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槍を持って闘う時代が終わった「週刊マンガ日本史 徳川家康」
2010/03/26 [Fri]10:13
戦国時代最後を飾るのはもちろん家康。
漫画は氷栗優。なんといっても、この家康が狸顔でははない。
これまでの号で、脇役でもなんだかだ狸顔で描かれていたのに、いきなり顎の細い、いかめしい老将として描かれている。
付録の人物カード(藤原カムイ)とあわせて、歴史上の人物の肖像なんてわからないものだということだね。


渋き老将・家康が見すえるのは戦のない時代。
幼い頃の描写はないけれど、戦乱期ゆえに生い立ちに苦労があったことが伏線なのかもしれないが、戦国時代ではどこの武家でもそんなんだったのではないか。
勝てば主人公、だな。

「戦がないと食うにも困る地獄の亡者どもめ」と家康は戦国武将を吐き捨てていて、
それと戦バカの真田幸村が好対照に出てくる。いい敵役だなぁ。
しかし、紹介されている幸村の肖像画がひどくブザイクで、やっぱり負けたからかと思ってしまった。

河合敦さんのコラムでは、家康が源氏を名乗るまでのうさんくささが語られている。
漫画では野心家の面が描かれてなかっただけに、いいバランスの号だ。
次の24号は徳川家光。

付録の人物カードは「山田長政」「徳川秀忠」「伊達政宗」「天草四郎」「春日局」「宮本武蔵」「中江藤樹」「柳生三厳(柳生十兵衛)」「徳川家光」

紹介されている資料は山岡荘八原作・横山光輝漫画など。大坂の陣だけで本ができるんだな。

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