05« 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30.»07
読んだ漫画単行本をひたすら記録。読んだ端から。
ブログ内検索

プロフィール

mangalog

Author:mangalog
自由業。07/03/23以前のものはストックからのもの。
全記録にするためのフォーマット作成を思案中。
カテゴリを作者名にしてみたらなんだか冗長なことに。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

スポンサーサイト
--/--/-- [--]--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告  |  TB:--  |  CM:-- | 編集
神の御指示が国王様の側にあるならば「ジャンヌ」(安彦良和)
2008/05/28 [Wed]09:26
あれ、昨日の投稿が消えてないか。「ナムジ」きっかけで読み返した漫画「古事記」(石ノ森章太郎)だったんだけど、うーん。なにかあるなこれは。テキストは保存しておいて、最後まで確認しないといけない。「保存」だけで見返さないもんだから。


気分を変えて、古書店で買った「ジャンヌ」を読む。オールカラー570ページの大作。
ジャンヌ自身でなく、ジャンヌの奇跡と悲劇に導かれるように戦地へ赴く、男装の少女が主人公。戦上手で神がかった歴史上の英雄は、作者として「描けない」ものだったそうな。(あとがきによると)
読んでいても、当時のフランスは混乱、戦乱に覆われていて国王だけど全然権威がない。これはいわゆる戦国時代ですか、日本でいうと。地域ごとにボスがいて軍を抱えていて、こぜりあってる。

で、そこでフランスの平和のために国王側についてジャンヌも、本作のエミールも戦う意思を持つんだけど、どこまでいっても争いごとだしな、というむなしさは残る。
題材がどうあっても、安彦良和漫画には違いない。結局、主人公は弱く、ジャンヌの悲劇に捉われて、最後にちょっとだけ出てきた奇跡に救われてと受け身だ。

時代背景について知識や興味が薄いため、外伝っぽい位置づけの本作をいきなり読んでもいかんのかな、と思った。知識があれば人名、地名からもっと臨場感を得られるはずだった。
でもそういったただの事例からでもドラマを作り、人間を書き起こしておくのも安彦漫画だったりするから、やっぱり作者自身としても「描けない」感触は最後まで残ったんじゃないかなーと勝手に思うのだった。


オールカラーなので読みごたえは大いにある。色気のある線と濃密な色をどっぷり見ていられる。
これ、フルカラーっていわないのは、画法として写真のような着色はしてないから、かな。背景はボケかけてたり、セリフのコマではただの薄い色バックだったりもする。読みやすさも踏まえた、彩色バランス、なんだろうか。考えすぎか。もともと細部まで描き込む図面のような絵じゃないし。

時代設定もあるんだけど、カラーなのに暗い。空はどんよりしてるし、屋内は緊張感が立ち込めてるし、にぎやかで明るい街や人々は出てこない。オールカラーのゴージャス感に対して、この暗さ。
前向きなシーンでも決死の覚悟みたいな空気が漂う。

思えば明るい安彦漫画って、あるのかな。絵がうまい、線が色っぽい、動きがかっこいいってのはよくいわれる形容だが、根本的に暗い、絶望的である、ネガティブってのも特色じゃないか。と思った。

ジャンヌジャンヌ
(2002/03)
安彦 良和大谷 暢順

商品詳細を見る
スポンサーサイト

テーマ:今日読んだマンガは? - ジャンル:アニメ・コミック

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://mangalog.blog75.fc2.com/tb.php/343-30718a53
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ComicDash

コミックダッシュ! dukimochi の所有コミック

週刊マンガ日本史

週刊マンガ日本史

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリー

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。