2009/10/09 [Fri]10:00 足子先生の退場に伴う全校集会と、その後の文化祭&生徒会選挙の話。
学校ってこんな行事だらけだったかと思い返すが、臨時の全校集会はともかく文化祭も選挙もあったよなぁ。 でも、あそこまで自主性や向上心、功名心を伴ってやってたか。 やっていない。鈴木先生の世界は、対話を解決術とするファンタジーだからな。 対話や調整を拒否したもの、対話より自分の常識やルール、気分や機嫌、利害関係を優先したものは退場させられる。
対話での解決は困難だが、自己管理と相手との向き合う姿勢が鍛えられるのも確かだ。 もはや、いい大人が笑って読める漫画じゃないねぇ。 こんだけ対話に全力をかけられるか、と問われているわけで。
対話にしても、敵味方に分かれてのバトルじゃない。 鈴木先生を避ける神田マリのそばには、鈴木支持者の平良がいる。 生徒会選挙と文化祭の準備が並行して、複数の対話・対立の線が絡まる。
で、恐ろしいのは、これだけよくしゃべり、感情があらわになる漫画なのに、 わかりやすく「動揺を誘う告白」を出したけど本心は……という手法が出るところ。 これは深すぎる。びっくりした。中学生の考え方ってなぁ。
初期のころの、微妙に主張できない子供の心をつかもうと苦労してたころなら、いろいろ深読みもするんだが、最近は顔や言葉に出る感情が多かったので、びっくりした。
扉の生徒会選挙ポスターにしても、神田マリのが確かにアレだなと思ってたら、しっかり回収するし、どんなわき役も小道具も、見逃せない。 すべてに意味があるのも、変わらず徹底されているのか。
配役と台本がかなり計算されている。それでいて、演出されている印象はない。 この細やかさ、神経質さが特異なところだね。
繰り返し思うが、教室の隅にいた生徒も見逃さない姿勢に好感。 そのへんの学園ものは、いいことやってても主人公や事件の関係者周辺しか出てこないものな。 (騒げば大事にされて理解されて、普通にしてても気にかけてもらえないって不公平感は「掃除当番 」時代から掲げているテーマだしね)
しかし生徒会やると、高校受験にはちょっと有利かもしれないが、そこまで血眼になるか……。 大学までエスカレーターのブランド校に入るためかしら。 泥臭いが努力は努力なんだよな。ライバル以外に迷惑かけてるわけでもなし。 (仕事はやるんだろう) 評価が難しい子たちだな。
テーマ:今日読んだマンガは? - ジャンル:アニメ・コミック
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