニメ・マンガは、親しみやすくて新しいものに見えて、9.11以降の戦後の混乱期に受け入れられた。
(アメリカの9.11以降と、日本の戦後=政治も文化も経済もゼロからの再スタートとは別種かと思うけどね)

しかしそんな良いきっかけを握っているジャパンアニメ・マンガも、ビジネスでは「ポケモン」の不平等契約を象徴としていまいち儲けにつながってない。

だから向こうにただ売り込むんじゃなくて、原作を持ってるプレーヤーとして働きかけて、権利をガッチリ握っていこう、と考える日本の制作会社も出てきた……。
けど、向こうに合わせていったら、そもそも狭い日本語圏による熟成の味が薄れるんじゃない? それって良いこと?

……とかなんとか。なるほど。
日本人に受けるモノを作って、それを堂々とアメリカに持ち込めばいい。制作側や日本のファンからするとそれが当然目指すところに思えるけど、ビジネスとしてナメられない、主導権を握るには向こうに合わせる方が得ってのは、もどかしい。

大学時代に習ったソフトパワーがここで出てきた。パワーはあれども言語の壁が伝播力を削いでるのかね。
日本語の鎖国ぶりにはメリットもデメリットもある。
人口減少も目に見えてる未来というか現実だしー。
でも海外のジャパンファンが「(アテレコがヘタだから)字幕で見たい」ってのと、日本語学習者が増えてるデータも載っててちょっと安心する。焼け石に水っぽいけど。
ソフトパワーの強さって言語の学習者で計れたりするのかな。
ああ、学生時代の自分に教えてあげたい。

でも98-99年当時はジャパンアニメ・マンガがこんなんなるとは思ってなかったよな。進めてる人、挑戦してる人はいたわけだが。

向こうではベストセラー(って日本と基準が違うか?)だけに、Amazonには洋書も。あ、表紙は洋書の方がクールなんだな。

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