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その一票を投じてくれ「鈴木先生」(武富健治)9
2010/03/30 [Tue]09:33
立会演説会から投票、開票へと生徒会選挙は進む。

作者が西に語らせているのは、投票行動そのものへの疑問。
なにしろ西は生徒会選挙のために出て来た人物だからな。
毎回、テーマごとに熱く語り訴える人物は、作者の代弁者なんだと思う。
(それに対して答えが確定できてるから描けるんだろうな)

だから、本心では、漫画や生徒会でない選挙にも一言あるだろう。
公正に見える手続きに沿えばいいということではなく、そこにある欠点、裏に隠される事象。
そこまで気を配っているシステムはもちろんあるのだが、
「とりあえずそうしておく」と「常に柔軟に変化させる」はまったく違う折衷案だからな。

で、実際の選挙結果を見れば、西に流された層もそこそこいそうに思える。
それでいいんだよな。
大事なのは変化し行動し訴えることで、選挙を「ダメなシステムだ」と断じているだけじゃいけないわけだし。


で、続くエピソードは文化祭。演劇部とクラス劇で早くももめていて、そこに足子まで出て来てしまう。
あれだけ理屈で語り、考え抜いて行動した選挙の話のあとに、理屈が通じない足子先生が出てくるとは。
油断できないぜ!

演劇そのものについても語られそうで、楽しみだ。

鈴木先生 9 (アクションコミックス)鈴木先生 9 (アクションコミックス)
(2010/02/27)
武富 健治

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