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東に国を統べる大王、生を受く「神武」(安彦良和)1-2
2008/05/14 [Wed]10:41
出雲大社きっかけで再読している古事記巻之二、「神武」。とりあえず2巻まで。

皇統の原点、神武天皇のなりたちを描く漫画だが、主人公はナムジの息子のツノミ。
ツノミはヤタガラスで、神武の忠臣だ。

冒頭は国譲り。ヤマトがミナカタを追いやり、ツヌヒコを立ててイズモを平定する。末子相続だからツヌヒコを立ててきたヤマトにイズモが国を譲ったと。うまい一致だ。どこまでフィクション(想像)かってのは横目にしつつもお話を楽しんで読める。
古代でも支配の正統性は大事なのだな。古代だからこそか。

剛腕で譲らされたナムジはイズモにも帰れず、ヤマトにも帰れない身。歳だし、もうなんともできない。
小島でヒボコと「やっぱ2人で組んで戦争やったらよかったかもね~」なんて言ってたかもしれない。(読み手の勝手な想像)

そのナムジが散り際に「死なん」「見届ける」と残したセリフは
「大いなる社がこの俺を祀って聳え立ち、天下を見下ろすのを!」だ。
イズモの支配は譲っても俺は神となって居座るぜ宣言。
きれいな見栄。まるで根拠がなく、特に伏線となるセリフでもない。そのまんま出雲大社のことだが、この時点ではただのハッタリに近い。

かっこいいが、ツノミはそんなオヤジの最後の見栄切りを知らずに放りだされた感じだ。このセリフがツノミを突き動かしている流れでもよかったんじゃないかと思う。
いちおう父親のナムジについては意識しつつも、ツノミとナムジは断絶しちゃっているしな。
大筋は変えられない(原作があるようなもんだ)から、こう、モノローグだけでもさ。
と、たたき上げキャラのナムジを愛してきた読者は思うのだけど。


後の神武、イワレヒコはヤマトとクマソの間に生まれた子。
出てきただけで戦争を止めたり、出会った瞬間にツノミがひざまずくカリスマ性を持っている。兄弟の中でひとり、すっきりした顔立ちだ。さすが。
「ナムジ」後半から薄れていた神話的なものをいきなりまとっている。
イワレヒコは苦労はするんだけど、モテるし賢い。ツノミは朴念仁だし「強くも立派でもない」とかイセポに言われる。かわいそうな主人公だ。いったりきたりで物語を動かす装置になっちゃってるような。
(ヤタガラスはそういう位置づけだってのはあるみたいだけど)
まぁ相方が後の神武天皇では、相手が悪いよな…。

結局ツノミには居場所がなない。
マキムクに行ってもヤマトに行っても、どっちにもすでに支配者がいて、なかなか国造りがどうこうに参加できない感じ。スサノオ一族、ナガスネ、ヒミコが長生きしすぎなんだよ。上の世代がいて若手が窮屈というやつですか……。

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