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無知なる日本の漫画ファンへ「戦争はいかに「マンガ」を変えるか―アメリカンコミックスの変貌
2007/06/11 [Mon]14:42
アメコミといえばスパイダーマンにX-MENだろうと思ってたら大間違いだ! という指摘に始まるアメリカのコミック事情解説書。

タイトル周りから「9.11」の強調が感じられるけど、内容はもっと広い。アメリカにおける漫画表現や流通網の種類、ファン層、消費のされ方について広ーく解説してある。
スパイダーマンは誰がいまどこで描いて誰が読んでどう受け入れられてるのか?ということを背景まで含めて丁寧に。

当たってる資料も豊富で、これを元にアメコミ研究を掘り下げていく人も出てくるのかなと。
アメリカ人にとってのコミックスがあり、それの日本への影響があり。向こうでは漫画は一般的でもなく、オタクのみのものでもなくなって、なんだかよくわからないポジションのようだ。媒体や表現手法がいろいろあって、漫画といっても多面的、というのは日本といっしょか。


読んで考えるとすると、日本でテロが起きて、それを憂うヒーローが出てくるのかなと。
地下鉄サリン事件を防げなかった仮面ライダーが膝をついて絶望するか。日本のヒーローはアニメでも特撮でも「子ども向けですよ」というベースが強固にある。だから、リアルに対して「ライダーがいたら…」なんて考えない。
むしろ首都圏のピンチを救ってくれそうなフィクション戦士は、スーパー戦隊じゃなくて織田裕二かもな。
漫画と現実の折り合い(区別とか卒業とか)自体をテーマにした「20世紀少年」なんて作品もヒットしてる。
こういう「日本では~」話はこの本のレンジ外だけどね。
などと、つらつら。

9.11のチャリティーコミック、読んでみたいな。洋書で買えるかしら。


というわけで、いろいろ考えられる、良い本だった。
ただ、未知の領域を解説する勢いのあまり、これまでアメリカの影響を軽視・無視してきた日本の漫画評論へのバッシングも強い。「これを知らずして」な論調で、ま、いわゆるトゲがあるところがまた。
関心しながら読んでるのに、「きみら、知らなかったんだろう!」な圧力を感じてしまうのはちょっと重たいというか、素直に読ませてくれればいいのにと思った。
漫画評論の現状への不満が相当たまってるんだろうなぁ。

戦争はいかに「マンガ」を変えるか―アメリカンコミックスの変貌 戦争はいかに「マンガ」を変えるか―アメリカンコミックスの変貌
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