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あくまでもスマートかつ渋く「きまぐれな輝き」(川崎タカオ)
2010/02/26 [Fri]09:04
表紙から出オチの感もあるが、面白かった。
基本的にはダンディー、ジェントルを装いつつ、または装っているからこそ滑稽になってしまう男の哀愁ギャグ。
その象徴がバードガイで、親分を主役にもっと読みたいぜ。

おおひなたごうに通じる、似たジャンルの笑いだが、ダンディーを気取りきれない苦しみに味がある。
(おおひなたごうの場合は、最初から滑稽だとしてダンディーしている、のではないか)

収録作品だと「自称探偵」のわびしさや、「紳士同盟」のダサさがいい。
最後の「さらば変わった友よ」もいいんだけど、ギャップで笑う、楽しむスタイルは共通なので、さすがに飽きる部分もあるんだよな。
ギャグ漫画のつらいところなんだが、だんだんキレ味が鈍く感じる中で、単行本としてはアンカーの重責を担うわけだから。

で、巻末の本秀康・スージー甘金・川崎タカオの対談によれば、なんとギャグ的な面白さを出したのはリトルモアの「へたれチキン」の方なんだそうな。
なんということだ。こちらは漫画としての形式を踏まえているらしい。

破壊力に期待して「へたれチキン」も読もうかな。

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