2008/12/30 [Tue]20:28 ジャンプの40周年記念本を読んで、「暗黒神話」を再読したくなった。
40周年記念本には第一話しか収録されてないので、このあとどうなるんだっけ?と放り出されてしまう。 読んでいくと、「古事記」「ナムジ」を(漫画で)読んできた身としては、こりゃ主人公の正体はアレかなとか、思いつくのだけど、結末はそんな想定をはるかに超えた時空でハードランディング。
まさかほぼ成り行きや強制で西日本をぐるぐるしてたら、あの立場になるとは。 隠された神話の真実、選ばれし者の冒険物語どころか、宇宙規模の命運を語る話だものな。
しかも思いっきりハマって楽しんだのに、あとがきに「壮大なウソ」って言われちゃう。 そりゃ当然なんだけどさ、作劇、作話、資料からでっちあげるお話の妙味がもったいないような。 これが1976年の作品なんだから、諸星大二郎、おそるべし。いや、絵はいまひとつブレてる感もあるけど。描き方は完成されてる。
日本の漫画史の密度はすさまじい。 名作や漫画史を追いかけきれない絶望感も楽しみのひとつだな。
併録の「徐福伝説」はみんなが知ってる伝説の漫画化として初級編。
テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック
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