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なかなかね……死ねないもんだよ「犬を飼う と12の短編」(谷口ジロー)
2009/11/15 [Sun]09:27
なんだか単行本発売ラッシュの谷口ジローを、この機会に少しずつ読んでいく。
自分の読みログからして、読んだのは「飢狼伝」と「孤独のグルメ」か。思い返してもこれら以外読んでない。
どっちも原作付きだから、個人作を読むのは初めてになる。

最初の「犬を飼う」からして、じんときた。これはすごい短編集だぞと、いきなり確信した。
老いた犬が弱り、死んでいく。犬の命は人間より軽いとされているが、それだけに「たかが犬」の感覚が描写に重たい抑制を働かせている。
というゴタクはおいといて、描写から逃げていない。
老いて、傷ついて、ボケて、汚れて、痙攣して死んでいく。現実でも目を背けたいし、漫画/フィクションでわざわざ見たくないものをそのまま出している。

絵がうまいだけじゃないんだよなぁ。生命感まで捉えているような表現だ。

それに続いて「そして…猫を飼う」の短編が続くのも、キレイゴトの漫画ならナシなんだけど、現実のペット愛玩としてはアリ。ありうる。
読んでる方も「ええ~っ」と思いながら、猫に「かーわい~~」となってしまう。
そのわがままというか、気ままな人間とも向き合ってる……のではないかと。

それでいて露悪的にならないのは、紳士的な登場人物たちのおかげだろうな。
なんというか、「シャツをイン」しているきっちり感。
暴言や激高とは無縁ではないかと思える、ジェントルな空気。
その落ち着きの上に、緻密な描写がのっかり、安心して自然の情緒を汲み取れる。

だって、松華樓に独り住まいしている貧乏青年が自室でごろっとしているときですら、シャツをインしているのだ。
なんというキッチリ感。


で、残念なのは、この単行本、初出が書いてない。
書いた時期は知りたいものだと思うんだけど、なんでだろう。

というわけで、小学館と双葉社の作品フェアに乗るようにして、谷口ジローを読んでいこうかなと。
犬を飼うと12の短編 (ビッグコミックススペシャル)犬を飼うと12の短編 (ビッグコミックススペシャル)
(2009/09/30)
谷口 ジロー

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