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大事なのは神話の構造的な枠「マッドメン」(諸星大二郎)1-2
2009/03/16 [Mon]09:34
「ユリイカ」の諸星大二郎特集に導かれて読む。手元にあったのは少年チャンピオンコミックスの全2巻。
「マッドメン」は版で違うところがあるようだ。

ニューギニアを舞台に、現代日本人も、伝統的生活を営むガワン族も、神話に導かれて生かされるという話。
土偶がキーアイテムとして出てきて日本古代との関連性がヒントになってるので、アイテムを投げながらの呪的逃走でイザナギ、イザナミを思い、ならナミコはその流れで女神を継ぐのかとか、飲み込めて読んだ。

あと、相似形の神話が環太平洋、シルクロード的配置で分布するってのは宗像教授も言ってたな~とか。
おお、古代史漫画を読んできた成果が! と自分で自分を振り返る。

で、コドワたちは、そういった世界的に「よくある」枠組みを拒否する。
そりゃ、自分たちの伝統を踏みにじってきた文明の源流が自分たちの伝統と相似だと知ったら、どっちにも与せないだろう。

神話は、それまでの権威や力や伝統を新しい価値観で押さえつけるために「神」(人とは遠い存在)に持ち上げて「流れはあるけど、現体制には直接カンケーないからね」としてしまうものだから、
ガワン族の側が伝統に縛られている限り、(日本の)文明の侵攻は免れえない。
(この辺、神話の構造、流れすら汲まないキリスト教の勢力は完全な異物となっている)

伝統を理解したら、構造に取り込まれる。
そこで、逃げる。逃げた姿は、「きっと幸せに・・・」という想像でしかなくて、抽象的だ。もう見ることも考えることからも遠く、別の体系の世界へ行けたんかね。

それにしても、どこにでもついていけるナミコの適応力には驚くべきなんだが、思えばナミコが何を考えているのかって、よくわからない。
コドワにこだわっている根拠は兄妹だからということだが、後半はどうにも神話的な構造のために動かされている受動態じゃないかな。

となれば、コドワはナミコの受け身に導かれた(なんだか?)ってことで、やっぱ神話は女性がさりげなく作るんだよ。
なんてね。

マッドメン (1) (創美社コミック文庫 (M-1-1))マッドメン (1) (創美社コミック文庫 (M-1-1))
(2006/07)
諸星 大二郎

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