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彼らは確かに生きていた「AL」(所十三)1
2010/04/17 [Sat]09:47
貴重な恐竜漫画の新作。
「恐竜大紀行」や「DINO2」のような紀行路線でなく、
「ユタ」のようなファンタジーでもなく、
トリケラトプスの幼体を主人公にした冒険・成長・バトルものになっている。

作者の恐竜知識が半端ないので、過去作ではたくさんの恐竜を出したり、
学術的うんちくのための演出と思う部分もあったけど、
今回の「AL」では登場恐竜がトリケラトプスとティランノサウルスに絞られていてわかりやすい。
物語の中で出てくる生態うんちくも自然だ。

初心者にもわかりやすく、マニアでも納得のドラマとうんちくの両立なんじゃないだろうか。

しかもそのうえで、主人公と強大な敵が突然変異として際立たせられている。
全体をうんちくで固めておいて、ドラマの部分にありうる範囲での突然変異を入れて盛り上げている。

上手いなぁ。いかに恐竜のカッコよさ、魅力を伝えるか、という意味でも、物語漫画としても。
この初期の「いいなぁ」感をベースに、アルの成長が楽しみになる。
恐竜うんちくを「勉強だ!情報だ!」と意識せずに読ませてくれるんだよね。

AL 1 (少年チャンピオン・コミックス)AL 1 (少年チャンピオン・コミックス)
(2010/04/08)
所 十三

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