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自然に自分はここにいるのだと「神武」(安彦良和)3-4
2008/05/15 [Thu]09:13
出雲大社きっかけの再読、続き。

ツヌヒコが死んで、ナムジが人質にまでしてイズモ族のクニの根拠が揺らいでしまった。というか消えた。
ツノミはまた居場所を失ってイワレヒコに付き合うことに。かっこわるい主人公だ。話のなりたちに参加できてないから使われるばかりで、ひどいめにあってる。ああ。

後半は神武の東征をメインにする戦記漫画。実は嫁取り物語だった、と。政略結婚で仕方なく潜入するイワレヒコ。こっちもかっこわるい。
全体に記紀の解説が多くなり、ツノミもイワレヒコもキャラとして窮屈そうだ。作者の解釈は大胆だが、それによって両者のかっこよさは削られている。
ここでも、安彦作品に多い、大筋にのまれてヒーロー性を失う主人公のセオリーがある。


苦戦続きのイワレヒコはあちこちで助けられ、勝ちはしていないが目的は果たす。
力でなく理想でもなく、政治的に勝利したように読めるな。兄ウカシもナガスネも自分でなんとかしてないもの。
手を下さず、集まった助力で事態が解決。このごっつぁんゴールぶりはなんだ。カリスマ性、血統で苦労もしょいこんでるが、とにかく素のままで生きていける。評価が難しい実績。
皇族らしい、とかいいだすとなんなんだけど、タイトルは「神武」だが主人公ではないからな。

ともあれ徐福伝説をバックに持つ中華なナガスネがヤマト起源のイワレヒコに追い落とされたと。ニッポンの始まり始まり。
で、その地のマキムクは大昔にオオドシが「ここがヤマトだ」とすでに言っていた土地だ。筑紫のヤマトはもうヌケガラだとオオドシは断言していた。それは予言だったのかもね。
ツヌヒコが死に、ヒミコが死に、オオドシも死んでいる。オオドシもイズモ起源だから、そこをイワレヒコが引き継ぐことで古代神話が完全に退場。
新生ヤマトがリセット状態から神話が始まる。すべての過去を踏まえてたいらげた、あたらしい神様だ。


で、神武の統治が始まってからもツノミの初瀬は邪魔っけにされてて、結局ツノミはどこからもうとまれたまま。ミトシがいてよかったと、心から思う。あ、ミトシがいたから死に方がああなったのか。

思えば続く時代の「蚤の王」(読みログ)でも初瀬の、出雲の扱いはひどいんだよな。
負けた神さまって悲しいなぁ。
てか、イワレヒコがあんなに苦労して神話をまとめたのにお前らなにモメてんだよ。
争いの始まりを記し、争いの続きを書き続けるのが歴史ですか。あーあ。

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