03« 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30.»05
読んだ漫画単行本をひたすら記録。読んだ端から。
ブログ内検索

プロフィール

mangalog

Author:mangalog
自由業。07/03/23以前のものはストックからのもの。
全記録にするためのフォーマット作成を思案中。
カテゴリを作者名にしてみたらなんだか冗長なことに。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

スポンサーサイト
--/--/-- [--]--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告  |  TB:--  |  CM:-- | 編集
という人々を私は見た「新・自虐の詩 ロボット小雪」(業田良家)
2009/01/13 [Tue]09:31
評判になっているので読んでみる。
前の「自虐の詩」は貧乏ギャグだったところで次第に・・・だったが、今回はその大転換がすでに予感にあり、同様にそこが評判になりすぎており、帯にも「格差」について書かれていて、ネタばれ感はあった。結末に向かうほどに。
そして期待どおりの読み応えがあった。

となると自分は、格差社会をテーマにした作品を、格差をフィクションで感じるため、変化のカタルシスを得るために読み進めていったわけで、そこは業が深い。
ある意味で巧妙に、世の矛盾についてまーるく満足してしまえる。麻薬のような漫画ではないか。

と、重たく考えてしまうのだけど、テンポ良く小ネタを交え、全体像を露にしていく展開はもう、上手いし面白い。
もちょっとギャグがあってもよいのでは、とだけ思う。向こう岸との落差がわかりやすすぎる。ネットくらい規制しとけよとか、バーチャルなお金は分配できないだろうとか、細かいとこはどうでもいいのだが。

格差のある社会、カネで買う愛情や幸福、バーチャルなお金について、ロボットだからバカ正直に(この視線の転換がこの作品のすべて)取り組んでしまう。
悪行は世界に中継されていることで抑制される。つまりはうしろめたい金持ちのワキはたいてい甘いんだよな。

で、人間もバカ正直になれるかというとそうでもない。そこは小雪も気づいていて立ち上がる。バカ正直になれるなら、拓郎にハッパかけてたかもしれないが、拓郎は気は優しいがゆるゆると小雪に甘えるだけのダメ人間だから。
格差のある両岸を同じ視点で批判してるんだから、相当に厳しい漫画だ。読み終わって安堵したり、「おかしいよ!」って憤るだけなら、違う意味で未来のない拓郎レベル。

小雪に甘えてちゃいけないことに拓郎たちが気づくかどうか。そこは先送りだ。
明るい未来が違う絶望を予期させるあたり、隙がないぜ。ギャグ少なすぎだってば。
業が深いな。

新・自虐の詩 ロボット小雪新・自虐の詩 ロボット小雪
(2008/07/30)
業田 良家

商品詳細を見る
スポンサーサイト

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://mangalog.blog75.fc2.com/tb.php/499-8263267d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ComicDash

コミックダッシュ! dukimochi の所有コミック

週刊マンガ日本史

週刊マンガ日本史

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリー

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。