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罪のない人間なんていない「遠藤浩輝短編集 」(遠藤浩輝)1
2009/01/03 [Sat]09:11
「EDEN」(読みログ)を読んだところで、大掃除したら本棚でふと目に入ったので再読。巡り合わせよな。

「神様なんて信じていない僕らのために」は、演劇表現を通じて、セリフで言わされつつも生死や罪について学生たちが思いめぐらせていくというもので、雰囲気がいい。学生特有の「わかってツッパる」感じがもう痛々しいし、自分の無力さや思考の限界や虚しさも混濁していて、いい煮詰まり具合だ。
語っていることは重たいのに、演劇制作を通じて語っているからすんなり読めるし、作劇が巧い!
木尾士目の「陽炎日記」(読みログ)「四年生」「五年生」(「げんしけん」でなく)を読んだ人にはぜひこちらも。
アクションありの「EDEN」の次はこの路線で読みたい。ってか、新作はもう動いてるんだろうか。

「きっとかわいい女の子だから」は、ベースは古い「りぼん」に載っててもいいようなド少女漫画なのに、なんでこんなに凄惨なのか。
感情のタメ(悩み考える)と、爆発(諦めて抑制が緩む)の呼吸が作風なのかも。

「カラスと少女とヤクザ」はデビュー作だそうで、ややセンチメンタルにすぎるが、「EDEN」までの視線はすでにできあがっていて、なんでしょうねこの天然の斜め視点は。人生にヒネすぎだけど、それが味。
いったいどんな生い立ちを……ってのはカバー折り返しのあとがきでも、「EDEN」のあとがきでも書かれている。環境によって、開花前から作風が煮詰められてて、この先どうなるの。
全体。EDENっぽいというか、短編だからアクションや大ドンデン返しの筋運びはないけれど、人間への「考えたうえで諦める」姿勢は同じだ。

死や命を巡る考え方や、感情の持っていきかたについて、理屈で抑え込もうとしている。
それは希望を持ったり、センチメンタルになるのが普通だから、そこに否定的なツッコミを入れているわけで、その冷静さ(に見える)とロジックは、そりゃ学生時代の自分はハマるだろうなと。

で、結局今も、この小賢しい鬱屈に否定はできない。かっこつけてるかっこ悪さを自覚して塞いでみせるカッコよさの醜さ、みたいな。
当事者感覚が欠如してこそなんだけどな。自分は学生自分から今まで、生死に向き合う必要がなかった。そんだけかもなぁ。読み返してみると。

「2」も読み返してみよう。

遠藤浩輝短編集 1 (1) (アフタヌーンKC)遠藤浩輝短編集 1 (1) (アフタヌーンKC)
(1998/04)
遠藤 浩輝

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