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誰よりも勇敢なマケドニア生まれの青年「アレクサンドロス―世界帝国への夢」(安彦良和)
2009/03/02 [Mon]09:29
「ヒストリエ」の副読になるかもと思い、読んでみる。エウメネスは一瞬しか出てこず、重要な歴史家はカッリステネスだ。そして回想するのはリュシマコス。

歴史漫画としてはダイジェスト型(ってそんな分類あるのか)なので、人名や地名は割合、省略されずに出てきていると思われる。基礎知識がないと、「いまどの辺?」みたいな感じで東征の雰囲気がつかみにくい。
世界地図を見ながら読むのがお勧め。世界史の教科書とか。

アレクサンドロスの若気の至りが極まる人となり、リュシマコスはじめ従士たちの葛藤は非常に人間くさくて、漫画だけで楽しめる。
ちょっと前まで同級生だったのに王子だからリーダーになり、英雄になり、王になり、覇者となる。
従士は友情や愛情(同性愛者だったって説もあるし)でついていくし、傭兵の職業兵士も勝ち馬だから乗る。さらに鼓舞がうまい。
ま、その分、よく反抗もされる。そこがドラマなんだが、実は無力な主人公は安彦漫画のお約束だ。

よっぽど漫画っぽい過剰なキャラ立ちなんだけど、思えばそこまで人を引き付ける伝説的な何かって、薄いんだよな。マジで戦争に勝てるってだけの人。
俺は神に選ばれたぞ的な、精神面での演出をしない。自分の運命に酔っている人として描かれている。
だから異民族の扱いがはっきりしないし、おかしなことをやるとすぐに突っ込まれる。
世界をすべてマケドニアにするとか、俺色に染めるとか、富を集めるってことじゃない。服従させることを重視してるってのは、自己満足だろう。そんなの、壮大な自分探しではないか。
それじゃ世界を支配しても、管理コストがバカにならんぜ、ってのは現代の凡人の感想だ。



「ユリイカ」の安彦良和特集号で指摘されていたが、普通の漫画は主人公が右から左に進む(ページの流れがそうだから)のに、「アレクサンドロス」では左から右へ進む。
これは東へ進軍している感覚からだろう、ということだった。
そこでも指摘されていたが、通常の逆方向へ進むためにアレクサンドロス軍が苦しそうに見えて、思わぬ演出効果となっている。
マケドニアを振り返るときは左の方向をむく。つまり主人公として普通の向きはそっちだったのにな、という感覚。
読みながらその指摘を思い出して、なるほど確かにな、と思った。知らずに読んで、気づいたかな。うーむ。

完全版 アレクサンドロス―世界帝国への夢完全版 アレクサンドロス―世界帝国への夢
(2008/03)
安彦 良和

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