2007/10/19 [Fri]03:34 古書店で200円……。一作品100円か。「ヤプー」で残念な印象になった作者だが、「たるるーと」「東京大学物語」の印象が貯金となっているので買ってみる。 ……「坊ちゃん」とかどうなんだろう?
読んでみればエロとドタバタの2本立て。江川世界のツリ目の女はどうしてああも。 絵が安定しているしエロと高速展開は江川漫画のツインエンジンなわけで、傑作と言い切るかはどうかとして短編集ですなまさに。
しかし高校時代に思いが遡りつつ大人なりに欲へ体を任せるという「八月の鯉」。同窓会からああなるか。エロいエロい。高校生の脳内エロスったら煮詰まり方がすごいですわよ。しかも解消しないまま持ち越してる場合、その後に解消しても「高校のころにできなかった」憧れは残りがちですしな。誰のことだ? その気持ちをガガーっと毛むくじゃらの剛腕でかき集めて持ち上げて恐くて気持ちよくさせられた後に、すとん、と落とされる。たたきつけられるんじゃなくてソフトランディング。ザリザリと地面擦ってるけどな。 想像以上にノッて読んでしまった。でも面白かったー!って感じじゃなくて、上手いこと共感できてラッキーというか。新しい感覚ではないのだが。
「コーリュー」はめっちゃ展開早い。この話の手っ取り早さも面白さだ。そうでなくてはな。ドライブ感重視。 名古屋テレビ関連の企画だったようで、ドラマにもなっている。んで名古屋出身の川島なお美も出ていたようだ。地元による地元のための、か。 もっと膨らませられそうだが、これで長編……はしないか。本気で取り組んでエンタメにもできたら……しないか。
作者に対する期待度がちょい上がり。
本人が飽きっぽいのかもな。理解・咀嚼が早くて描写の方が遅れてる感じで、それが本人でもイヤだったりしてないかな。(勝手な読み) だって落ち着いて描こうなんてまったく感じないもの。作風といえばそれまでだが、こう、どっかで角度の面白い(この2作のような)のをじっくりとかつスピーディーに描けたら……してたら今の期待度には落ち着いてないのだが。
テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック
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