06« 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31.»08
読んだ漫画単行本をひたすら記録。読んだ端から。
ブログ内検索

プロフィール

mangalog

Author:mangalog
自由業。07/03/23以前のものはストックからのもの。
全記録にするためのフォーマット作成を思案中。
カテゴリを作者名にしてみたらなんだか冗長なことに。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

スポンサーサイト
--/--/-- [--]--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告  |  TB:--  |  CM:-- | 編集
迷惑な神風じゃ「この世界の片隅に」(こうの史代)下
2009/05/05 [Tue]09:11
一国民の戦争体験が完結する。物語は現代に続いていくのだけど、すずさんの物語はどうなったのかな。
カバーの絵は髪を切ったすずさん。読み終えて、折り返しの先を見ると、ああ、となる。

兵士でもなく、死者でもなく、夫も子どもも失うことがなく、残る大怪我は抱えたけれど、すずさんはどうしても脇役だ。
漫画の人物としては、もっと大事に面して、悲劇を背負って(十分な悲劇なんだが)、そこから雄々しく立ち直るというドラマを通じてキャラが作品にねじこまれていくんだけど、すずさんは、まるで絵に描かれたように、ぽつんと状況に置かれてしまった。

戦争という奇妙な家庭に嫁いできてしまって、それでも現実と受け入れて、つつましく暮らしていたのに、すべてがウソのようで、現実感がないまま終わってしまった。
想像だけど、作者は描くことによってすずを不幸にせねばならないことに抵抗があったのではないか。
それでも、鬼イチャンが鬼になって帰ってくるような、描かれた幻想が現実を救済していくことで、結末、作品の意義としたのだろう。

生活描写の細やかさに見入っていた漫画だけど、生きて、居場所を見つけて、そこで暮らすという、平和だと意識すらしないことへの思いが描かれている。
思わないことを描いてることで、あるものが見える。それは、怒りでも悲しみでもあることで描くよりも難しいかも。

すごい漫画を読んだな。

この世界の片隅に 下 (3) (アクションコミックス)この世界の片隅に 下 (3) (アクションコミックス)
(2009/04/28)
こうの 史代

商品詳細を見る




スポンサーサイト

テーマ:今日読んだマンガは? - ジャンル:アニメ・コミック

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://mangalog.blog75.fc2.com/tb.php/568-e3cb0192
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ComicDash

コミックダッシュ! dukimochi の所有コミック

週刊マンガ日本史

週刊マンガ日本史

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリー

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。