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最初の血が溢れ出た「シグルイ」(山口貴由・南條範夫)14
2010/04/05 [Mon]09:37
始まりそうで始まらない御前試合の事前描写が掘り下がる。

以前は展開の遅さにイライラさせられていたが、今はなんだか落ち着いてきて、
いくらでも待てるし、むしろ引き延ばしてほしいとすら思っている。

藤木や清玄が何かに感じ入り、苦しみ、昂ってほとばしるシーンは折りに付け挟まれるのだけど、
「出た!」「待ってました!」「筋肉張ってるよ!」
という心境だ。読んでる自分も成長したものだよ。

この巻での勝敗は藤木側。
生まれにコンプレックスのある清玄は、もはや「勝ち」を踏まえて夢想している。
それは欲であり邪念。勝ちたいんじゃなくて、名声がほしいのだもの。
対して藤木は三重を手にするために、勝ちを目指すことを心新たに誓っている。
構えとしては藤木の優勢勝ちだよな。

登城中にすれちがう緊迫のシーンも、原作にあったっけ。あったと思う。
もう読み返すことはなくて、あったような気になってる。それでいい。

シグルイ 14 (チャンピオンREDコミックス)シグルイ 14 (チャンピオンREDコミックス)
(2010/03/19)
南條 範夫

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