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朝日がネトネトと昇る「空の巻き貝」(逆柱いみり)
2009/08/14 [Fri]15:13
漫画では「はたらくカッパ」から実に4年ぶりの新作。
その間も、ビリケン商会の「脳内怪獣リゾート」でソフビ作って漫画冊子も付けてるわけで、造形作家で、漫画家で、音楽家(漏電銀座)なのだよな。

今回はカッパが主役では出てこず、風景の中にいる。
主人公の少年2人は(一方は巻き貝の子どもなのかなんなのか)が旅をするという、展開のある話だ。始まりがあって終わりがあって、結ぶスジがある。
妄想、幻想的な寄り道もあるけど、ちゃんと少年たちは成長、変化して、家に帰ってくるのだ。
(わかりやすくムケたりイタシたり、ダメな大人が出て来たりという通過儀礼もある)

単純に子どもと大人の二元で深読みしてもしょうがないんだけど。
子どものころ、巻き貝で空を飛んでる序盤は、空は青く(漫画表現的には白くヌケてる)、少年たちは気ままなのだけど、刑務所を経てからは空はドンヨリ(漫画的にはベタ)しているのだな。
でも自分の意思とは関係なく黒い大人の世界に出てしまった彼らが、臍の緒(電話)で故郷に戻るなんて、子どもへの回帰と読んでしまうよなぁ。

(作者の画集が『臍の緒街道』だから、臍の緒ってフレーズが好きなだけかもね)

生家にはあの醜い親、大人はもういない。
自分たちを大人にし上げた女性もいない。

ムケたナニをぶら下げて、ハイソックス(いいとこの坊ちゃんの象徴だそうな)履いて、寝る。ゆったり寝る。
でも巻き貝(貝類ってのも女性的だよねー)は、しつこく少年たちをいじりに来るのだった。

そういう漫画だ。
解釈してもしなくても、どうでもいいか。

みぎわパンの妄想をタネに、作者の中の大人が書いた新作ではないだろうか。
物語を書いてしまいそうな自分を抑える必要が出て来たのかな。

怪獣造型の方で、妄想のみ、表現したいものだけを出せる環境ができたから、漫画に対してちょっとスタンスが変わったのかも。

逆柱いみり作品としては、現状では異色。これからはどうなるか。
未読の人は、これだけを読むのはもったいない。
「はたらくカッパ」以前へと遡って行くのも面白いかもね。


空の巻き貝空の巻き貝
(2009/07)
逆柱 いみり

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