07« 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31.»09
読んだ漫画単行本をひたすら記録。読んだ端から。
ブログ内検索

プロフィール

mangalog

Author:mangalog
自由業。07/03/23以前のものはストックからのもの。
全記録にするためのフォーマット作成を思案中。
カテゴリを作者名にしてみたらなんだか冗長なことに。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

スポンサーサイト
--/--/-- [--]--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告  |  TB:--  |  CM:-- | 編集
男より神々様に近い「ニタイとキナナ」(高室弓生)
2009/02/13 [Fri]09:56
歴史漫画を読んでみよう試み。なるべく昔からってんじゃないけど、評価の高い縄文時代漫画から。

って、「縄文物語」の方が先に描かれたものだったのか。
単純に奥付の刊行年でこっちが先だと思ってしまった。ま、いいか・・・。

縄文時代の冬が舞台で、小道具や生活習慣の描写はかなり検証されていると思われる。文書で残ってる時代でもないだろうけど、巻末のウンチク講座を読めば、作者が相当な好奇心で著したことは明らかだ。
絵や「青筋を立てて怒る」「汗の水滴を垂らして困る」表現はちょい古めの気もするけど、縄文時代に比べたら最新かもなと思ったりして、えーと、掲載は90年代末だ。


全体的に物語っぽい要素は抑えめ。例えば大飢饉とか、他部族と戦争するとか、津波とか噴火とか、でかい熊や鹿に襲われるとか、村にならず者がいて困るとか、そういう要素で大きなドラマは起こらない。
あくまでも縄文時代の生活漫画で、夫婦生活が地道に綴られていく。

モノやテクノロジーがないなりに縄文人は工夫し、協力し、心豊かに生きる。神々とともに、ちょっと不思議な体験もしつつ。
クライマックスなのであまり触れるのもなんだが、出産シーンなんて準備から当日、後のケアまで、かなりノウハウがある。
だから、まったくなにも起こらないわけじゃなくて、なにかあっても縄文人にとってはよくあるトラブルらしく、淡々と対応されていく。そこが逞しくてかっこいい。

なぜか不逞の者はいなくて、みんな仕事熱心に見えるが、それは「生きるにはそんな場合じゃない」からかな。縄文人だからってみんな心が豊かだってことはあるまいて。諭す者人もいればサボる人もいると思うのだが。それか、食っちゃ寝できるほどヒマなのか。それはあるかも。
これが農耕の時代になると財産の概念ができて社会を腐らせていくんだよ!


こういうシンプルライフへの憧れは確かにあるんだよな。今のエコってレベルじゃないほど生活が自然と一体化しているもの。
でもそれは実際の食事や気温や匂いなんかを知らずに「楽しそ~」って思うだけだからな。ひ弱な現代人は、あの過酷な状況でも笑って暮らせる逞しさに驚嘆し、単純に「いいよね」なんて言ってはいけないような気さえする。
とか言い出すとうさんくさいからな。

この辺の、なんだかだエコ方面、スピリチュアル方面に説教臭くなりそうなのを避けて、淡々とした(でも、生活漫画としての盛り上がりはあるのよ!)展開に徹したのかも。
縄文時代への知識があり、知っているからこそアゲもしないし、特定の方向へも誘導しない。
そういう描き方なのかなと思った。

続けて「縄文物語」も読んでみるか。

ニタイとキナナニタイとキナナ
(2006/11)
高室 弓生

商品詳細を見る
スポンサーサイト

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://mangalog.blog75.fc2.com/tb.php/516-c170d315
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ComicDash

コミックダッシュ! dukimochi の所有コミック

週刊マンガ日本史

週刊マンガ日本史

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリー

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。