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舞台に上がらなかった養女達は「ブラッドハーレーの馬車」(沙村広明)
2008/03/14 [Fri]09:23
先々月の新刊をやっと読む。

……いやぁ、これはこれは非道な。

ただの凌辱の方がナンボかマシの、ということはただヤっちまうだけじゃなくする筋書きの巧みさと画力の漫画ということだ。ナンボかマシと思ったところは読者の想定エリア。そこを超えてシレーと出す。アゲてから叩きつけるのは絶望の極意ですなぁ。アゲてサゲて、二度はアゲない、と。
「むげにん」の残酷描写はなんだろ、汚い所でヤバい人種が集ってるところのもの(記憶では)だけど、コッチはドレスを着て夢の舞台へ上がりましょ……なーんてウソ! だものな。キレイにしてから汚す様式。

徹底している。救いはない。少女達は無力な存在のまま騙され拉致されて暴行を受ける。100%被害者。因果応報なのはルビーくらいだけど、その償いに相当するものじゃない。
祭りは1917年で終わるが、ブラッドハーレー自体は落ちぶれながらも1947年まで生きたという。なんらの解決策も応報もなかったという、脱力感。

一週間で死んじゃう孤児を定期的に集めるよりも大事にプロとして育てた方がよかないかと思うのだが、そこは孤児院の経営ともかかわってたりして大人がみんな真っ黒。なんでそんなに黒い世界を作り込むかな。妖怪変化、悪魔、異常人格者に囲まれた方が納得いく。したたかさが猟奇とくっついてるからぞっとするのな。
参加したら出られない、祭りを知ったら消される。馬車の御者も看守も一蓮托生。よく7年以上も持ったな。どっかから漏れるだろ。

なんてリアリティなんて意味ないか。
これを読んでゾクゾクしたのは確か。読みとおしたのだから、有り体にいえばヒドイ話を読みたい欲求が自分の中にあったのだなと自覚できる。だって700円ですもの。ヒドいと思ったら本を閉じてゴミ箱に投げればいいし、こうしてヒドい話に呼応したことを吐露してるわけだし。そもそも前評判をねぇ、知ってて読んでるんだから。
ヒドい話を真顔で読みたかったんだよ自分は。そうだそうだ。まったくヒドいやつだな俺は。

期待どおり! やってくれたぜ!
とガッツポーズすべきなんだ。ホントならね。しないけどさ。

それとも、漫画でよかった。悲しい養女たちは現実にはいないんだ! とでも考えるか。バカげてるけど、自己弁護にはなるかなぁ。
この読後はどこへもってったらいいのかね。重たい蔵書が増えたもんだよ。


→こちらの短編は笑いあり
ついてきたモンだけはせいぜい大事に「おひっこし」

ブラッドハーレーの馬車 (Fx COMICS) (Fx COMICS)ブラッドハーレーの馬車 (Fx COMICS) (Fx COMICS)
(2007/12/18)
沙村 広明

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