FC2ブログ
08« 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30.»10
読んだ漫画単行本をひたすら記録。読んだ端から。
ブログ内検索

プロフィール

mangalog

Author:mangalog
自由業。07/03/23以前のものはストックからのもの。
全記録にするためのフォーマット作成を思案中。
カテゴリを作者名にしてみたらなんだか冗長なことに。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

スポンサーサイト
--/--/-- [--]--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告  |  TB:--  |  CM:-- | 編集
一度できてしまえばもうおしまいね「ヘイ!マスター」(上村一夫・関川夏央)
2010/02/09 [Tue]09:06
「坊っちゃんの時代」の関川夏央からの流れで、古書店で発掘。

表題作の「ヘイ!マスター」は増刊ビッグコミック掲載作。
オカマ、ゲイのマスターが探偵として夜の街を行くという、脈絡はないが雰囲気はある設定。
昼ドラとか2時間ドラマにできそうな風合いだ。
事件もすっごく驚くようなものでなく、人情にホロリ。これはもう時代性。

男女のもつれが事件の核にあるんだけど、オカマゆえに当事者からは遠く離れ、だからこその哀愁がある。
そして決定的に、このマスターが目元こそパッチリだけど小太りの中年なのだ。
リリカルに抒情したところで不格好である面白みがきいてる。
(いや、カッコいいとこあるんだけどさ、造作的には不格好)

面白い雰囲気なんだけど、フツッと終わっている感じ。でも掘り下げる設定でもなさそうだからなぁ。


深みというか凄味があるのは「焦土の塔」の方。
近代麻雀オリジナル掲載作だから、なんだかだ麻雀をしなくてはいけないのだけど、戦後の焼け跡で若者が集い、人生を賭けて、かつ、目的や成果に固執せず散会する潔さ。かっこいい。
和了る寸前の高揚感を強く掲げるミミの美しさよ。

上村一夫作品らしい、ザワザワした空気ときりっとした個人と、語りつくせない思いが出ている。

上村一夫はちょっと前に固め読みしていて(復刻が盛んだったころね)、あまりに一気読みしすぎて個々の作品の印象が薄いのであった。
「同棲時代」「関東平野」「凍鶴」を読み返そう。
もうちょっと思いを固定しておかないと、もったいないからね。

ヘイ!マスター (ちくま文庫)ヘイ!マスター (ちくま文庫)
(1999/07)
上村 一夫関川 夏央

商品詳細を見る
ヘイマスター (アクションコミックス)ヘイマスター (アクションコミックス)
(1988/02)
上村 一夫関川 夏央

商品詳細を見る
スポンサーサイト

テーマ:今日読んだマンガは? - ジャンル:アニメ・コミック

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://mangalog.blog75.fc2.com/tb.php/706-347cc04a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ComicDash

コミックダッシュ! dukimochi の所有コミック

週刊マンガ日本史

週刊マンガ日本史

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリー

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。